今回は『おちょやん』の83話(第17週)4月1日木放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【それぞれの意地】と題して17週84話をお送りします。
戦況の悪化で『鶴亀家庭劇』も赤字続きで解散を余儀なくされます。
そんな中でみつえやシズの大切なものを守りたいと言う意地に触れた千代も自分で守るべきものは諦めないと決心したのです。
千代の決心とはいったい何だったのかがきになりますね。
https://youtu.be/gqngcOGNGG0
<おちょやん84話のあらすじネタバレ>
稽古場で座長の一平が口にしたことは『鶴亀家庭劇』を解散するという内容だったのです。
戦況の悪化は芝居見物から客足を遠ざけてしまい『鶴亀家庭劇』は赤字続きとなっていたのを何とか『鶴亀』の社長が支えてくれていましたが遂に見限られる時が来てしまったのです。
後ろ盾が無くなってしまっては芝居を続けることはできないと自分の無念を劇団員たちに明かす一平。
座長の話を聞いた劇団員たちはやりきれない思いに打ちのめされますが千代はいきり立って社長の大山に直談判すると言い出します。
ところが一平は毎日が空襲に怯えて防空練習や食料配給に並んでいる状態では生きて行くだけ精一杯だと千代を諭して止めたのです。
さらに、そんな状況で劇団員たちを『鶴亀家庭劇』に縛り付けておくことも出来ないと頭を下げて幕引きする理由を明かしたのでした。
しかし、千代にとっては芝居が人生の全てであり『鶴亀家庭劇』が掛け替えのないものだと涙ながらに一平に考え直すことを懇願します。
しかし、千代の想いは多くの劇団員の理解を得るものの、皆それぞれの事情があって渋々ながら劇団の解散を受け入れたのでした。
稽古場からの帰り道で肩を落とした千代は一平に事前に解散することを自分に話してくれなかった理由を尋ねます。
すると、一平は事前に話をしたら千代が大山社長のもとに駆け付けて直談判することは必至で、もしそうなれば自分自身が決めた解散する気持ちが揺らいでしまうからだと本音を明かしたのです。
そうして大切なことを勝手に決めてしまったことを千代に詫びた一平。
千代が『福富』を訪ねると、みつえから来週にでも疎開するつもりであることを明かされますが、母親のシズがどうしても道頓堀から離れたくないと言い張っていて困っていることを伝えられますが、千代にはシズの気持が痛いほどわかっていたのです。
ふたりがそんな話をしている処に『国防婦人会』の面々が『福富』にやってきます。
彼女たちは金属の供出を求めていて出征した福助が大切にしていたトランペットの出せとせまってきたのです。
それを聞いて厳しい顔になったみつえでしたが咄嗟の嘘で夫の分身とも言えるトランペットを守り抜いたのでした。
その後で、千代は『岡安』を閉めてしまったシズのもとを訪ねて諦めきれない『鶴亀家庭劇』の解散の話を伝えます。
するとシズは自分がいつか『岡安』を再興してバラバラになったお茶子たちを呼び寄せることが夢だと語ってくれます。
そんな話をしているに、娘のみつえがやってきてシズに疎開を勧めますが、何があっても自分は道頓堀を離れないと言い張ったのでした。
みつえやシズの維持に触れて天海家に戻った千代は一平に向ってたとえ独りになっても『鶴亀家庭劇』はつづけると宣言したのです。
人数が少なくても防空壕での花車当郎とのやり取りのように人を笑わすことはできると言う千代。
しかし、生きるか死ぬかの瀬戸際では芝居などできないと言う一平は、千代の話に呆れかえってどこかに出掛けて行ってしまったのでした。
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