スカーレット ネタバレ 47話48話8週ミッコーで発覚!八郎の深野への想い

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回は11月22日(金)と23日(土)に放送予定の第8週47話48話について紹介します。

 

<スカーレット第8週47話48話のあらすじ>

 

熊谷家で社長の秀男と妻の和歌子と娘の照子が親子で話し合いをしていました。

 

照子は、秀男と和歌子に敏春を戦死した兄の代わりのような扱いをするなと言います。

 

そして、秀男には照子と敏春が結婚してから何度となく世代交代の話をしてきました。

 

しかし、秀男は自分で身を引く決心がつかず、それをうやむやにしてきたのでした。

 

それから喜美子は絵付け火鉢のデザインも敏春が気に入った新しいものを採用して欲しいと秀男に頼み込んだのでした。

 

翌日、食堂で働いていた喜美子のもとへ照子が駆けよってきました。

 

そして、加山が雑に机の上に放り投げた喜美子が描いたデザインを掲げて照子が興奮気味に言ったのです。

 

「これが新しい絵付け火鉢のデザインや!」

 

そのことを知って驚いた喜美子はすぐに嬉しさがこみあげてきました。

 

その一方で、敏春は秀男では考え付かないようなことを仕掛けて『丸熊陶業』のPRをしようと画策したのです。

 

絵付け火鉢に喜美子のデザインを採用するタイミングで地方の新聞社の喜美子への取材を呼び込んだのです。

 

それも『丸熊陶業』の新しい時代に向けての敏春が考えた施策のひとつだったのでした。

 

喜美子が家に帰ってそのことをマツと百合子に話すと、ふたりとも驚きながら喜んでくれました。

 

ただ、常治は直子の新しい就職先である熨斗谷電機への付き添いで東京にいっていていなかったのでした。

 

そして、取材の当日となります。

 

敏春は、この取材を会社の宣伝に活用しようと考えていたため、喜美子にとっては何かと違和感の多いものとなります。

 

慣れない口紅を塗って借りたワンピースを着こんで取材に臨んだ喜美子。

 

写真も働いている姿ではなく、新聞社の人たちの要求にしたがってわざとらしい可愛いポーズを要求されます。

 

敏春は喜美子を会社のマスコットガールのようにして仕立てる事を記者に頼んでいて、知らぬ間に『ミッコー』と云う愛称で呼ばれていることになっていました。

 

普段の自分とは全く違うものを演じさせられた喜美子は、敏春や新聞記者に嫌悪感さえこみあげてきたのでした。

 

それでも、最初は文句も言わず我慢していましたが、どうしても嘘はつきたくなくてとうとう取材現場を立ち去ってしまいました。

 

数日後、喜美子の取材記事が載った新聞が発行されます。

 

しかし、内容は普段の喜美子とはかけ離れた、『丸熊陶業のマスコットガール』と大きな見出しが踊ったものでした。

 

『丸熊陶業』の絵付けのことも師匠の深野の事も何も書かれていなかったのです。

 

その新聞記事を見て悲しくなった喜美子ですが、自分の想いとは裏腹に裏腹に『丸熊陶業』には祝いの花や酒が届きます。

 

そして『ミッコーの火鉢』への注文がどんどん舞い込むようになったのでした。

 

申し訳なく思った喜美子は深野に謝りますが、当の本人は全く気にしてはいなかったのでした。

 

翌日、喜美子は商品開発の八郎と出くわします。

 

そして八郎は喜美子の顔を見るなり不機嫌そうになったのです。

 

喜美子が載っていた新聞記事に深野のことが何も書かれていなかったことに八郎も怒っていたのでした。

 

そして喜美子は八郎の深野への想いを知る事になります。

 

八郎は絵付けの作業場にやってきて涙ながらに深野に謝りながら戦後に自分がやってしまったことを話し始めたのでした。

 

その昔、八郎の実家には深野が描いた日本画がありましたが、戦後で食べるものに貧窮した八郎は大切な祖父の形見でもある深野の絵を闇市で売り食料に替えてしまっていたのでした。

 

それを聞いた深野は、八郎に怒りをあらわさないばかりか、自分の絵のことを忘れないでいてくれたことにお礼さえいったのでした。

 

八郎の話を傍で聴いていた喜美子は、家に戻ってから八郎が売ってしまったと云う風景画をイーメージして絵を描き始めたのでした。

 

<第8週47話48話の感想>

 

敏春に全幅の信頼をおいている照子は、『丸熊陶業』の経営を秀男か敏春に移そうとしています。

 

そんな状況で絵付け火鉢に敏春が気に入った喜美子のデザインが採用されたり、敏春が希望した商品開発室を設置したりできたのは大きな前進だったのかも知れませんね!?

 

そして敏春が仕掛けた喜美子をマスコットに仕立てて新聞記事で会社の宣伝をする企ては見事にあたります。

 

でも、当の喜美子は困惑し八郎も憤慨してしまっているので、ほんとうに良かったのかは判断に悩むところですね!?


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