今回は『ブギウギ 』の68話(第15週)1月9日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【闇市】と題して第15週68話をお送りします。
終戦から3か月がたってもスズ子の歌の再開は目途が絶っていませんでしたが、愛助の体調は日増しに良くなり大学への復学を決めます。
スズ子と小夜は愛助の復学祝いをしようと闇市に買い出しに出かけたのでした。
<ブギウギ 第15週68話のあらすじ>
終戦から3か月が経った11月になっても、世の中の混乱は続いていました。
スズ子は歌う目途が立っていませんでしたが、つつましくも愛助と一緒にすごせることに小さな幸せを感じていたのです。
すると愛助の病状は落ち着いてきていて、日増しに元気を取り戻していきます。
そして愛助は大学に復学することを決心したのでした。
スズ子は愛助の復学を祝おうと小夜を引き連れて闇市に買い出しにでかけます。
ところが戦後の食糧事情は最悪で、闇市では足元とみたような値段でしか買い物ができません。
“大金はたいてこんだけかいな”
嘆くスズ子と小夜は、子供たちがチョコレートを配るアメリカ人に群がっているのを見かけます。
すると突如、小夜がそのアメリカ人に駆け寄っていて声を掛けたのです。
“ギミ・チョコレート!”
そう話しかけた小夜は何とアメリカ人からチョコレートをもらえたではありませんか。
チョコレートを手にした小夜は『日米会話手引』という冊子をスズ子にみせます。
チョコレート欲しさに勉強したと明かしてくれた小夜。
そんな小夜に驚かされたスズ子でしたが、久々に口にした甘味に幸せを感じていたのでした。
そんなこともあってアメリカ人への警戒心が少し和らいで、運試しだと言って闇市で売られていた”宝くじ”を買ってみることにしたスズ子。
その日の夕食は愛助の復学を祝っての精一杯のご馳走でした。
そしてスズ子と小夜は愛助に購入した”宝くじ”を見せびらかします。
“パッパカパ〜ン!当たったら1等がなんと10万円!”
すると話題はさっそく10万円が当たったらと使い道で盛り上がったのです。
愛助が世界的エンタテイナーを日本に呼んできて、皆の記憶に残る舞台を成功させたいと話すと、小夜は涙が枯れ果てるまで”うなぎ”を食べ続けたいとそれぞれの夢を語ったのでした。
そんな話題のせいもあって、小夜は翌日になって大切なへそくりを抱えて闇市に独りで向かいます。
“宝くじ、3枚下さい!”
すると”宝くじ”を売っていた販売員が、4枚買えば外れてもタバコと交換できると言ってきたのです。
4枚目を買う金を持ち合わせていない小夜が戸惑っていると、昨日のアメリカ人が近づいてきました。
そして何と小夜に1枚宝くじを買い与えてくれたのです。
“グッドラック”
アメリカ人が口にした言葉の意味を知って感心した小夜。
“キザったらしいこと言うんだな。アメリカさんは”
そんなある日のこと、マネージャーの山下からスズ子に吉報が届けられます。
それは永らく閉鎖されていた『日帝劇場』で、2週間後に歌謡ショーが開催されるというものだったのです。
その歌謡ショーにはスター歌手が集められることになっていました。
“復興に向け弾みをつける意味でも、この公演を盛り上げようと皆気合い入ってますわ!”
そんな山下の話を聞いて喜びを爆発させたスズ子と愛助。
こうして終戦から3か月が経ってようやく”福来スズ子”が活動を再開することになったのでした。
ブギウギ15週ネタバレ69話[劇場再開も心に傷を負ったりつ子は歌えるか
<ブギウギ 第15週68話の感想>
当時の在留アメリカ人は、慣れない人にとっては怖れしかなかったのかも知れません。
身体は大きいし、何を言っているのか理解できないのだから仕方ないですよね。
でも優しいアメリカ人は少なくなかったようで、その当時からボランティア精神があったようにも思えます。
その一方で闇市では法外な値段で暴利をむさぼろうとする日本人もいたようで、以前の敵味方が入れ替わってしまったようです。
それにしても小夜に4枚目の宝くじを買い与えてくれたアメリカ人の真意が少し気になりますよね。
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