まんぷくモデル ホテルについての内容です。
10月から始まった上半期の朝ドラ『まんぷく』。
福子が女学校を卒業してから、電話交換手として採用され、後に英語が話せる
ために、フロント係として働くようになった大阪東洋ホテル。
とても素敵なホテルと感じる大阪東洋ホテルには、実在モデルがあるのか
気になる人も多いはずですよね。
そこで今回は、福子と萬平が出会うきっかけともなった大阪東洋ホテルの実在
モデルについて紹介したいと思います。
では、まんぷくで福子が働いていた大阪東洋ホテルの実在モデルについて紹介します。
まんぷくに登場する大阪東洋ホテルの実在モデルは、京都府京都市東山区にある
「都ホテル(現、ウェスティン都ホテル京都)」とされています。
引用元URL: https://www.miyakohotels.ne.jp/westinkyoto/index.html
ウェスティン都ホテル京都のホームページはこちら
https://www.miyakohotels.ne.jp/westinkyoto/index.html
まんぷくのヒロイン・今井福子の実在モデルである安藤仁子さんは、父親の
事業が倒産してから貧乏暮らしをしていました。
仁子さんは、金蘭会高等女学校を卒業後、画家の有元一雄さんに嫁いでいた
2番目の姉の安藤澪子さんを頼り、家族3人で、京都にある有元家に移り
住みました。
しかし、有元一雄さんは売れない画家で子だくさんの大家族だったため、
安藤仁子さんはすぐに「都ホテル」で電話交換手として働き始めました。
安藤仁子さんは貧乏だったため、大阪電話局で働きながら金蘭会高等女学校を
卒業していて、その時に電話交換手としての資格を取っていました。
また、英語も得意だったため、当時は英語のできる電話交換手が少なかったので、
安藤仁子さんは、都ホテルで電話交換手として採用されたようです。
そして、電話交換手としての仕事ぶりを認められ、都ホテルのフロント係へと
出世を果たし、将来の伴侶となる在日台湾人の実業家である安藤百福さんと出会い、
プロポーズをされることになります。
安藤仁子さんは、都ホテルでの仕事に未練があったので、百福さんからの
プロポーズを断りましたが、百福さんに押されて、プロポーズを受けました。
そして、昭和20年(1945年)3月21日、戦時中ではありましたが、2人は結婚し、
仁子さんは都ホテルを退社し、大阪へと移り住むのでした。
ツイッターでも ドラマでホテルのロケ地になってる武庫川女子大学の画像とともに紹介してくれてました↓
ホテルの正面はすべて武庫川女子大学甲子園会館です。ドラマでは現在の正門の内側にセットの門を、その更に内側にロータリーが。 #まんぷく #朝ドラ pic.twitter.com/LROqEc4ptJ
— 武庫川女子大学オープンカレッジ (@mwu_open) 2018年10月9日
ここまでが、 まんぷくで福子が働く大阪東洋ホテルの実在モデルの紹介でした。
まんぷくは、前作の『半分、青い。』とは異なり、オリジナル要素も加えながらでは
ありますが、史実をもとにしながらストーリーを作っています。
安藤仁子さんがホテルで電話交換手として働いてからフロント係に出世したり、
仁子さんと百福さんの出会いがホテルであることなどは、まんぷくの福子と
萬平でも描かれていたので、この場面は史実に基づいていたのだなと思いました。
ただ、まんぷくでは福子が働くのは、大阪にあるホテルですが、史実の仁子さんは、
京都のホテルで働いていたというのには驚きましたね。
実在モデルのウェスティン都ホテル京都は、まんぷくの大阪東洋ホテルに負けず
劣らず雰囲気の素敵なホテルですね。
今度、京都に行くことがあれば、訪れてみたいなと思いました。
戦争が激化していくなかで、大阪東洋ホテルは今後、どうなってしまうのでしょうか。
福子は退社しているため、もう登場することはないのかな、と思いながらも、
個人的には戦争後に復活してくれることを祈っています。
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