この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第20週「なつよ、緑の森のわが家」の119話120話です
<前回のあらすじ>
夏のある日、なつが風車を訪ねてくると店の明かりが消えています。
驚いたなつが暗くなった店内に入ってみると、そこはもぬけの殻でした。
暗くて何もない店の中で咲太郎が呆然としているのを見つけたなつ。
亜矢美は誰にも何も告げずに忽然と消えてしまっていたのでした。
「どうしてなんだ、、、俺は母ちゃんの為に何かをしちゃいけないのか、、、」
その時、カスミも姿をみせます。
「亜矢美ちゃんがあんたの結婚を喜んでいる証拠だろ、、、亜矢美ちゃんは光子に嫉妬する自分の姿を見せたくなかったんだよ、、、」
カスミは亜矢美が咲太郎のことを息子だけではなく感じていたがそれを悟られないように隠し通してきたのだと言います。
がっくりとうなだれてカウンターに椅子に座り込んだ咲太郎でした。
しばらくしたある日、なつと一久の家を茜と下山と神地が訪ねてきました。
産休入りを明日に控えた自分が社長の山川に挨拶に行った時に、産休明けからは出来高に応じて支払う契約社員にすると言われたという茜です。
「このタイミングでの話は実質的な解雇通知だ‼」
声を荒げて机を叩く神地。
「そんなのおかしくないですか?これまで茜ちゃん頑張ってきたのに、、、」
しかし、なつや神地の会社への不満に対して、当の茜はそこまでして働きたいとは思わないと仕事へのモチベーションを下げてしまっていました。
世の中では女性は結婚や出産で専業主婦になると云うのが一般的な考え方だったのでした。
<なつぞら119話120話のあらすじ>
茜が退職してからしばらく経ち冬が近づいてきた頃、今度はなつが妊娠していることがわかったのでした。
それをなつから教えられた一久は大喜びです。
なつが不安な顔をしていたのでどうしたのかと心配そうに尋ねる一久。
「子供ができたことは嬉しいけど、仕事をどうしても辞めたくないの、、、」
そう言いながら涙を流すなつでした。
そんななつに向かって坂場はいいます。
今の自分は自宅で仕事をしているから産休があけたら契約社員になっても仕事を続ければ良いという坂場。
今まで通り家事をこなしながら育児をするからなつは好きな仕事を続けろと、、、
なつが子供ができても働き続けることで後から続く女性アニメーターの道標になって皆が働きやすくなるとも言います。
「子供を育てながらアニメーターを続ければ、そう云う闘いにもなるんだ、、、君がその道を作るんだ、、、」
一久の言葉に笑顔を取り戻したなつ。
「じゃあ、喜んでいいんだよね、、、赤ちゃんできたこと、、、喜べるんだね⁉」
それを聞いて泣きながら喜びをかみしめるなつ。
なつは一久の一緒に頑張ろうと云う言葉に救われたのでした。
会社では懐妊と子供が生まれても仕事を続けたいと云うなつの気持ちを知った神地が仲や井戸池に掛け合ってくれたのです。
「これまで、ずっと経験を積んで技術力もある、なつを契約に変更することは会社の損失だ‼それでいいんですか?」
実績や可能性を無視して契約にすると云う事はなつのポテンシャルを会社が認めない事だと熱弁を振るう神地でした。
何も言えない仲と井戸池にさらに続ける神地。
「なっちゃんを守ることができるのは、アニメーターの仲間だけしかいないんです‼」
こうしてなつは仲と井戸池と作画課のアニメーター仲間の後押しを受けて社長の山川と話をします。
「私は、出産後も今と同じように働きたいんです‼」
なつから自分の想いを聞かされた山川から今後の予定を聞かされたのでした。
「本当は次の作品で作画監督をお願いしようとしてたんだけど、、、」
作画監督は作画全体の責任を負う要職でなつの夢でもあったのです。
「やらせてください‼子供が生まれてもやってみせます‼」
とうとう山川は熱意とやる気に絆されてなつに約束してくれたのでした。
「わかった、、、それなら君の意思を尊重しようじゃないか、、、」
なつは正社員のまま作画監督を任せてもらうことになってのでした。
作画監督は今まで以上に激務であったがもう後には引けないなつでした。
<なつぞら119話120話の感想>
今度はなつの妊娠が分かりましたが茜の前例があったので素直に喜べません。
不安そうに一久に相談しますが全面的に支援してくれますね。
でも、なつを応援してくれるのは会社でもたくさんいました。
茜の時に憤慨していた神地が先頭にたって頑張ってくれましたね。
そして社長の山川もなつの熱意に絆されて産休明けの仕事を約束してくれました。
いつの時代も実績と実力は時に会社のしきたりをも変えることが出来るものなんですね。
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