今回は『おちょやん』の78話(第16週)3月24日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【ソ連への亡命を決めていた木暮たち】と題して16週78話をお送りします。
自分達の思い通りの芝居がしたいと思った小暮たちはソ連への亡命を企てていました。
千代と一平がふたりを思い留まらせようとしていることころに特高がやってきてしまいます。小暮と百合子だけでなく千代や一平がどうなるのか気になりますね。
<おちょやん78話のあらすじネタバレ>
久久に懐かしい木暮や百合子と再会した千代と一平はふたりを心からもてなします。
宴が終って少し酔いが覚めてきたころに小暮は久しぶりに楽しい夜を過ごせたと喜んだあとに、楽しすぎて決心が揺らいでしまうと意味深な言葉を発したのです。
そして、木暮の傍らで物憂げな表情で夫の言葉に頷いていた百合子。
翌日になって、新聞の記事から明日には列車が動きそうだと安堵の様子を見せる木暮に向って千代はもっとゆっくりしていけばいいと誘います。
ところが、木暮は何かと理由をつけて千代の誘いを断ったのでした。
そこに、厳しい形相をした一平が戻ってきたのです。
『鶴亀』の熊田に呼び出されて出かけていましたが、特高が木暮たちを探していると言う噂を耳にして慌てて帰ってきていた一平。
実は、木暮と百合子は戦争中の時勢に反対するような芝居を続けていて特高から目を付けられて逃げていたのです。
素性が知れてしまった木暮たちは日が暮れたらここを出ていくと千代と一平に告げます。
そのあと二人はソ連に亡命するつもりであることを千代と一平に明かしたのでした。
それを聞いた千代はふたりの亡命をやめさせたいと一平に相談していると、話を聞いていた寛治がすぐにでも通報した方が良いと言い出します。
寛治はふたりが捕まってしまった時に千代と一平がかくまったことが知れれば共犯にされてしまうことを心配したのでした。
ところが、それを聞いた千代はもし捕まったとしても木暮や百合子が自分達のことを話す筈がないと言うとふたりを信じ切っている千代に寛治は呆れかえってしまいます。
自分は親不孝だと嘆いている木暮に向って何とか亡命を思い留まらせようとする一平。
すると小暮は一生懸命に生きる人が平等に報われる世の中にすることが自分の夢だと明かしてくれたのでした。
小暮たちの一途な想いを聞かされた一平は亡命を留めさす言葉を続けることができなくなってしまいます。
一方、百合子は検閲によって真っ黒になおされてしまった台本を千代にみせて、今の日本では自分たちのやりたい芝居ができなくなってしまったと吐き捨てます。
何とか思い留まらせたい千代は百合子たちに自分たちの芝居を見せようと誘います。
ところが、客に媚を売るような芝居はしたくないと百合子は千代の申し出を断って、自分の命を燃やし尽くすような芝居をするために亡命するのだと言います。
一緒にソ連に行かないかと誘われた千代でしたが、自分は喜劇役者だから客が喜んでくれる芝居をすることが夢だと言って百合子の誘いを断ったのでした。
それを聞いた百合子は成長ぶりを喜ぶような眼差しで千代を見つめて自分の信じた道を貫けと微笑んだのです。
その時、天海家の戸を誰かが激しく叩きます。
特高たちがふたりを追って天海家も調べにやってきていたのです。
それを知って千代たちに迷惑がかかると木暮と百合子は出て行こうとしますが、一平はそんなふたりを引き留めたのでした。
玄関の戸を開けた途端、特高たちがなだれ込んできて小暮と百合子の目撃情報があったと天海家の中を捜索し始めます。
一階を隈なく探し終えた特高たちは二階も探し始めます。
特高たちが押し入れに目を付けた時に千代が何とか開けられないように立ちふさがりますが、中から物音が聞こえてきてしまいます。
それを聞いて特高たちは押し入れの中に木暮と百合子が隠れていると確信して千代にどけと迫ってきたのでした。
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