エールネタバレあらすじ89話90話の紹介です。
五郎が特高に逮捕され,梅が自分の原稿を守ろうと火事の中に飛び込みます。梅は大丈夫なのか?
エール89話のあらすじネタバレ
ビルマで恩師の藤堂と再会することができた裕一。
しかし、裕一の慰問先に居た藤堂先生は駐屯地に攻め込んできた敵軍の銃弾に撃たれてしまいます。
そして最後に会えて良かったと言い残して裕一の腕の中で息を引き取ったのでした。
戦況がますます厳しくなく状況下で裕一は慰問活動を終え日本に帰ってきました。
帰国してすぐに福島の地に恩師の藤堂の自宅を訪れて、妻の昌子に会って藤堂から託された彼女宛の手紙を手渡したのでした。
そしてその足で音や華が疎開している自分の実家に行って病床の母親のマサを見舞った裕一。
久し振りに愛妻と愛娘と再会した裕一はお互い無事であったことを喜び合います。
その後で、音から戦地であるビルマの様子を聞かせて欲しいと頼まれますが、裕一は前線で恩師の藤堂と再会できたことを話し始めると言葉に詰まってしまったのです。
ただならぬ裕一の様子に音は戦地で何が起こったのかを察します。
裕一の心は戦地の惨状や恩師が目の前で死んでいった衝撃で心が乱れて整理することができていません。
沈んでいる裕一は音と華を福島に残したままひとりで東京に戻る事にしました。
東京に戻っても戦況はますます悪化していきますが、裕一のもとには相変わらず国民の士気を高めるための作曲依頼が次々に舞い込んできます。
心が折れそうになっていた裕一でしたが休むことなく軍のために作曲をつづける裕一。
その頃、音の実家がある豊橋は大変なことになっていました。
梅と結婚してキリスト教に改宗した五郎が協会の集まりに参加しているときに特高に連行されてしまったのでした。
しかも、その翌日には関内家に空襲での火事の延焼が迫ってきていたのです。
自分の原稿を持ち出すために家の中に駆けこんでいった梅。
それを見ていた職人頭の岩城は梅を助けようと自分も今にも燃え出しそうな家の根化に飛び込んでいきました。
<第90話のあらすじ>
昭和20年8月15日。
裕一と音と華はラジオの前で正座して昭和天皇の声を聞いていました。
長く苦しい戦争が終わったのです。
それと時を同じくして特高に捕らえられていた五郎も釈放され戦火で怪我をした梅たちがいる病院にかけつけるのでした。
しかし、梅を助けるために火の回った家の中に入っていった職人頭の岩城の容態は思わしくなく光子から余命が少ないことを聞かされた五郎はその師匠の姿を見て涙しました。
一方、東京の古山家に弘哉の母親が訪ねてきました。
弘哉は音の音楽教室の生徒で家族ぐるみの付き合いをしてきていました。
母親のトキコは弘哉が死んでしまったことを告げにきていたのです。
驚きと悲しみを隠せない裕一は夜になっても明かりをつけることなく書斎の中でひとりうずくまっていました。
そこに、福島から音と華が帰ってきす。
何事かと夫を見つめる音と華に向かって裕一は弘哉が死んでしまったことを告げたのでした。
それを聞いてひそかに弘哉に想いを寄せていた華は言葉を失い部屋からでていきます。
裕一は自分が作った曲が多くの若者を戦争に駆り立ててしまったことで自暴自棄に陥ってしまいます。
何とかして音が夫をなだめようとしますが裕一は音楽が憎くなったと口にだしたのでした。
その頃、ラジオ局では戦後の復興に向けた企画が進められていました。
劇作家の池田次郎が戦争孤児をテーマにしたドラマについてプロデューサーと話を始めていたのでした。
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