エール ネタバレ 91-92-93話 19週のあらすじ内容です。
エールネタバレ91話のあらすじ
戦争が終って3カ月がすぎていました。
そんなある日、池田次郎となのる劇作家が裕一を訪ねてきます。
彼は裕一にラジオドラマの音楽担当をしてほしいと依頼にきていたのでした。
自分が作った曲で若者を戦地に向かわせてしまったと自暴自棄になっていた裕一は音楽をやめたからと申し出を断ります。
裕一から気力が抜けていることを聞かされた池田が諦めて帰っていった後、音と華が何とかして音楽に背を向けている裕一を立ち直らせようと声をかけます。
そんな事では弘哉も悲しむと言う音。
しかし、我が子のように可愛がっていた弘哉も予科練をへて戦場に赴いて命を落としていたのです。
裕一は音の言葉から弘哉を想い五線譜に向かってはみましたが、やはり前に進むことができませんでした。
一方、豊橋では戦火で大怪我を追った職人頭の岩城が病院のベッドの上で生死をさまよう状態が続いていました。
光子が岩城を看病してした病室に、五郎がグローブを手に持って入ってきます。
五郎は病床の岩城を安心させるために馬具に代わる新しい商品を探し回っていたのでした。
<第92話のあらすじ>
豊橋の関内家の戦後もなかなか軌道に乗る事ができていませんでした。
吟の夫である智彦は復員した以降はずっと仕事を探し続けていましたが、元軍人と云う肩書が戦争に負けてしまった日本では邪魔になっていたのでした。
東京の古山家では、裕一を音楽に引き戻すために音がふたたび唄う事を心に決めていました。
そして音が選んだ歌の先生は、『バンブー』の常連客のベルトーマス羽生です。
レッスン初日に音がスタジオに向かうと、そこに音が長らく歌を習っていた御手洗清太郎があらわれます。
御手洗は羽生の親友で、今は占い師をやっているのだと音に告げたのでした。
それから半年がすぎますが戦争のトラウマから抜け出すことができない裕一は相変わらず作曲ができない状態でした。
その頃、NHKでは劇作家の池田と職員の重森が放送決定されたラジオドラマ制作に闘志を燃やしていました。
そして1年半ぶりに古山家を訪れることを決めた池田。
池田は裕一を前にしてドラマ化が決まった『鐘の鳴る丘』の構想を熱く語ります。
『鐘の鳴る丘』は戦争からの復活を描くドラマで、主題歌に裕一の人の心を勇気づける曲が必要だと訴えたのでした。
エールネタバレ93話のあらすじ
池田の必死の説得が続きますが、裕一には引き受ける気が湧いてきません。
しかし、ドラマを苦しんでいる子供を励ますものにしたい池田は、裕一の主題歌が必要だと歌詞と脚本を残して帰っていきました。
何を言われてもその気になれない裕一でしたが、池田が残していった歌詞に何気なく目を通します。
すると閃光のように一瞬だけメロディが頭に浮かんだのでした。
方や、音は池田の脚本を読んで感動していました。
それは戦争孤児たちが共同生活を始めて強く生きていく様子を描いたものだったのです。
脚本を読み終えた音はあらためて裕一に作曲してみることを促します。
そうして久々に五線譜と向き合い始めます。
そんな裕一の姿をみて、音と華は大いに喜んだのでした。
しかし、ペンを持つ裕一の手は戦争で受けたトラウマで震えがとまりません。
それでも、裕一はペンを置くことをしませんでした。
その日から裕一は毎日のように五線譜と格闘しつづけます。
そうして、昭和22年7月に『鐘の鳴る丘』の放送が遂に始まりました。
主題歌を作曲したのはもちろん古山裕一。
争で孤児になってしまった子供を勇気づける池田のラジオドラマは、放送開始直後から戦荒んでしまっていた多くの人たちの心をつかんだのでした。
▼全体詳細あらすじ⇓⇓
エールネタバレ19週【裕一がデング熱で倒れて死か!?母マサの死!
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