カーネーション10週ネタバレ秘密あらすじ55話から60話まで

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朝ドラ カーネーションの10週ネタバレあらすじ

の1話ごとの詳しい内容です。タイトル「秘密」55話から60話まで

カーネーション10週ネタバレあらすじ[秘密]

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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図

第55話

昭和16年12月のある日に朝食をとっていた糸子は日本が米英と戦闘状態に入ったというニュースを聞かされた糸子。

街中が大騒ぎになっていたとき、国防婦人会だと名乗る澤田たち5人の女性が小原家にやってきました。

そして着物を着ていた糸子に向かってモンペを着用しろと迫ってきたのです。

澤田たちが帰ったあとで昌子からモンペを手渡された糸子は以前から替えたほうがイイと言われていたのでした。

文句を言いながら仕方なしに着替えた糸子でしたが、何とその動きやすさにたちまち魅了されてしまったのです。

モンペをはいた糸子は客からもらった野菜を安岡家に届けにいきます。

ところが店内のパーマ機に布が被せてあるのに気付いて玉枝に訊いた糸子。

すると目隠しだと明かす玉枝でしたが、いずれは供出することになるだろうと言うのでした。

しばらくして糸子は勘助が以前と同じ和菓子屋で働きはじめたと聞き、様子見にいってみます。

昔のように店先に座っていた勘助ですが、少しは元気を取り戻したようにも見えます。

何とか元通りの勘助になって欲しいと喫茶店を呼び出した糸子。

何と糸子はサエに連絡してくるようにと頼んでいたのです。

ところがサエを見た勘助は顔を背けて店を飛び出してしまったのでした。

その日の夜になると、雨の中を玉枝が小原家に糸子を訪ねてきました。

そして会うなり勘助に何をしたと迫ってきた玉枝。

あのあと家に戻った勘助は何と2階から飛び降りようとしていたのでした。

玉枝は普通の人は糸子ほど図太くないと口にして糸子は勘助には毒だと責めます。

そしてもう安岡家には近づくなと言い残して帰っていってしまったのでした。

 

第56話

翌朝になって糸子が洋装店を明けると店の前で八重子が立っていました。

そして2人は店の裏にある井戸のところまでいって話し始めます。

戦争のせいで商売も厳しくなって玉枝も辛いところに勘助がおかしくなってしまったと口を開いた八重子。

そして最近は自分に対しても辛くあたるようになって笑わなくなってしまったことを明かしたのです。

そんな八重子に玉枝は小原洋装店が繁盛しているのが目ざわりで勘助にもかかわって欲しくないのだと教えられた糸子。

しかし近づくなと言われたから金輪際近づかないと糸子は言い放ったのでした。

こうして八重子の仲介は徒労に終わります。

しかし家に戻って2階で直子を抱きしめた糸子は八重子に当たってしまったことを後悔の念にかられます。

そんな糸子は昌子から店に出ろと呼ばれます。

しかし言い合いになった挙句に階段から転げ落ちてしまった2人。

音を聞きつけて静子たちがやってきましたが、糸子は昌子のおかげでハッと目を覚ますことができたのでした。

そして安岡家の前に客からもらった野菜や魚の入った籠を気づかれないように置き去って、二度とこないと別れの言葉を心の中で告げた糸子。

帰る途中に河原に立ち寄った糸子は、自分は誰に憎まれても戦争にも貧乏にも負けないと誓ったのでした。

昭和17年9月になると光子と清子が勤め先から解雇されてしまったため小原洋装店で働き始めます。

また衣料の買い物に必要となった切符を整理する仕事を店でするようになった善作。

そのころ、糸子は3人目の子供を宿していましたが、勝が配給委員を担っていたため仕入れには事欠かない状況だったのでした。

ところが勝が”夜釣り”に行ってくるとしばしば出かけるようになります。

そんな勝に気をつけた方がイイと昌子から言われますが糸子にはそんな余裕はなかったのでした。

 

第57話

ある日のこと、唐突に勝から歌舞伎に誘われた糸子。

気が進まない糸子でしたが熱心に誘う勝に従うことにして外出用の着物に着替えます。

出がけにハルや静子から化粧しろと言われた糸子は街中にでて多くの女性が着飾っていることに驚かされます。

明るく華やかな街でお洒落した女性をみた糸子は億劫だった気持ちが晴れたのでした。

そのおかげで春太郎の歌舞伎だと知らされても文句を言わずに済んだ糸子は劇場のロービーに掲げられたポスターに向かってエールを送ったのです。

やがて弁当を買いにいっていた勝が戻ってきます。

すると近づいてきたひとりの女性から声を賭けられた勝。

そして糸子に気付くと奥さんかと勝に聞いたのでした。

女性は料亭『わか竹』の女将で菊乃と名乗ってそのまま帰っていったのでした。

少し菊乃と勝のかかわりが気になった糸子でしたが深くは詮索しません。

そのあと歌舞伎を堪能した糸子は心斎橋の百貨店に勝を誘います。

糸子は自分が売り込んだ制服を勝に見せてやろうと考えていたのですが、何と制服は元の前掛に戻されていたのでした。

がっかりして帰ろうとする糸子でしたが、せっかくだからと勝がショールを買ってくれます。

その日の夜、糸子は月明かりを見ながら自分は優しい夫と優子と直子とお腹の中の子供に恵まれた幸せを失いたくないと思ったのでした。

翌日から何かが変わった糸子は口紅をひくようになります。

糸子は化粧は自分のためにするものではなく、自分をみてくれる人のためにするものだと思うようになっていたのでした。

ところが昭和17年が師走を迎えるとひとりの男が勝を訪ねてきます。

勝が応対しようとすると男から召集令状を届けにきたと告げられてしまったのです。

封書の中からでてきた赤紙を見た勝は凍り付き、後ろから見守っていた糸子は愕然とさせられてしまったのでした。

 

第58話

召集令状を持ってきた男は淡々と説明し証明捺印を押せと勝に告げます。

勝が冷静を装って署名捺印するのを茫然と見つめていた糸子。

そんなところに何も知らないハルが糸子に話しかけてきますが、視線の先に映った光景をみて力が抜けてしまったのでした。

糸子は勝に赤紙がきてからも店を休むことはしません。

そんな姿をみて千代が休めばいいのにと声をかけますが、糸子は普段通り仕事をしているほうが気がまぎれると返したのでした。

出征は4日後でしたが勝はひとりで実家に報告しにいくと3日間をかけて出かけることにします。

勝が戻っきたのは出征前夜で、糸子は夫のためにたくさんの料理を準備したのでした。

そんな中で仕事が忙しいことで余計なことを考えずに済んでいた糸子のもとに、勝のことを知った正一と勇がやって清三郎も心配していたとやってきてくれたのです。

そして小原家に戻ってきた勝の頭をバリカンで借り上げた糸子。

勝はその頭を気持ちよさそうに触っていたのでした。

小原家の出征祝いは糸子の店の客からもらった食料のおかげで豚カツも並びます。

すると勝の店で働いていた職人たちも喜んで食べたのでした。

宴が進む中で糸子や千代が善作が姿を見せないことを心配しはじめます。

するとしばらくして暗い顔をした善作が日本酒を抱いてやってきたのでした。

そんな善作に頭を下げながら涙顔で何度も謝る勝。

その晩は一晩中飲み明かします。

翌朝になって勝は二日酔いの浮腫んだ顔のまま出征していったのでした。

数日後に小原家に荷物が届けられます。

それが勝が出征するときに着ていった背広だとわかって思わず笑顔になった糸子。

すると背広には手紙が入っていて、まだ大阪にいて元気だと綴られていたのでした。

他に何かがないかとすべてのポケットを探すと、1枚の写真をみつけた糸子。

何とそれは菊乃と一緒に写っている勝の写真だったのでした。

 

第59話

写真を見た糸子と善作は同時に”菊乃”と口にしてしまいます。

父親も菊乃を知っていたことに驚いた糸子が知り合いかと訊きますが、善作それを胡麻化すように部屋から出ていってしまったのです。

その写真を眺めながら菊乃のことを思い出した糸子は勝が買い物に付き合ってくれたりショールを買ってくれたりと遊び慣れていたのかもと思います。

そして自分はただの稼ぎ手だと思われていたのかも知れないと悪い妄想をしてしまうのでした。

それでも昌子に言われて仕事に打ち込むことにした糸子でしたが、木之元が店にやってきて勝がまだ大阪にいると教えてくれます。

すると善作が会いにいこうと誘いますが、自分は行かないと不機嫌に断った糸子。

すると善作が男の浮気のひとつやふたつで騒ぐなと口にしたのです。

そんな善作の言葉をたまたま聞いてしまった昌子は勝が浮気してたのかと訊き返したのでした。

しかも木之元まで善作を庇おうとしたため呆れかえるを通り越して怒れてくる糸子。

男たちが庇い合うのに嫌気がさした糸子は吉田屋を訪ねて奈津に話を聞いてもらおうとします。

ところが奈津自身も夫が芸子と逃げてそまったばかりだったのです。

そんな奈津に自分の鬱憤を相談する糸子でしたが、ところが自分のことは自分で考えろと追い返されてしまいます。

奈津から追い返されてしまった糸子でしたが、女同士はこれでいいんだと自分に言い聞かせます。

そして途中すれ違った泰蔵と会釈を交わした糸子は、いつのまにか雪が始めていたことに気が付いたのでした。

 

第60話

昭和17年の年の瀬が迫った頃に善作は未だ大阪にいるという勝に合いにでかけます。

しかし面会がかなわなかった善作は手土産を買って小原家に戻ってきたのでした。

そのころ糸子は隣近所に歳暮として配る野菜を分けていました。

そして妹や縫子たちに人の目につかないように家の奥に通してもらってから中身をだすように指示します。

そして安岡髪結い店へは縫子のりんを向かわせた糸子。

戻ってきたりんから受取ってもらえたことと

家の様子を聞いた糸子は、安岡家も雑煮を食べて正月を迎えられると安心したのでした。

年が明けると電気やガスの規制がさらに厳しくなります。

別居より節約できると善作と千代も小原家に戻ってきたため子守を頼めると喜んだ糸子。

そんなときに木之元があらわれて、勝が大陸に渡ったと聞かされますが、糸子は複雑な想いだったのでした。

ところがまたしても国防婦人会の澤田が数人でやってきます。

何と澤田は勝のミシンを供出しろと言ってきたのです。

供出することはできないと断った糸子は、勝が戻ってきたときに必要になると伝えます。

そんな糸子に死んでお国の役に立ってこそだと告げた澤田に怒りが爆発してしまうのでした。

その場は善作と昌子から制されて事なきをえましたが、その日の夜は悔しさと憤りで寝付くことができなかった糸子。

同じころ下の階では善作が懐炉を取り出してオイルを入れようとしていました。

ところが箪笥から懐炉を取り出そうとした時にひっかけてしまった善作。

しかもその拍子にオイルの瓶が火鉢の中に落ちてしまい、アッと言う間に小原家の1階は火の海と化してしまったのでした。

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