この記事は朝ドラまんぷく2月8日放送した19週108話のあらすじネタバレの詳細と感想になります。
NHK朝の連続小説『まんぷく』は「世の中の役に立つこと」を理想に掲げて前に進もうとする発明家の立花萬平と、それを支える福子夫婦が何度も叩きのめされながらも立ち上がり続けて遂にインスタントラーメンを生み出すまでの物語です。
108話の朝ドラ公式タイトルは「画風の変わった絵」です。前回107話の流れと終わりはどんな内容か振り返ってから108話をお送りします。
<前回19週107話のながれと終わり>
図書館で勉強した萬平は、麺は茹でるより蒸すほうが水分量の変化が少ない事を知ります。
さっそく、蒸した麺を乾燥させてみました。日陰干しした蒸し麺はパリパリです。お湯をかけて3分待ちます。
上手にアルファがグルテン化している言う福子に、グルテンとデンプンがアルファ化していると訂正する萬平。
それに対して、福子は小さく笑います。
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107話はここで終わり、そこからの続きで今回は19週108話のネタバレあらすじになります。
19週108話あらすじ
夜になって、萬平と福子は乾燥した蒸し麺をお湯で戻して試食してみます。
3分で食べてみると、まだ少し硬い。
もう1分おいて再度試食。
やはりまだ硬さが残っています。
さらに1分と言う福子を良くはならないだろうと萬平は止めます。
陰干しでは芯まで乾燥しきれなくて生のままだったのです。
さすがの福子も思わず「なんでぇ‼」。
パーラー白薔薇で、神部が岡と森本に詰め寄ります。
幸田家を後にする時に、ふたりは吉乃と映画にいく話をとりつけていたのでした。
鈴子に会いに来たのではなく吉乃に会いにきたのでだろうと神部がふたりにせまると、ふたりは「吉乃ちゃんは喜んどった‼」とか「あんなかわいい子はおらん‼」とか「そうや‼」。
さらに森本は吉野ちゃんに惚れたと続けます。
ふたりの様な無骨な男は吉乃ちゃんには釣り合わないし鈴が認めないだろうと言う神部に、岡と森本は絶対に諦めないと言い残して去っていきました。
代金を支払わずに帰ってしまったふたり。パーラー白薔薇の川上夫妻がここは残された神部のおごりと言い、人の恋路を邪魔してはいけないと続けます。
神部も鈴の反対を押し切ってタカと結婚したではないかとアキラがせめます。自分は帝大を出ているからと言い訳をする神部に、学歴をひけらかすのはいけないとアキラが神部に言います。
吉乃も岡も森本も良い人だと言っていたのでした。鈴は誰にも相談せずに吉乃の見合いの話しを進めていました。
タカから吉乃が岡と森本と映画を見に行く約束をしていることを聞いた鈴は怒りだします。
「吉乃は大きな会社に勤めていらっしゃるしっかり人と結婚させます!」
吉乃は会社のひとたちとラーメンを食べながら、男性の好みの話しになります。
そのとき吉乃は無骨なひとが好きと話をしていました。
翌日、研究所の中で萬平がひとりで悩んでいるところへ忠彦が訪ねてきます。
忠彦は、悩んでいた萬平に自分が持ってきた1枚の絵を見せます。
そこには、今までの忠彦のものとは違う画風の作品がありました。
忠彦は家族には不評の画風だといいます。
でも、自分が感じたままを描くと云う新しい挑戦ができることが嬉しいと付け足します。
まじまじと絵を眺めていた萬平は、この絵が好きと忠彦に伝えます。
「それなら萬平君にあげるよ!君は挑戦する人間やから!」
そこへ真一も訪ねてきます。
好美と結婚してふたりの子持ちになって真一は、楽しそうに家族で別府温泉へいったときの写真をふたりに見せます。
予想もしなかった事が現実になっていると言う真一に、それが人生だと忠彦は言います。
真一は萬平が失敗ばかりしていると言うことに、エジソンの言葉で返します。
「私は失敗したことがない。ただ、一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」
萬平くんならできると真一は励まします。
福子は居間に掛けられた忠彦の絵をみて首をかしげます。
自分達が描いたら先生に叱られるという源や幸の言葉にたいして、この絵を見ていると何かウキウキしてうると福子はいいます。
萬平は研究室で忠彦や真一から励まされた言葉を思いだします。
絵を見ながらラーメンをつくる工程を頭の中で整理する萬平。
そんなとき新しいアイデアが萬平の頭に浮かびます。
今まではエキスにラーメンを漬けてきて水分量が多くなってしまったので、エキスをかける事にすることです。
まんべんなくエキスをかけることに苦労している萬平の姿をみて、福子はジョウロを持ち出してきます。
むらなくエキスをかけられる様になって、福子の思い付きに大いに喜ぶ萬平でした。
<19週108話の感想>
今回も上手くいきませんでしたね。
パーラー白薔薇での、岡や森本の吉乃への純朴な想いはアキラやしのぶでなくても応援したくなります。
反対に神部にたいしては自分のことは棚にあげてと思ってしまいませんか。
忠彦の「君は挑戦する人間やから!」と真一の「私は失敗したことがない。ただ、一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」と云う言葉は心に残ります。
座右の銘の候補になりそうです。
忠彦が感じるままに描いた絵は、見る人によって感じるものが違います。
抽象的な絵の様なものをぼんやり見ていて今までになかったイメージが湧いてくる事って実際にもありませんか。
エキスをかけるのは上手くいく方法なのか上手くいかない方法なのか、次回109話が楽しみです。
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