いだてんの1話あらすじネタバレ平沢和夫のスピーチと金栗四三が世界記録を!

らんまん

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2019年のNHK大河ドラマは『いだてん』

です。

 

“いだてん(韋駄天)”は仏法の守護神で仏舎利を盗んだものを追いかけて取り返したほど走るのが早い神とされます。

 

この事から足の速い人のたとえとして用いられる様になっています。

 

今回は

いだてん第1話のあらすじと古今亭志ん生を演じるビートたけしさんと嘉納治五郎を演じる役所浩司さんの想いなどを紹介します。

 

<いだてんの1話あらすじ>

 

落語家の古今亭志ん生の寄席題材

1959年(昭和34年)5月、日本が焼け野原となった敗戦から14年たっていたある日。

 

落語家の古今亭志ん生はタクシーで浅草の寄席を目指す車中で居眠りをしていました。

 

オリンピック招致を目指す東京の街は各地で行われている高速道路の建設工事でそこかしこで交通渋滞となっています。

「運転手さんまだ車進まないの?」

と言ったのは、寄席に遅れてしまうのではないかと心配なマネージャーを務めてる娘の美津子。

美津子の心配をよそに当の本人 志ん生は他人事のように気にしていない様子です。

 

ふと目覚めた志ん生は窓の外に足袋を履いて駆ける男の姿を見たような気がしました。

富久のたいこもちじゃねえか?

 

富久』は酒飲みのたいこもち・久蔵が、江戸の町を駆け回る落語の噺(はなし)で、

そうして、寄席に到着した志ん生は、高座で『富久』を熱演したのであった。

 

 

北原英雄の代役がオリンピック招致のスピーチで活躍

同じころ、ミュンヘンでの国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京開催誘致の最終スピーチをする予定であった外交官の北原英雄が全治3か月の怪我をしてしまいます。

そのケガの原因はなんと外務省の運動会でした。「運動会ごときで東京オリンピック招致を棒にふってしまうのか?!」と東京都知事の東龍太郎はあきれて言います。

 

代役として北原が推奨したのは東京誘致に反対しているNHK解説委員の平沢和夫でした。

語学が堪能でスピーチも得意でしたが、平原は反対している身。

内部では平沢にお願いするのを反対する声もありました。

 

ただ、平沢はあの東京オリンピック招致に尽力していた嘉納治五郎の最後の死に立ち会った唯一の人物だったのです。この人以外いないと…

 

「オリンピックを五輪に示されてる最後の大陸のアジアへ!!」

日本オリンピック委員会(JOC)総務主事の田畑政治と東京都知事の岩田幸彰が見守る前で平沢は見事なスピーチで東京開催を手繰り寄せます。

 

≫実在モデル田畑政治の生涯

 

志ん生と嘉納治五郎との接点

場面が変わって、志ん生がある日の高座で駆け出しの頃の自分と嘉納治五郎との接点について話をします。

 

その日に嘉納はフランス大使ジェラールから日本のオリンピック参加を初めて要請されていたのです。

 

嘉納はオリンピック参加の話を自身が校長を務める東京高等師範学校に持ち帰るが賛同をえられません。

それどころか日本のスポーツレベルは世界から大きく遅れていて時期尚早と反対さえれるさまでした。

 

また文部省に国費での参加を持ちかけるもこれも断られてしまいます。

 

さらに大熊重信に横浜正金銀行副頭取の三島弥太郎を紹介してもらうも既に嘉納は横浜正金銀行に借金があり断られてしまいます。

 

オリンピック参加を断るつもりでフランス大使館に出向いた嘉納はジェラールからストックホルム大会のポスターに描かれている日の丸をみて独断で受けてしまうのでした。

 

そして嘉納は自費で選抜予選会を開催することを決め自宅を抵当にいれて借金を増やしてしまいます。

 

いだてん金栗四三を発見!世界記録を樹立していた

 

1911年(明治44年)11月19日、羽田運動場で予選会が開催されました。

 

競技種目は100m・200m・400mとマラソンでした。

 

マラソンには全国の健脚自慢19名が参加しましたがレースが始まると雨が降り出しコンディションは最悪となってしまします。

 

しかし豪雨の向こうで探し求めていた韋駄天の姿を見つけるのでした。

 

彼の名前は金栗四三。

 

自身が校長を務める東京高等師範学校の生徒でした。

 

そして嘉納は時計を見て叫びます。

 

「2時間32分・・・世界新記録だ!」

 

実在モデル金栗四三について生涯を詳細に

 

<ビートたけし・役所広司それぞれの演技への思い紹介>

 

今回は古今亭志ん生を演じるビートたけしさんと嘉納治五郎を演じる役所広司さんの演技への想いなどを紹介します。

 

~古今亭志ん生を演じるビートたけし~

 

落語家と漫才師の本質的な違いは本人にしか分からない奥深いものがあります。

 

お笑い界の重鎮であるビートたけしさんでも古今亭志ん生に対する畏敬の念は計り知れないものがある様です。

 

“志ん生さんのまねなんかできっこない”と言いつつ残っている音源はほとんど入手して聞きこんでいると言います。

 

まねようもない”間”や”くすぐり”を意識することで古今亭志ん生の内面からにじみ出るものに迫ろうとしている様です。

 

また志ん生の”『飲む、打つ、買う』は芸の肥やし”と云う人生観もビートたけしさんの感性と照らしてとらえています。

 

ビートたけしさんは今回の役柄での”スジふり”と云う役を演じる以外の役割についても言及しています。

 

映画監督と云う視線視線も持ち合わせているビートたけしさんが演じる古今亭志ん生がとても楽しみです。

 

~嘉納治五郎を演じる役所広司~

 

役所広司さんとしてNHK大河ドラマは25年ぶりになるそうです。

 

今回演じる嘉納治五郎の人間観をスポーツ教育と日本のオリンピックに尽力した立派な人と云う面と周りに迷惑をかけるくらい前向きすぎる人と云う面でとらえようとしています。

 

また「とにかくやろう!」と云う情熱をもった子供っぽいキャラクターとも感じているようです。

 

さらに教育者としてオリンピックを通じて得られるものの意義に感動する嘉納に自分を重ねることでの役作りを考えている様です。

 

嘉納はオリンピックを通じて金栗四三の人生を変えてしまったと云う責任を感じている内面も大切な要素です。

 

今回のNHK大河ドラマは金栗四三を演じる中村勘九郎と田畑政治を演じる阿部サダオがW

主演ですが役所広司さんが演じる嘉納治五郎はそのふたりに大きな影響を与えるトリプル主役の一角とも云える役柄だと思えます。

 

役所広司さんがどんな嘉納治五郎を演じてくれるのか楽しみです。

 

いだてん大河の主要キャスト相関図表とあらすじや見どころまとめ


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