なつぞら最終回の考察です! モデル77才の死と実在モデルより最終回の展開を予想していきます。
4月から始まった朝ドラ第100作となる『なつぞら』。
まだ放送が開始されたばかりのなつぞらですが、今回はなつぞらがどの様な
最終回を迎えるのか、奥原なつの実在モデルの奥山玲子さんが77才で亡くなった
ことから玲子さんの晩年を振り返って最終回や最終週はどのような展開になるか予想していきたいと思います。
朝ドラ定番黄金パターン最終回とからめて考えていきます。
目次
ヒロイン・奥原なつの実在モデル奥山玲子さんアニメーターから銅版画家へ77才の死について
************************
奥山玲子さんは晩年、銅版画調の作品「注文の多い料理店」の仕事が終わった後、
銅版画の個展などを開催して、銅版画家としてのキャリアを積んでいきました。
そして、平成15年(2003年)公開の銅版画調アニメ「冬の日」で、奥山玲子さんは
絵コンテと設計を担当して、アニメーション作家としてデビュー。
夫の小田部羊一さんは原画を担当しました。
この作品は、奥山玲子さんと小田部羊一さんの2人だけのスタジオである
「アトリエ羚」で制作されました。
その後も奥山玲子さんは、銅版画をフルアニメーションで動かす自主制作作品の
構想を練っていましたが、平成19年(2007年)5月6日、肺炎のため、この世を
去りました。享年77歳でした。
奥山玲子さん自らの希望によって、その死は約半年間、親しい人々にも
伏せられたままでした。
奥山玲子さんの訃報に、大工原章さん・大塚康生さん・林静一さん・山下恭子さん
といったアニメーション史を築いた方々が、追悼の言葉を寄せたようです。
実在モデルの奥山玲子さんの史実から予想する、なつぞら最終回
**************
実在モデルの奥山玲子さんは、昭和63年(1988年)に公開された映画「火垂るの墓」
を最後にアニメーターとしての仕事を辞め、銅版画家としての道を歩み始めています。
そのため、なつぞら最終回で奥原なつの死までを描くのであれば、なつも
アニメーターとしての活動から銅版画家への道を歩んでいて、夫と協力しながら
銅版画家としての作品を完成させ、その作品が公開されてからしばらくして、
亡くなるのではないかと予想します。
ただ、奥山玲子さんは自分が亡くなったことを約半年間、親しい人々にも
伏せていたようですが、なつぞらではなつは夫は勿論、親しい人々にも見送られ
ながら亡くなるのではないでしょうか。
朝ドラで享年などの詳しいことをやるかはわかりませんが、史実の実在モデルの
奥山玲子さんと同じくらいは生きると思われます。
実在モデルの奥山玲子さんは、77歳まで生きていたので、その年代まで、
まだ20才の広瀬すずさんが演じることが出来るのか謎ですね。
最終回まで、広瀬すずさんが奥原なつを演じるのでしょうから、晩年のなつを
演じる広瀬すずさんの演技力や雰囲気を出すメイクさんや衣装さんなどの力も
試されそうです。
奥山玲子さんが亡くなったのは、平成19年(2007年)とまだ新しい時代なので、
なつぞらの晩年から最終回にかけては、20~30代の人達でも見ていて懐かしい
と思える風景や作品が登場するかもしれません。
なつぞら最終回で、ヒロインとの別れのシーンがあるかはまだわかりませんが、
あるならハンカチなしには見られないですね。
どんな最終回が待ち受けているのでしょうか。
*********************
ここまでが、なつぞら実在モデル奥山玲子さんの77才の死よりでした。
奥山さんの旦那の小田部さんへのインタビューで最終回のヒントが!
小田部:奥山は、自分が何を描くにしてもアニメーション風になってしまうのを嫌っていました。銅版画だと、彫ったり刷ったりしていくことで、より深みが増します。手癖で描いていた線が、さまざまな条件で変わるのが新鮮だったみたいで。それでセルアニメーション的なものから一歩抜け出したいこともあって、どんどん銅版画が好きになり、横浜のカルチャースクールに通っていました。
そんな時に岡本忠成さんから『注文の多い料理店』で銅版画調でアニメーションをやってくれと頼まれその後、川本喜八郎さんの『冬の日に参加し銅版画アニメーションを作りました。新作も計画していたのですが、亡くなってしまい果たせなかったのは心残りだったと思います。
…とのインタビューで答えており、新しい形のアニメーションに挑戦しようとしてるところで亡くなり最終回を迎える可能性が高いと思います。
ここ最近の朝ドラでは、ヒロインの死が描かれることはあまりありませんでしたが、
今回は夫の小田部羊一さんがアニメーションの監修などでも関わっているため、
最終回でなつの死まで描かれる可能性が高いのではないかと予想されます。
ただ、ネタバレされている11週までの物語では、まだなつはアニメーターとして
駆け出したばかりなので、残りの15週でなつの死までを描くことが出来るのかも
疑問ではあります。
なつの実在モデルである奥山玲子さんは、アニメーターとして活躍していく
傍ら、結婚や出産をしていたり、女性にとってブラック企業だった東映動画と
戦ったり、フリーに転身したり、東京デザイナー学院アニメーションで講師に
就任し、後進の育成を始めたり、アニメーターを辞めて銅版画家としての道を
歩んだりと様々なことをしています。
そのため、何をどこまで描くかによって、なつぞらの最終回は変わって
来ると思います。
ただ、モデルや結婚相手から最終回を考えてみると、
最終週26週や最終回ではなつがアニメーターから銅版画家になり、今までにない新しいデイズニーのような斬新アニメーションを旦那さんと一緒に二人で会社を作り、作成する希望に満ちた状態で最後亡くなるという、朝ドラではヒロインの死は描かれないのが定説ですが、今回はいつもと違った希望の形の死で終わるのではと考えてます!
なつぞらはオリジナルストーリーということで、奥山玲子さんの史実通りに
物語が進むとは思えませんが、最終回がどんな展開になるのか、今からとても
楽しみですね。
▼7月25日発売のガイドブックパート2では26週最終回まであらすじのネタバレされてます。早く知りたい方はぜひどうぞ↓
スポンサード