この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第8週「なつよ、東京には気をつけろ」の43話44話です
<前回のあらすじ>
家族に本当の事が言えて胸に吊っかかっていたものがなくなったなつは嬉しそうに天陽の家に向かっています。
「じいちゃんが許してくれたよ!天陽くんのおかげだわ‼ありがとう‼」
自分の事のように良かったと喜ぶ天陽です。
教えてもらったと言うなつに何をと聞く天陽。
「なんもかもよ。私は、北海道に来て天陽くんに出会えて本当に良かった‼」
その後、なつは家で天陽の家族と一緒にそばがきを食べます。
天陽が陽平に手紙を書いておこうかと言うとなつは連絡先は聞いているから自分で書くと言います。
なつが東京へいっても天陽は陽平でつながっているんだと正治が言います
なつには本当の兄の咲太郎もついているから安心だと言うタミでした。
それから3ケ月があっと言う間に過ぎて卒業する3月がやってきます。
卒業式の日になつはクラスメイトや演劇部のメンバーと別れを惜んだ後に天陽の家に向かいました。
なつは天陽の家で生まれたばかりの仔牛の乳の飲ませ方を天陽に教えたのでした。
なつが家路についたところを天陽が追いかけてきます。
「なっちゃんのこと。ここで、帰ってくるの待たない。待つ必要もないと思ってるんだ‼」
なつにそう言う天陽は続けます。
「俺にとって、広い世界はベニヤ板だ。そこが俺のキャンパスだ。なっちゃんも道に迷ったら、自分のキャンパスに向かえばいい。そしたら、俺となっちゃんは広いキャンパスでつながっていられる、、、」
頑張れ、頑張ってこいとなつを激励する天陽。
おふたりは互いに強く握手をするのでした。
<なつぞら43話44話のあらすじ>
3月の終わりの地元の新聞に夕見子のことが載りました。
“問別初の女子北大生誕生”
その頃、夕見子は受験勉強から解放されてひたすら寝ていたのでした。
「ユミは、挑戦したから、、、辛いことも辛いと思うんじゃなく、楽しんでいたんじゃないかな⁉そんなユミを私は、本当にすごいと思う‼」
そう言いながら今度は自分が東京で漫画映画をつくる番だと気合が入るなつです。
なつが東京に旅立つ日に合わせて雪月で送別会が催されることになっていましたが、泰樹だけは牛の世話があることを理由に居残りすることにします。
でも、泰樹の気持ちは皆が分かっていました。
早朝、なつはそんな泰樹に挨拶をしたのでした。
「今までありがとうございました‼」
そう言うなつに他人行儀な挨拶はやめろと言う泰樹。
気を付けてと気丈に送り出した泰樹はなつの姿が牛舎から消えると号泣したのでした。
送別会でなつは挨拶をします。
「私の目標は、東京で漫画映画を作ることです。ずっと私を幸せにしてくれたのは、柴田家の家族です。できれば、ずっと家族と一緒に酪農をやりたい気持ちがあったのは本当です‼裏切るのは辛いけど、、、」
なつの言葉を聞いて剛男が話します。
「ありがとう。なつ、裏切りじゃないよ。成長だから。うちに来てくれて本当にありがとう。ここまで成長してくれて、お父さんは嬉しい‼」
富士子も皆が応援しているから元気で言ってこいとエールを送ります。
そして天陽が立ち上がります。
「なっちゃん、今までありがとう。俺は、なっちゃんが好きだ。それは、これからも変わらない‼」
その後、天陽の拍手に導かれて全員が拍手をしたのでした。
涙しながら東京に旅立ったなつ。
なつの手の中には泰樹からもらった懐中時計が握られていました。
なつは雪之介と雪次郎とともに戦後からの復興を果たした新宿にやってきました。
「すっかり変わっちまったなあ。でも、同じ場所に川村屋があることでホッとするな。さあ、行こう‼」
雪乃介はそう言いながらふたりを連れて川村屋に入っていきます。
迎えてくれ野上に久しぶりと歩み寄りハグした雪乃介。
野上は川村屋が始まった時からの古株だと雪次郎に紹介したのを聞いてなつは見た目とは異なる凄さを感じたのでした。
なつと雪次郎はなつは野上に挨拶すると挨拶もする場所を考えなきゃと嫌味っぽく言われます。
そして光子に挨拶するために応接間に通された3人。
「東洋動画の6月の試験までの間、生活費を稼ぐため、ここで皿洗いのアルバイトをしたらいいよ‼」
富士子からなつをよろしく頼むと手紙をもらっていた光子が言います。
なつが光子に咲太郎のことを聞くと1万円を返しに来た以降は姿を見せていないと言います。
どんな絵を描くのかと言われて光子にみせるなつ。
光子は漫画だと分かると反応はよくありませんでした。
「漫画映画は、動きが命なんです。だから、アニメが動くことをいつも意識して描くんです。アニメーターは、物語を絵で演じる人なんです。だから、女優のように女の人でも活躍できる仕事なんです‼」
なつは光子の反応を気にしていません。
光子が先代のマダムから立派に意思を継いでいると言う雪之介。
「そりゃあ一度はなにもなくなって、そこから立ち上がってきましたから。なつさん、ここは北海道と同じように開拓者が集まる街でもあるのよ‼」
光子の口から出た”開拓者”と言う言葉になつは反応しました。
新宿は文化の開拓者の街だから川村屋も若者を応援できる場所にしたいと語る光子。
なつは川村屋の厨房を案内されたときに北海道から持ってきたバターを渡します。
厨房の人も光子もそのバターを絶賛して言います。
「こんなバターを作れる子なら大丈夫かもしれないわね⁉」
そして一緒にインド風バターカリーを食べたのでした。
<なつぞら43話44話の感想>
自分なりの夢を追いかけていた夕見子は見事に北大に合格しました。
それに刺激されたなつは決意を新たにします。
送別会で涙をみせたくない泰樹は不器用でシャイだけど本当の孫以上になつのことを想っているんですよね。
川村屋の光子はなつを暖かく迎えてくれてます。
新宿で文化を開拓する若者を応援したいとなつを応援してくれると言ってくれる光子が頼もしいです。
泰樹の夢が詰まったバターも好評で新たな展開が期待できそうですね。
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