今回は『おちょやん』の5話(第1週)12月4日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん5話のあらすじネタバレ>
鶏の行商から父親が戻ってきたときに、千代が栗子を追いだそうとしていることを知ったテルヲは千代を叱ろうとします。
しかし、千代はそれに負けずに悪いのは自分とヨシヲを奉公に出そうとしている栗子だと言い返しました。
しかし、栗子との対立を深めているのは千代だけで、弟のヨシヲも近所の村人たちまでもが栗子になびいていきます。
日々苛立ちを募らせていたある日、隣家の村人から栗子がテルヲの子供を身ごもっていることを知らされた千代。
その日のうちに父親のテルヲに事の真偽を確認した千代は、それが本当のことで栗子を竹井家から追いだすことができなくなったことを告げられたのでした。
しかも、テルヲは栗子の子供ができたら今の武井家ではやっていけないと、千代が奉公にでることは避けられないことだと説かれてしまいます。
それに対して口減らしは自分だけで十分なはずだとヨシヲを守ろうと千代が言い返した時に栗子があらわれます。
そして家族3人で暮らすには千代もヨシヲも邪魔だと言い放った栗子。
栗子の本性が明らかになったことで、逆上した千代は出ていくと叫んで栗子を睨みつけたのでした。
傍らにいたヨシヲに肩をつかまれた千代は少し冷静になって話を続けます。
自分と違ってヨシヲは栗子のことが好きだと説明し、出ていくのは自分だけにして欲しいと栗子に頼み込んだ千代。
千代が弟のヨシヲだけは何としても守ってやりたいと必死に頼み続けると、栗子は表情をかえることなく千代の申し入れを聞き入れてくれたのでした。
奉公にでることを千代が了解したことで話はあっと言う間に決まってしまいます。
千代の奉公先は道頓堀にある芝居小屋にきまりました。
新しい着物を着て髪もきれいに結って見違えるようになった千代は別れの挨拶にあちこちまわります。
そして小学校で担任の玉井先生に、自分は普通の子にはなれないと挨拶した千代。
そんな千代に向かって玉井先生はいろんな生き方があってもそれぞれで頑張ることが普通なのだと諭したのです。
学校に行けなくて千代は普通の子供なんだと自信を持たせようとした玉井先生。
そしていよいよ千代の旅立ちの日がやってきました。
やがて千代を奉公先まで連れていってくれる口入れ屋が竹井家に姿をあらわします。
家族と顔を合わせるのを避ける様に背中越しに小さく一言だけ別れの言葉を残して出ていく千代。
そんな姉の姿を見て弟のヨシヲが叫び続けても千代は決して振りむこうとしなかったのです。
家を離れてしばらく歩いたときにテルヲが走って追いかけてきました。
一瞬、父親が止めてくれることを期待した千代でしたが、テルヲは母親のサエの写真を手渡しにきただけでした。
そして、家に戻っていく父親の後ろ姿に向かって涙ながらに大声で叫んだのです。
自分は捨てられたんじゃない。
自分があんたらを捨てたんだ。
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