この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第21週「なつよ、新しい命を迎えよ」の123話124話です
<121-122話 前回のあらすじ>
妊娠と産休明けの作画監督の話があってから数か月がたったある日、なつは会社で下山から声を掛けられました。
結婚してイタリアに行っていた麻子の事を話しはじめた下山。
「マコちゃん、イタリアから帰ってきてアニメーションの仕事を再開したみたいなんだ、、、」
下山からの思いがけない話を聞いて驚いたなつ。
ところが、その夜にさっそく麻子がなつたちの家を訪ねてきたのでした。
「実は、わたし新しく制作会社と提携してマコプロダクションと云う会社を立ち上げたの、、、」
麻子は『関東プロダクション』と云う制作会社と提携して『マコプロダクション』と云うテレビ漫画を製作する自分の会社を起こしていたのでした。
凄いと感心するなつはさらに麻子の話に驚かされます。
「実は、下山さんが東洋動画をやめてうちにきてくれることになってるの、、、そこに一久さんも参加してれればいいなあと思って、、、もちろん、演出家として、、、」
下山の話には驚きますが、一久の誘いに大いに喜ぶなつです。
でも、一久は即答を避けたのでした。
「返事は、少し待ってもらってもいいですか?」
麻子はもちろんだと言います。
勿論、一久は自分として麻子の会社で演出家として再びアニメーション制作に携わりたいと云う強い気持ちがありました。
でも、自分が外での仕事を始めてしまうと家事と育児ができなくなってしまいます。
そうなれば、せっかくのなつの作画監督への夢が絶たれてしまうと悩んでたので直ぐには返事が出来なかったのでした。
<なつぞら123話124話のあらすじ>
なつは下山と結婚して出産を機に専業主婦として子育てをしている茜に相談しにいきました。
せっかく一久に巡ってきた演出家へのチャンスなので赤ちゃんを預けてでもつかんで欲しいと考えていたのでした。
そこで一久の意外な行動を知ったのです。
茜が言うには一久はなつが仕事をしている間に何度も茜を訪ねてきて、おむつの縫方や替え方やミルクの作り方などを聞いて帰っていったと言うのでした。
「心待ちにしているのよ。赤ちゃんが生まれてくることを、、、」
その日、なつが家に帰ると一久が話を切り出します。
「今日、マコプロダクションに行ってきたんだ、、、そして働かせてもらうことを決めてきた、、、」
それを聞いてどうするのかを心配するなつ。
「でも、1年後のこと、、、1歳になれば、預けれる保育園もあるかと思って、、、それまでは僕が家にいることにするよ‼」
なつは自分の夢と一久の夢と育児と家事とを成り立たせるための方策をいろいろ考えて調べてくれていたのでした。
なつは少し先が見とおせるようになって涙ぐみます。
子供を預けることに賛同してくれたなつを見て、一久はほっとした表情をみせたのでした。
そうして産休に入ったなつでしたが、現実は厳しく1歳児を預ける事ができる施設は少なく、それなりの理由がないと申請書も提出できないことが分かってきたのです。
福祉事務所の職員から子供は母親が育てるものだとさえ言われてしまうのでした。
子供の預け先の目途が立たないまま、なつは臨月を迎えます。
そんなある日の真夜中、なつは突然のお腹の痛みで目を覚まします。
陣痛かと思ったなつでしたが時間がたっても感覚は縮まらなく不安に苛まれたのでした。
朝になっても収まらない痛みに耐えているなつのもとに、唐突に富士子が顔を見せたのです。
「母さん、、、」
そう言うなつの目には、富士子のあとから剛男と泰樹の姿が飛び込んできます。
「なつが出産するまではこっちにいようと思って、、、」
富士子はなつの出産を手伝うために北海道から出てきてくれたのでした。
それを聞いて一久も喜びます。
「出産するまで、こちらに泊まっていってください、、、」
そして、なつのお腹の痛みは富士子がなつのお腹に毛布を掛けてさすると和らいだのでした。
そこに、咲太郎と光子もあらわれます。
ふたりは生まれて来る赤ちゃんのためのおもちゃや服をたくさん持ってきてくれていました。
「みんながこうやってお前のことを見守っているんだ、、、安心して産めよ‼」
そう言う咲太郎の言葉になつは満身の笑みを浮かべたのでした。
そして、その翌日の未明になつに本当の陣痛がやってきました。
「ううっ、、、痛い、、、この前とは全然違う、、、」
かかりつけの産婦人科に運ばれたなつは元気な女の子を無事に出産したのでした。
一久、富士子、剛男、泰樹、咲太郎、光子から祝福を受けるなつと生まれたての女の子。
なつは、その様子をスケッチしたのでした。
一久から名前は自分でつければ良いと言われたなつでしたが、泰樹に名付け親になって欲しいと頼みます。
「お願い‼じいちゃんの夢をこの子にも継がせてやって、、、」
そう言われた泰樹は東京に留まり7日間もなつの子供の名前を考え続けたのでした。
そして付けられた名前は『優』。
「なつのような優しい子になってほしい、、、わしの夢は、ただそれだけじゃ‼」
<なつぞら123話124話の感想>
なつだけでなく一久も一緒になってふたりの難局を乗り切る方法を探してくれていましたね。
一久が1年後から仕事を始めることになった事でタイムリミットが伸びました。
でも、現実は厳しく子供を預ける事の難しさが明らかになってきましたね。
そして、多くの人に祝福された生まれてきたなつの女の子。
そして、泰樹によって名づけられた『優』。
泰樹はなつから名づけ親になって欲しいと言われて本当に嬉しかったのではないでしょうか。
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