今回は『ブギウギ 』の106話(第22週)3月1日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【クビを覚悟したタケシ】と題して第22週106話をお送りします。
新曲『買物ブギ』を初披露する大切なワンマンショーの当日に朝寝坊してしまったタケシ。
タケシが三鷹の家についた時には、既にスズ子は会場に向かったあとだったのです。
タケシはクビを覚悟しますが、大野に諭されてスズ子のいる会場に向かったのでした。
<ブギウギ 第22週106話のあらすじ>
ワンマンショーを終日後に控えたスズ子は、羽鳥がつくってくれた新曲『買物ブギ』を披露する準備に明け暮れていました。
そんなスズ子の悩みは、依然として仕事に身が入らない新任マネージャーの柴本タケシのことです。
今回のワンマンショーは手慣れた山下がいないだけでなく、羽鳥も加わってくれないという事態になっていてスズ子の不安はつきません。
そんな自分の想いを家政婦の大野に打ち明けたスズ子。
すると大野の口から出てきた言葉は意外なものだったのです。
大野は山下が辞めたのは自分がいなくなってもスズ子は大丈夫だと思ったからで、その山下が紹介してくれたタケシのことをもうちょっと信じてみてはと助言してくれたのです。
ところがワンマンショー当日に、タケシはまたしても大失態を犯してしまいます。
何と大切な日だというのに、タケシは朝寝して遅刻してしまったのです。
慌てて三鷹の家についたときには、既にスズ子は出かけていったあとで、愕然としてへたり込むタケシはさすがにクビを覚悟したのでした。
“俺いつもこうなんですよ”
タケシは大野に向かってそう嘆きます。
“大学は留年、仕事も続かない”
“夢中になれるものもないのにそれでも働かなきゃならなくて”
“俺どうしたらいいんですかね”
すると吐露したタケシに向かって大野が叱咤激励したのです。
“嘘もごまかしもなく、正直にぶつかって一生懸命働け!福来さんが待ってる!”
同じころ劇場で自分の気持を落ち着けようとしていたスズ子。
そのときスズ子の脳裏に蘇ってきていたのは、羽鳥やタナケンや山下たちが自分に向けて言ってくれた励ましやプロとしても心構えだったのです。
そんなところにタ遅れて駆けつけてきたタケシ。
そして、大切な日だというのに大失態を犯したことをスズ子に謝ったタケシは、自分が音楽に詳しいと言ったのは真っ赤な嘘だったことを包み隠さず明かしたのでした。
ところが、けじめをつけなければとタケシから進退を伺われたスズ子は、叱ることもせずに颯爽とステージへと向かっていきます。
“あんた、よう見ときや”
スズ子はタケシの嘘などとっくに見抜いていたのでした。
ステージではスズ子が新曲『買物ブギ』を披露
すると詰めかけた観客は魅了され大いに盛り上がります。
そんなようすを見せられてスズ子に感動したタケシ。
しかも客席の片隅では山下がいて、ひとり涙を流しながらスズ子のステージを見守っていたのです。
大成功のうちにショーを終えたスズ子は、楽屋で興奮するタケシから声をかけられます。
“本当にかっこよかった!”
すると目を細めて微笑んだスズ子。
“これがお客さんを楽しませるいうことや”
“それがどんなにすばらしい仕事か、あんたにはもっと分かってほしい”
さらにスズ子は意外なことをタケシに告げたのです。
“今度はワテがアンタに教える番や”
それはスズ子の中に芽生えた境地で、これまで多くの人から教えてもらってきた”人を楽しませる面白さや厳しさ”を若いタケシにも伝えようと心に決めていたのでした。
“これからも一緒に頑張ろな”
そう言いながらスズ子から手を差し出されたタケシは、その手をしっかり握り返します。
こうして柴本タケシは正式に、福来スズ子のマネージャーとして新たに歩み始めたのでした。
ブギウギ ネタバレ23週107話愛子と離れ離れアメリカ公演で
<ブギウギ 第22週106話の感想>
真剣に取り組もうという気持がないから、気が緩んで次々にタケシは失態を繰り返すんですよね。
それは今に始まったことじゃなさそうなので、ここで気落ちを入り変えないと、一生ダメ人間のままで終わってしまいそうです。
大野はそんなタケシのことをちゃんと見抜いていてわかっていました。
驚いたのはスズ子です。
いつの間にかスズ子も教えられる側から教えることができるまでに成長していたんですね。
この先のタケシの成長が楽しみになってきました。
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