スカーレット ネタバレ 10週55話56話【八郎に付き合いませんか?

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回は12月2日(月)と3日(火)に放送予定の第10週55話56話について紹介します。

 

<前回のあらすじ>

 

こうして喜美子は『丸熊陶業』の一人前の絵付師となることができたのでした。

 

そして、妹の百合子も高校に通えることになりました。

 

やがて、信楽で行われる火祭りの日になりました。

 

喜美子と八郎が深野の姿を探していると、敏春や『丸熊陶業』の陶工たちも参加している姿がみられました。

 

喪に服しているより祭りに参加したほうが秀男も喜ぶだろうとの考えからでした。

 

そこに信作も喜美子たちに合流してきます。

 

そして遅れて深野もやってきました。

 

その後からは池ノ内と磯貝もついてきていました。

 

しかし、しばらくすると深野は自分の松明をふたりの弟子に預けてきた道を戻っていってしまったのです。

 

「先生らしいな!?」

 

その姿をみて磯貝がつぶやいたのでした。

 

そしてその翌日、深野は長崎へと旅立っていったのです。

 

深野が去って秋も深まった頃に、喜美子がデザインした絵柄の絵付け火鉢がいよいよ発売開始となります。

 

「どんな人が買ってくれるんだろう、、、いとおしいわ、、、」

 

喜美子は自分一人だけで完成させたデザインの絵付け火鉢の試作品を見ながら胸を躍らすのでした。

 

<スカーレット55話56話のあらすじ>

 

喜美子は、出来上がったばかりの自分がデザインした火鉢をしばし眺めたあとで、商品開発室に向かいます。

 

そこでは、八郎が手ロクロを回しながら、その上に土を置いて『ひも作り』と云う手法で作品をつくっていました。

 

八郎は、小指ほどの長細い紐状の粘土を巻き付けてはロクロを回しながら手で形を整える作業を繰り返していました。

 

八郎が作品作りに集中していたので、喜美子は声をかけることが出来すにしばらく見入らざるを得ませんでした。

 

そして、大まかな形ができあがり一段落して一息ついた時に八郎は初めて喜美子が立っているのに気付きます。

 

「えっ!?いつからそこにいたの?」

 

喜美子は咄嗟に謝る事しかできませんでした。

 

それから、出来上がったばかりの自分がデザインした絵付け火鉢を見て欲しい八郎に伝えたのでした。

 

すると、八郎はすぐに行くと立ち上がろうとします。

 

「いえ、、、後でいいんです、、、それよりもお仕事を続けてください、、、」

 

喜美子がそう言うと八郎は近くに置いてある電気窯を指しながら自分がやっていたことを説明し始めたのでした。

 

「これは電気窯です、、、『丸熊陶業』の仕事をちゃんとする事を条件に、朝方と夕方の2時間だけ使っても良いと社長に許しを貰ったんだよ、、、これでやっと自分の作品つくりが出来る様になったんです、、、」

 

何を作っているのかを八郎に尋ねる喜美子。

 

「僕は未だ陶芸家ではないんですが、、、今、作っているのは大鉢のうどん皿なんです、、、」

 

少しはにかみながら八郎は喜美子に応えたます。

 

それから、八郎は喜美子に陶芸家になる道程が厳しいものであることなどを話してくれます。

 

「僕は、美術大学で陶芸を勉強したけれど、だからといってすぐに陶芸家になれるものではないんです、、、一人前の陶芸家として独り立ちして食べていけるようになるには何年もかかることなんだよ!!厳しい道だけど、誰かにとって大事な宝物になるような焼き物を作る事が僕の夢なんです、、、」

 

そんな八郎の話を聞いていた喜美子は自分がやってきたことを振り返っていたのでした。

 

「陶芸はやったことないけれど、、、面白そう、、、ずっと見ていたくなります!」

 

すると、そんなに見られたら恥ずかしいと返した八郎でした。

 

そんな話をしながら、八郎の作陶の様子をみていた喜美子は、バケツに溜まっている土の切れはしが気になります。

 

切れはしは『割カス』と言って再利用するのだと説明くれる八郎は、それをつかって陶器が出来上がる工程を教えてくれたのでした。

 

その後、喜美子は前から気になっていたことを八郎に尋ねます。

 

「十代田さん、どうして私のことを名前で呼んでくれないんですか?信作とはお互いに愛称で呼び合っているのに、、、」

 

八郎は付き合ってもいない女性を名前で呼ぶ事なんかできないと固いことを言い始めたのです。

 

「だったら付き合いませんか?」

 

冗談とも本気ともとれる喜美子の言葉に驚く八郎は、付き合った先には結婚を考えると云う自分の結婚観を喜美子に伝えたのでした。

 

そこで、喜美子は話を元に度します。

 

「わたしにも陶芸を教えて!!」

 

男女がひとつの部屋にこもっていたら周囲から何を言われるか分からないと言う八郎。

 

「付き合っていたら問題ないでしょ!?」

 

その夜、喜美子はマツに陶芸を習うから朝2時間早くでて、夕方2時間くらい遅くなることを伝えます。

 

「いいよ!気長に習ったら!?もう百合子も手伝ってくれるようになったから、、、

 

そこに東京にいる直子からの電報が届きます。

 

<55話56話の感想>

 

自分が描いた絵付け火鉢の試作品を見てもらいたくて八郎のところに行った喜美子は八郎がやっていた作陶に興味をもったようですね!?

 

一人前になるのは、作陶も『荒木荘』のお手伝いも『丸熊陶業』の絵付けも同じだと喜美子は思ったのかも知れません。

 

でも土をこねてまったく異なったものに作り替える作陶にある魅力に喜美子はみせられたようです。

 

そして、八郎との会話は喜美子が意識しているのかいないのか何か恋の予感がありますよね!?

 

そんな喜美子のもとに届いた東京にいる直子からの電報は気になります。

 


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