今回は『おかえりモネ』の20話(第4週)6月11日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【百音のトラウマ】と題して4週20話をお送りします。
百音が島を出たのは妹からぶつけられた言葉のせいだったのかも知れません。
もがく様に何かを求めて島を出て行った百音が盆休みを島で過ごして何かに気づきます。
百音の中でぼんやりしていたものが何なのかが気になりますね。
<おかえりモネ20話のあらすじネタバレ>
祖父が決死の想いで引き上げてくれた牡蠣の原盤に付いている稚牡蠣の様子をみて小さなため息をついた未知。
龍巳を喜ばすには想定していたより少なくいと顔を曇らせる妹を百音は心配そうに見つめます。
そんな中で耕治が提案したバーベキューが始まり近所の漁師仲間も集まってくれます。
すると話題は自然に未知が取り組む牡蠣の地場採苗になって、漁師たちは少しでも儲けなければならない時だからと頭ごなしに未知の研究を否定しはじめたのです。
それを聞いて黙っていられなくなって島の利益を考えてのことで可能性がないわけではないと未知を擁護しはじめた百音。
すると姉に背中を押された妹も未だ諦めたわけではないと言いきったのです。
そんな孫娘に向って龍巳は自分が死ぬ前に成し遂げてくれと言いながらも嬉しそうな笑顔になります。
明日は登米に戻らなくてはならないため自分の部屋で荷物を整理し始めた百音。
そこに未知がやってきて姉の荷物の中に『気象予報士試験』の本を見つけます。
姉に向って気象キャスターを目指しているのかと妹が尋ねると百音は山の仕事に役立つかも知れないからと口を濁します。
そして、気象は未来が分かるのだと言いながら、百音は自分が登米の山の中で遭遇した出来事について明かしたのです。
先のことがわかれば人助けもできるのだと口にした百音でしたが自分には無理かもしれないとその想いを否定するのでした。
それを聞いた未知は前に姉に向って言い放った言葉を思い出して、島を出て行ったのは自分のせいなのかと訊きます。
それは被災してから数か月後のある日に、なかなか立ち直れない妹を励まそうとして再び普通に戻れると声を掛けた姉。
しかし、そのとき未知は百音に向って恐ろしい津波を目の当たりにしていないから気楽でいられると放ってしまっていたのです。
図星を突かれて何も言えなくなっていた自分を思い出した百音でしたが自分は勉強が苦手だったからだと咄嗟に誤魔化したのでした。
すると未知は気象予報士も可能性がないわけじゃないとバーベキューの時に自分を守ってくれた姉の言葉をそのまま返して微笑んだのです。
登米に戻る日の朝、百音は以前から気になっていたことを龍巳に尋ねます。
どうして孫娘たちが幼い頃にわざわざ登米まで行って植樹したのかを訊かれた祖父は理由を説明し始めます。
登米の水は北上川の流れになって石巻の海に流れ込んでいて、龍巳は種牡蠣の産地である石巻ら稚牡蠣を仕入れているからだと語った龍巳。
それを聞いた百音は自分が天気のことがわかるようになったら祖父や妹だけでなく誰かの役にたてるかを訊きます。
孫娘が天気を読めるようになったら勝負をかける時に相談できると龍巳が微笑みむと百音は自分の中に希望の光が差し込んできたのを感じることができたのでした。
母親の亜哉子からたくさんの牡蠣を手土産として渡された百音は気仙沼に向かう定期船に乗り込みます。
そして故郷の海や山を見渡していた百音の脳裏に朝岡が教えてくれた『山と海は水を介して空と繋がっている』という言葉が浮かんできます。
すると霧が晴れる様に朝岡が言わんとしたことが理解できた百音。
それは百音がようやく何かを見つけた瞬間で、ふと気が付けば晴れやかな笑顔になっていたのでした。
スポンサード