この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想と視聴率になります。
今回は3月15日(金)に放映された24週「見守るしかない!」の138話です。
<前回までのながれ>
夜中に萬平は源をたたき起こし、アメリカ製発砲スチロール容器に刺激臭がないわけを調べろと言います。
数日後研究室であれほど厄介だと思われた発砲スチロール容器の刺激臭が消えたことに驚く開発チームと真一。
刺激臭解決のヒントは時間と温度でした。
容器製造の最終工程に熱風を吹き込む部屋をつくることを決めたのです。
方やスープの問題も久坂たちの頑張りで解決していました。
岡と森本が持ち込んだ顆粒化対応でダマにならない解決策を見つけだしていたのです。
「よくやったみんな‼本当によくやった‼」
ようやく大きな問題が解決して皆に安堵の笑顔が戻ります。
萬平と源は立花家で福子、鈴、幸にまんぷくヌードルの試作品を試食してもらいます。
薄くて軽いのに熱くならない容器にはいった今までにはない食感と味わい。
鈴の箸は止まりません。
でも福子が主婦はこれだけでは100円は払わないと言い出します。
以前鈴が言っていたことを思いだし、麺と一緒に戻る具材をいれることを提案します。
翌日さっそく新たな課題が開発チームを与えられます。
「まんぷくヌードルはラーメンじゃない‼普通のラーメンに入っていない食材を具にするんだ‼」
具を入れると製造工程が複雑になり原価があがることを心配する岡と森本。
神部は具材のことで頭がいっぱいです。
パーラー白薔薇では世良はレオナルドが髪美人と腕を組んで歩いていたのを見かけたと言っています。
でもアキラもしのぶも世良の話を信じようとしません。
立花家で幸はレオナルドのおかげで英語のレポートでA+をとり喜んでいます。
幸田家では迷走しはじめた名木を忠彦がどうしたものかと頭を悩ましています。
その夜立花家ではまんぷくヌードルの具材について萬平と源が頭を悩ましています。
福子はひとりで幸のことを心配しています。
137話はここで終わり、そこからの続きで今回は24週138話のネタバレあらすじになります。
<138話の視聴率は>
138話の視聴率は20.9%でした。
前137話から0.7イントアップです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<138話のあらすじ>
開発チームは具材として干しシイタケ、干しワカメ、干し貝柱、高野豆腐を提案してきます。
「彩がもっと華やかで洋風なものが欲しいんだよ‼」
萬平に一蹴されてしまいます。
「まんぷくヌードルはカップに入っていることを含め味も見た目も何もかもが新しくなきゃ駄目なんだ‼もっと探せ‼」
ゲキを飛ばす萬平。
社長の厳しい要求に途方に暮れる開発メンバー。
「まんぷくヌードルを2倍も3倍も美味しくする具材を絶対にみつけてやろうじゃないか‼」
神部は皆を鼓舞します。
世良はまんぷくヌードルの試作品が出来上がったと聞き何もないより何か出したほうがいいと真一たちに言います。
真一たちから具をいれる検討を進めていると聞き驚いて言います。
「このままやったらホンマにまんぷく食品は潰れるで‼」
パーラー白薔薇で福子と鈴がアキラとしのぶから世良の話を聞いています。
レオナルドに恋人がいると聞いて喜ぶ鈴。
でも福子は幸の気持ちを聞いているので心配です。
アキラもしのぶも幸には恋心があると言います。
福子は勘違いかもしれないので取り敢えず黙っておこうと鈴に頼んだのでした。
その日の夜、鈴はレオナルドのことを話したくて仕方がありません。
福子は鈴を制しながら源の具材探しの話題に戻そうとします。
話ができずに鈴は不満顔です。
源は萬平の今までのラーメンに入っていない具材と言う考え方が理解できません。
「親父の言うことが理解できへんのや‼僕やて途方にくれるわ‼」
鈴も幸も萬平の無茶だと言います。
「無茶と言うことは非常識ということか?常識のなかに納まっていて画期的な商品ができるのか?絶対にやってやるという執念。それが人をあっと言わせるものを作るんや‼」
良い具材は必ず見つかる。
見つからなければ作ればいいと萬平は言います。
福子は萬平と源の間に入って父親の発明家の資質を引きついている源ならなんとなるとその場をおさめます。
寝るとき、萬平は福子が止めてくれなかったら喧嘩になっていたと礼を言います。
感情的になって論点がどんどん外れていくとろくなことにならないと福子。
「つくる」
源は寝床で萬平の言葉が気になって考え続けていました。
そして大学時代に読んだ論文集を読み返す源。
『フリーズドライ技術‼』
それは水分を含んだ食品原材料をマイナス30度で急冷凍し減圧して真空状態で水分を昇華させる技術です。
翌日、さっそく生物化学を専攻した久坂に聞いてみる源。
久坂も言葉しか知らなかったフリーズドライ技術を詳しく調べてみると研究段階の技術で日本にも研究している企業があることがわかります。
その会社でも成功しているのはネギ程度でしたがネギはまんぷくヌードルの具になります。
神部と源は製造機を探しに出かけます。
そんな源をみていて満足げな萬平。
<138話の感想>
まんぷくヌードルの具材に萬平が要求するものはまたしても非常にハードルの高いものです。
浅い考えでは既存の乾物しか思い浮かばず萬平からダメ出しをくらいます。
レオナルドはどんな思いで幸の時間を過ごしているのか気になります。
悪気はないのか遊び人なのか外国人の常識と日本人の常識の違いが悲劇のもとにならないで欲しいと思います。
同じ女性でも鈴は体裁を重んじ福子は幸の気持ちを重んじていてなかなか話はかみ合いませんね。
皆が行き詰っている時に源がフリーズドライ技術を思い出したのは発明家萬平のDNAが源の中にもあった証ですね。
小さな切欠を見逃さないのはものごとへの拘りと運の強さです。
研究中の技術でたまたま成功しているネギがまんぷくヌードルに採用できるのも偶然です。
諦めなければ必ず答えはあると言う萬平の信念を源が身をもって体現している姿をみれば萬平も嬉しくなりますよね。
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