カーネーション23週あらすじ128話‐133話まどわせないで

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朝ドラ カーネーションの23週ネタバレあらすじの1話ごとの詳しい内容です。23週タイトル「まどわせないで」128話から133話までの解説です。

カーネーション23週ネタバレあらすじ予告[まどわせないで]

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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図

第128話

昭和60年10月のとある日の朝に朝帰りの孫娘に起こされた72歳の糸子はまずは1階にある神棚と仏壇に向かいます。

その前には生前に糸子と仲良くしていた面々の写真が並べられていて、そんな人たちにお供え物をして手を合わせるのが糸子の日課となっていたのです。

優子の次女で15歳になっていた里香は東京に住む優子のところを飛び出して糸子のところに飛び込んできていたのでした。

里香は高校へも行かずに髪を染めて派手な化粧をしては夜な夜な遊びまわっていたのです。

そんな娘を心配して優子は電話をかけてきて夜遊びしていないかと訊きますが、糸子は朝起きたときはちゃんと家にいたと里香をかばって話を聞こうとしません。

そんなときに2人の店員が出勤してきたため糸子は電話しながらあれこれ出勤してきた店員に指示を出します。

すると優子がムキになって話し始めたため糸子はうるさそうに一方的に電話を切ったのでした。

そしてそのころになるとオハラ洋装店にやってくる客層は高齢者がほどんどになっていたのです。

高齢者は若者ほど頻繁に洋服をつくることはなく、いつしか糸子の店はゆっくりと時間が流れるようになっていたのでした。

そして糸子はそんな高齢者のためのイイ服をオーダーメイドでつくっていこうと考えていたのでした。

東京の優子は全国展開するブランドの社長兼デザイナーとして30店舗を構えるようになっていたのです。

しばらくして今度は直子からの電話がなり明日の自分のショーを見にくるときに忘れた契約書を持ってきて欲しいと頼まれます。

7年前にパリコレクションを成功させてから東京を拠点にして世界を飛び回るようになっていた直子。

一方で突然ロンドンに行きたいといって出て行った聡子は今でも向こうにいったままで、10年前には自分のブランドを立ち上げていたのでした。

 

第129話

明日は直子が開くショーを見に東京にいくから新幹線の切符を2枚とるよう店員の山口孝枝に頼んだ糸子。

するとそれを聞いていた里香が自分は行かないといいます。

そんな里香に働かざるもの食うべからずとカバン持ちを命じた糸子は優子は来ないからと安心させたのです。

そのころになっても間柄は相変わらずで互いのショーは見ないようになっていた優子と直子。

ところが里香は何故かずっとジャージをきたままで、東京へも同じ格好でいきます。

それでもショーが始まると里香は糸子の後ろでモニターを見入っていたのでした。

ショーが終わるとパーティが始まり大勢の人が直子を祝福します。

そしてしばらくして糸子と里香の前にあらわれて姪のジャージ姿を不思議がった直子。

そしてジャージと決めたらそれを突き通せと自分がセーラー服ばかりを着ていたことを明かしたのでした。

そのあと糸子は日が上がっている間は里香を連れて東京を観てまわります。

すると里香は岸和田に帰ってからも昼間おきていて夜は寝るようになったのでした。

しばらくして河瀬譲から糸子の話をきいたという吉岡栄之助が訪ねてきます。

譲はかつて糸子が販売出来なくなった金糸の入った生地をさばいたことで助けられた生地問屋を営む河瀬商会の跡取り息子だったのです。

栄之助は譲の知り合いで京都で呉服屋を営む老舗店の跡取り息子だったのでした。

頼みがあるという栄之助は糸子の前に白い生地を広げます。

そして誤ってその生地を100反も仕入れてしまったことを明かしたのでした。

 

第130話

100反と聞いて驚きを隠せない糸子はどう間違えたのかと訊きなおします。

すると栄之助は父親に認めてもらおうと中国で”スワトウ”という刺繍の入った生地をみつけて1反だけ購入したつもりだったのです。

ところが実際には100反も発注してしまったいたのでした。

しかもすべてを売りさばかなければ勘当だと父親から殴られたうえに言い放たれていた栄之助。

そうして事情はわかった糸子でしたが、さばく知恵を貸して欲しいという栄之助に自分で考えろと突き放したのでした。

そんなある日のこと、清川の娘だと名乗る女性客がオハラ洋装店にやってきます。

喜寿のお祝いにドレスを仕立ててあげたいと思ったものの断られてしまったと糸子に相談しにやってきていたのです。

そんな清川の娘に採寸されるのが嫌なのかも知れないと伝えた糸子。

そして採寸しなくてもドレスを仕立てることを伝えて請け負うことにしたのでした。

少しずつ普通の生活を取り戻しつつあった里香は居間に飾ってある写真を磨くように言われます。

面倒くさそうに磨いていものの泰蔵の写真をみて手が止まります。

さらに手に取って見入ったうえにはチームの先輩に似ていると口にしたのです。

そんな里香に男前だろうと話しかけた糸子は横に並んでいるヘタレの写真もちゃんと磨くようにいうのでした。

そんなときに優子から電話がかかってきて娘に会って話がしたいと言います。

ところが糸子は里香がジャージ以外のものを着るようになるまでは駄目だと来ることを禁じたのでした。

そんなある日のこと里香は見知らぬ男子学生に背負われて帰ってきます。

神山正志と名乗ったその学生は里香がヤンキーから喧嘩を売られていたところを見かけて、警察だと叫んで助け出していたのです。

神山にお礼を言った糸子でしたが、里香が運ばれた2階の方を見て表情を曇らせたのでした。

 

第131話

喧嘩でボコボコにされて帰ってきた里香は2階に上がったままでく食事とらず泣くこともないばかりか何も言いません。

心配になった糸子は直子に電話をして相談しますが阿呆がド阿呆のマネをしただけだと一蹴されてしまいます。

せめてもと仏壇に手を合わせて怪我がはやく治るよう祈っていると吉岡と河瀬の2人のボンボンがまたやってきたのでした。

すると戦争中の金糸入りの生地な話と今回の話が根本的に違うことを2人に説いた糸子。

そして糸子は自分より若い頭で知恵を絞れば景気がイイから売れるはずだと言います。

すると知恵を絞ってきたと口にした栄之助はそれぞれ別の色に染めた3束を糸子に見せたのでした。

それを見て呆れた糸子は”それで?”と訊きますが言葉が何も返ってきません。

そして帰れと言い放って2人を無理やり追い返してしまった糸子。

そのあと糸子が部屋に戻ると吉岡と河瀬が手土産でもってきた金箔カステラをみて孝枝と浩二が喜んでいるのを目にします。

ぶつぶつ文句を言いながらカステラを一口たべた糸子は、すぐさま2階に籠っている里香のことろへ持っていったのでした。

すると寝ていた身体を起こしてゆっくりと一片のカステラを口に運んで食べた里香。

そして美味いかと訊かれてコクっとうなづいた里香の髪を糸子は優しくすいたのでした。

そして孫娘の額に傷跡をみつけた糸子から辛いときは我慢する必要ないと言われた里香の目からは涙がこぼれ落ちたのでした。

翌日になって譲の父親がまたまた金箔カステラを持ってオハラ洋装店に姿をみせます。

そして糸子が息子に説教してくれたと感謝したのです。

河瀬は1年前に妻を亡くしていて息子がアホであること以外は何とかやってこれたと笑うのでした。

その日は”男の人は1人で御飯食べたらあかん”と思っている糸子が主催の食事会を催します。

小原家に集まってきた妻を亡くした初老の男たちは酒を酌み交わしながら自分の息子の馬鹿さ加減を披露しあったのでした。

 

第132話

しばらくすると譲と栄之助が性懲りもなく店に姿をあらわします。

糸子は2人に向かって敷居を跨ぐなと厳しく出迎えますが、そのあと仕方なしに入ることを許したものの、里香がお茶を出そうとすると必要ないと注意。

そんな糸子の態度に戸惑いを隠せない譲と栄之助でしたが、おもむろに封筒から書類を出したのです。

そして栄之助は”スワトウ”の生地をつかったスーツをデザインして欲しいと切り出し、糸子の名前を冠にしたプレタポルテをやりたいと説明。

取り出した書類の表紙には『オハライトコ・プロジェクト』を記されていたのでした。

さらに呉服屋であるものの目の肥えた年配女性の客層に向けて糸子のバリューを打ち出せば勝算があると続けた栄之助。

それを聞いた糸子は目を丸くして少し考えさせてくれと告げます。

すると2人はよろしくと頭を下げますが、糸子は既製服は金輪際やらないとも伝えたのでした。

ところが糸子は内心では阿呆ボンが絞った知恵を無駄にはできないとも思っていたのです。

それから数日後に今度は清川親娘が店にあらわれます。

糸子は車椅子にのった高齢の母親を励ましながら目測で採寸をおこない、素敵な洋服をつくることを約束したのでした。

おなじころ、里香は道を歩いていて喧嘩のときに助けてくれた神山正志から声をかけられます。

そしてクリスマスケーキを食べにいこうと誘われた里香。

ところがそのやりとりのようすを離れた場所からうかがっていた女子高生がいたのです。

小原家で糸子が帰りが遅い孫娘を心配していると里香がクリスマスケーキを持って帰ってきます。

そして自分は食べてきたとだけ伝えたて2階にあがっていった里香。

ところが仏壇に里香がケーキを買ってきてくれたことを報告してから、糸子がそれを食べようとしたときバイクの爆音が聞こえたかと思ったときガラスの割れる音と女の罵声が響き渡ったのでした。

 

第133話

東京に帰れと叫ぶ女を追って里香は外に出ますがガラスが割られていて逃げ去ったあとでした。

すると戻ってきた里香に向かって東京に帰るかジャージを脱ぐかを選べと迫った糸子。

“服ちゅうんは着て歩く事でそれに相応しい物事を引き寄せて回るんや”

糸子は里香の染めた髪の毛とジャージが今回の結果を連れてきたと続けたのでした。

翌朝になって糸子の前にあらわれた里香はジャージ姿ではなかったものの半袖短パン姿だったのです。

里香は母親の優香が選んだ服は着たくないと言います。

そうして里香は糸子が引っ張り出してきた三人娘たちのお古を着て過ごすことになったのでした。

昭和61年1月の初売りの前日に栄之助と譲を呼びつけた糸子。

糸子は年配の女性が着やすい着物を思わせるスーツをデザインしていたのです。

説明を受けて感心するアホぼんたちに必ず売り切るようハッパを賭けた糸子。

そして礼を言うなら譲のひいじいさんだと言うのでした。

一方で里香がジャージを脱いだら岸和田にきてもイイと言われていた優子から電話がかかってきて娘の様子を訊かれますが駄目だと返します。

そのときの里香の服装は下半身だけはジャージだったのでした。

ところが里香がはいていたジャージは自分のものではなく聡子のものだったのです。

糸子は里香が優子を毛嫌いするようになったわけを知ろうと問いただすことにします。

すると半年前から急に嫌になったことを明かした里香。

嫌いになったわけではないのに優香の全てが嫌になったと里香は泣き出します。

すると糸子は孫娘の背中をさすりながら大人になろうとしているのだと慰めたのでした。

しばらくして栄之助と譲が知り合いをつれてがまたまた糸子の店に姿をあらわします。

そして自分がデザインしたスーツは高額設定したにもかかわらず予約だけで完売したと報告された糸子。

さらに糸子を戸惑わせることで3人が頭を下げたのです。

“先生のブランドを作らせて貰えないでしょうか?”

それを聞いた糸子は固まってしまったのでした。

 

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