べっぴんさん 野上潔の実在モデル 尾上清

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べっぴんさん 実在モデル 尾上清についてネタバレします。

ネタバレで、朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロイン すみれの父が
経営する坂東営業部の番頭を務める野上正蔵の息子である
野上潔の実在モデルが尾上清です。

では、べっぴんさん 野上潔の実在モデル 尾上清とは
どんな人物だったのか、ネタバレします。

尾上清は1911年(明治44年)に大阪の高級住宅地である
帝塚山で生まれました。

父の尾上設蔵は「佐々木営業部」に入社し、少し経った頃、
和歌山県生まれのトミと結婚することになります。

そしとこの2人が結婚したその年に長男として生まれたのが清です。

清は地元の住吉中学を卒業後、上京して慶應義塾高等部に
進学しましたが、真面目ではなく遊び人だった清は、
大学部進学に失敗します。

大学部への進学に失敗した清は、1933年(昭和8年)に当時、
父の設蔵が支配人(番頭)を務めていた「佐々木営業部」に丁稚奉公
として入社しました。

清は働き始めるとあっという間に、父と同じもしくは、
それ以上の才能を発揮しはじめ丁稚奉公としての入社でしたが、
入社から三年目の1936年(昭和11年)には常務取締役へと大抜擢されました。

異例のスピード昇進を果たした清でしたが、その後は
第二次世界対戦による影響で、逆境のなか歩んでいかなければ
なりませんでした。

 

【尾上清と佐々木営業部の歩み】

1938年(昭和13年)日中戦争下で召集されてしまい、中国の天津へ。

1940年(昭和15年)復員し小菅喜子と結婚します。
しかし程なく、父の設蔵死去。

1941年(昭和16年)再び召集されてしまい、熊本へ。

1941年(昭和16年)12月、日本が英米との戦争に突入します。

1943年(昭和18年)佐々木実業に社名変更しましたが、
社員が徴収され休止状態になります。

1944年(昭和19年)江商への吸収合併にともない佐々木実業が
失われます。

1945年(昭和20年)三度目の召集により派遣された宮古島で終戦。

1947年(昭和22年)に様々な辛苦を乗り越えてきた清に
「佐々木営業部」の創業者である佐々木八十八から
「佐々木営業部」の再開を頼まれます。

八十八からの依頼を受け、清は総合商社である江商の
一部門になってしまっていた「佐々木営業部」の
独立を成功させました。

1947年(昭和22年)「佐々木営業部」が再設立したことにより、
当時36歳だった清は「佐々木営業部」の社長になりました。

その後の清の活躍は目を見張るもので、営業を再開してすぐは
資金が乏しい時代でしたが、設備や広告への会社の未来のために
投資することを積極的に行い、この投資は後になって身を結ぶことになります。

また先を読む力に長けていた清は、時代の先端を走り抜ける
施策を次々と打ち出しながら、会社の規模を拡大させて行きました。

佐々木八十八が生きていた頃に夢見た、事業を多方面に拡大し、
一大レナウングループを築き上げることに清は成功しました。

そして、1970年(昭和45年)に社長の席を尾上俊郎に譲り、
代表取締役会長に就任します。

その4年後の1974年(昭和49年)に、レナウンは年商1000億円企業の
仲間入りを果たしました。

さらに1年後の1975年(昭和50年)には、清は理事長へと就任します。

これを境に、レナウン経営の一切に関わりませんでした。

そして、尾上清は1988年(昭和63年)2月9日未明に、
肺炎のため亡くなります。享年は76歳でした。

べっぴんさんでヒロイン 坂東すみれの実在モデル 坂野惇子と
尾上清との接点についてネタバレします。

尾上清の父 設蔵が「佐々木営業部」を佐々木八十八からの
預かり物として考え、佐々木家に仕え続けてきた姿勢と
恩返しをしたいという思いは清にも受け継がれていました。

終戦後すぐに始めた「佐々木営業部」再創業を手始めに、
設蔵と清の親子二代でお世話になった佐々木八十八へ
恩返しするための清の行動がはじまります。

そしてその清の行動は主に、八十八が愛した娘であり
べっぴんさん ヒロインの実在モデルである坂野惇子夫婦を
対象としたものでした。

尾上清は惇子の夫である道夫がら戦争から戻ると、道夫に
「佐々木営業部」への就職を強く勧めました。

そして、その勧めを受け、「佐々木営業部」の一員となった道夫を、
将来の「佐々木営業部」の経営を担う幹部候補として
清は道夫を丁寧に育て上げました。

また、坂野惇子に働くこと、起業することを勧めたのも
実は尾上清だったのです。

そして惇子が始めた小さな店舗の経営が軌道に乗り、
会社を作ろうと組織するにあたって、惇子の新会社設立を応援し、
出資を決めたのも清でした。

尾上清は親子二代でお世話になった佐々木八十八への恩返しも
しっかり行い、生涯を全うしました。

ここまでが、べっぴんさんで坂東営業部の番頭 野上正蔵の息子である
野上潔の実在モデル 尾上清のネタバレでした。

尾上清は、父に負けず劣らず多才な才能を見せて、
「佐々木営業部」(レナウン)を大きくしていったようですね。

しかし、自分のお陰とは全く思わず、佐々木八十八への
恩返しのため、惇子や道夫に協力するという、父親と同様、
とても義理がたい人物のようです。

べっぴんさんでは野上潔はどんな風に演じられるのか、
早く見たいですね。


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