大河いだてん12話あらすじ視聴率【四三マラソン灼熱と痛みとコース間違え?!

らんまん

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2019年のNHK大河ドラマは『いだてん』です。

 

“いだてん(韋駄天)”は仏法の守護神で仏舎利を盗んだものを追いかけて取り返したほど走るのが早い神とされます。この事から足の速い人のたとえとして用いられる様になっています。

前回11話の振り返りはこちらから↓

11話あらすじネタバレ三島弥彦が短距離惨敗!途中棄権!

 

今回はいだてん第12話のあらすじを紹介します。

 

いだてん12話あらすじ>

 

マラソンの競技が行われる日に熊本の金栗家には、スヤが夫の重行とともに訪ねてきていました。

 

スヤは四三に精を付けて欲しいと生きのいい鯛を持参していました。

 

実次はスヤたちの気持ちにお礼しますが、スウェーデンまで送るのに2週間もかかるので無理なことを説明します。

 

しかしながら、スヤは気がすまず近所の人達をよんで、食べながら四三を応援しようと、台所を借りて鯛をさばき始めます。

 

マラソンのスタート時間は午後1時半でしたが、四三は余裕をもって11時にホテルをでます。

 

医師から絶対安静を言われていた大森ですが、安仁子の制止を振り切って四三に同行したののです。

 

ふたりは市電に乗りますが、誤って見知らぬ停留所で降りてしまいます。

 

しかも、大森はへたりこんで酷く咳き込んでしまいます。

 

四三は、見かねて大森を背負いながら歩いて、やっとの思いで強い日差しが照り付けるスタジアムにつきます。

 

四三が、慌ててレースの準備をしてグランドにでると、スタートラインでは並びきれない選手たちが押し合ってました。

 

四三が、足袋のコハゼを留めるやいなやスタートとなりました。

 

各国の選手たちが、まるで短距離競争のような速さでスタートを切ったので、出遅れた四三はいきなり最下位になってしまいます。

 

観客先から治五郎たちが見守る中で、四三はどんどん離されていきます。

 

しかしながら、大森は冷静に四三なりの作戦だと言います。

 

さらに、治五郎も世界記録を出しているんだから堂々と走ればいいとつぶやきます。

 

四三は最後尾のグループでスタジアムから大通りに飛び出していきましたが、気温30度越えのアスファルトの熱気に包まれながらも、林道に入るころには出だしで飛ばしすぎた選手たちを追い抜き始めていました。

 

このとき日本は夜の10時過ぎです。

 

孝蔵は誰も乗せていない人力車を浅草から日本橋方面へ引いていました。

 

孝蔵は初高座の演目を『富久』に決めていましたが、どうも稽古に気が入りませんでした。

 

そこで、円喬を乗せながら師匠が語るので聞いていたようにすれば上手くいくと考えたのです。

 

思惑はあたり、孝蔵の語りの調子はどんどん上がるのでした。

 

四三は足の痛みに耐えるが道を間違う?

 

四三も自らが会得した呼吸法で懸命に走るうちに手ごたえを感じ始めていました。

 

しかし、気温の高さに体力を奪われた四三は走りながら幻覚を見始めます。

 

故郷のミカン畑が広がる道で実次やシエが旗を振って応援してくれる姿がみえます。

 

坂を下ると、今度は東京高等師範学校前の坂道で学友や清さんたちの声援が聞こえます。

 

足がもつれた四三は現実に戻され、沿道のダニエルの声に励まされながら走り続けるのでした。

 

そのころ、治五郎たちはスタジアムのポールに掲げられる1位と2位の選手の国旗を見つめながら、日の丸がはためくのを待っていました。

 

マラソンの状況を知る術はそれしかなかったのです。

 

四三は、長い上り坂の途中で立ち止まってしまい、他の国の選手に次々に追い抜かれてしまいます。

 

脚に痛みを感じて肩で息をしていると、坂の上で叫んでいる幼い日の幻覚の自分に励まされます。

 

折り返し地点のソレンツオ教会近くで、四三は先に折り返した笑顔で挨拶するラザロとすれ違います。

 

四三は、折り返して下り坂に入るとどんどん加速してラザロをとらえます。

 

ラザロと競い合っているうちに給水所にさしかかりましたが、四三はダニエルが差し出した水を受け取らずに駆け抜けたのです。

 

そして遂にラザロを追い抜きますが、日差しを遮っていた樹木がなくなると、疲労に襲われてしまいます。

 

脚には激痛がはしり息も苦しく、体が言うことを聞かなくなった四三は、また幻覚の少年時代の自分が姿を現します。

 

二股に分かれた道で、少年は諦め顔をしながら苦しんでいる四三を、左の茂みの方に導きました。

 

この日のレースは選手の半分が完走できないほどの過酷なもので、1着の選手の記録は四三の羽田のタイムより4分も遅いものでした。

 

棄権者の中には四三の名前はなく、治五郎たちは最下位だと言われた選手がゴールしても、姿を現さない四三を待ち続けます。

 

その頃、四三を応援するための宴会で疲れて眠り込んでしまったスヤが目を覚まして、実次に四三がどうなったかを尋ねます。

 

実次は、笑いながら明日か明後日の新聞に載るまで分からないと応えるのでした。

 

そこかしこを探しても四三を見つけられなかった、治五郎、弥彦、大森、田島は憔悴してホテルに戻ります。

 

そこで、ホテルの部屋で寝ている四三を見つけます。

 

「何をしとるんだね君は‼寝てるとは何ごとだ‼」

 

と激怒する田島に

 

「すいません、自分でも分からんばってん…負けは負けです」

 

どうやって帰ってきたか分からない四三に代わって、ホテルまで内田と一緒に四三を連れて帰ってきたダニエルが事情を説明するのでした。

 

 

 


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