朝ドラ「おむすび」のネタバレ10週あらすじ（46話〜50話）タイトル「人それぞれでよか」（12/2～12/6放送)の解説です。
『おむすび』朝ドラ10週ネタバレ（46話〜50話）あらすじ人それぞれでよか
『おむすび』第10週あらすじネタバレ（12月2日〜12月6日）
第10週のタイトルは「人それぞれでよか」です。
・炊き出し実習に向けて
2007年7月、「さくら通り商店街 夏休みこども防災訓練」が開催されることになり、結は炊き出し隊長に任命されます。専門学校では炊き出しなどの大量調理は2年目に学習する内容で、担任の桜庭真知子（相武紗季）に相談すると、すぐに授業に取り入れてくれました。森川学（小手伸也）が震災経験者の話を聞ける機会も提案します。
震災については当事者でも話題にするのが憚れる雰囲気がありましたが、結は勇気を持って商店街の集会所に父・米田マサト（北村有起哉）、母・米田愛子（麻生久美子）、佐々木美佐江（キムラ緑子）、福田康彦（岡嶋秀昭）、高橋要蔵（内場勝則）、佐久間菜摘（田畑志真）を集め、震災当時の避難所でどんなものを食べていたかを聞きました。
地震から3日目くらいにようやく食料が届いたこと。
パンやおにぎりばかりで食物繊維が不足し、水分も足りなかったこと。
便秘で体調を崩す人が増えたこと。
渡辺孝雄（緒形直人）が乾燥わかめと豆類の缶詰を提供してくれたことで、食物繊維豊富なわかめご飯や野菜入りの味噌汁が炊き出しで配られたこと。
最初は辛い顔をしていた人々も、次第に懐かしい思い出として語り始めました。
・孝雄と美佐江
その晩、アユミは孝雄から修理したマサトの靴を受け取ります。靴は見事に生まれ変わっており、その仕上がりにアユミは驚きます。アユミは中古の靴を仕入れて孝雄にカスタマイズしてもらい、販売することを思いつきます。
「ナベさんがやる気になったら、美佐江さんと仲直りできるかもね。」
と愛子が言いました。実は、震災の1年後、孝雄が突然商店街にアーケードを作ることを提案し、美佐江と協力して完成させたのですが、その後孝雄は再び心を閉ざしてしまい、美佐江とは仲が悪くなったというのです。
孝雄と仲直りしてほしいと願う結は、美佐江を訪ねます。美佐江は兄夫婦を震災で亡くしていました。
「けど死んだ人はもう戻ってこうへん。うちら生きなあかんねん。せやからあの人見とうとイライラすんねん。」
結は沙智、佳純、森川に手伝ってもらい、「わかめのおむすび」と「サバツナけんちん汁」を防災訓練で作ることにしました。
一方、アユミは孝雄に会いに行きますが
「もうやめてくれ。あんたを見ると真紀を思い出す。」
と言われてしまいます。
マサトは修理してもらった靴を履いて孝雄に謝りに行きました。マサトが孝雄の腕を叩いてアーケードも頑張って作ってくれたと語りかけると、孝雄は言いました。
「あれは商店街のためやない。真紀のためや。」
孝雄はかつて配られたアーケード設置への賛否を問う用紙を見せます。そこには賛成に丸がつけられ、真紀の字で孝雄の名前が書かれていました。
・炊き出しの準備
防災訓練の前日、結はマサトと一緒に最終打ち合わせのため集会所に向かいました。マサトが炊き出しの手伝いを孝雄に頼んでみようと言うと、美佐江がすぐに反対します。
「いつまでももうつむいとん、あの人だけや。」
と美佐江が言いました。マサトは
「別にいいじゃないですか。立ち直る時間は人それぞれ違うと思うんです。」
と答えましたが、美佐江が納得しないと、結が続けます。
「いやほら、アスパラガスって収穫できるまで3年かかるやろ？でもトマトは花が咲いたら2ヶ月ぐらいで収穫できるし、ブロッコリーなら種撒いてから3ヶ月で。やけん、野菜もそれぞれやし、人もそれぞれちゃうかなって。」
と一生懸命話しました。
・炊き出し当日
防災訓練当日、集まった子供たちの前で若林と菜摘が紙芝居で阪神淡路大震災について語り、その後、結、沙智、佳純、森川たちは準備した炊き出しを配ります。
そこへ孝雄が現れました。美佐江が呼んだのです。菜摘は孝雄に言いました。
「母から聞きました。あの時おじさんがいなかったら、うちどうなってたか。本当にありがとうございました
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