今回は『おちょやん』の58話(第12週)2月24日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん58話のあらすじネタバレ>
『えびす座』に火をつけると云う大山社長への脅迫で『鶴亀家庭劇』の公演が取りやめになり千代は弟のヨシヲに芝居を見せられなくなってしまい『福富』で落ち込んでいます。
そんな時に思いつめたような表情の一平から話があると言われた千代でしたが何故か宗助がヨシヲを案内してきたので、後にすると言って店を出て行ってしまいました。
その後で千代と話し始めたヨシヲは公演が中止になってしまったことを心配してくれますが、昨晩のヨシヲは路地裏近付いてきた男たちと何やら話していたのです。
桐島というリーダー格の男から久久の姉弟再会の感想を訊かれると自分の家族は神戸の親父と桐島たちだけだと笑みを浮かべて返したヨシヲ。
それから桐島は姉の懐に入り込んで『鶴亀』を潰すためのネタを掴むように命じます。
大山社長を脅迫したのは桐島やヨシヲたちで、何として『鶴亀』から芝居の興行権を奪い取ろうと企てていて、最初の狙いが『鶴亀家庭劇』だったのでした。
ところが、殴り掛かられた一平は千代の弟の正体が気になっていためヨシヲの跡をつけていて物陰に隠れて桐島たちの会話の一部始終を聞いていたのです。
『福富』からヨシヲが帰った後で一平は千代を稽古場に誘い出して、自分がヨシヲの後をつけていった時のことを伝えます。
一平は桐島がヨシヲに向かって、『鶴亀』を潰すためにヨシヲをつかって千代から内情を探ろうとしている企てを説明し、弟が利用目的で姉に近付いてきているのだと訴えたのでした。
しかし、唐突にそんなことを言われても信じられない千代は弟が父親のテルヲと違うと声を荒げて一平の話を否定します。
すると、何故かふたたびそこにヨシヲがあらわれます。
ヨシヲは千代たちの話を立ち聞きしていて、動揺している姉に向かって取引先と話をしていただけだから一平の話を信じるなと白をきります。
平然と嘘をついているヨシヲに呆れ果てた一平は、唐突にバケツの水を千代の弟に浴びせかけたのでした。
すると、ずぶ濡れになったヨシヲのシャツの下から何と刺青が透けて浮かび上がってきたのです。
自分の弟の明らかに堅気とは言えない様相を見せつけられた千代は一平が話してくれたことが嘘でないことに気づかされたのでした。
命がけで育ててくれた母親のサエに申し訳ないと思わないのかと言う言葉はヨシヲの心には響かず、開き直って今さら姉ぶるなと千代への思い入れなどないと吐き捨てるヨシヲ。
金の為なら何でもすると言うヨシヲは警察に話したら道頓堀中の芝居小屋が燃えてしまうことになると脅してその場を去っていきました。
稽古場に残された千代と一平は自分たちだけで解決出来る話ではないとヨシヲの本性に愕然とします。
大山社長に相談しようと言う一平に向かって自分がヨシヲを説得するとそれを制する千代。
千代はこのままだったらヨシヲだけでなく自分も駄目になってしまうと、悔しさや悲しさと同時に自分が何とかしなければと責任感にかられるのでした。
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