今回は『おちょやん』の17話(第4週)12月22日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん17話のあらすじネタバレ>
劇場の帰り道の道頓堀の道端で待ち伏せしていた父親のテルヲから唐突に声を掛けられた千代。
そしてテルヲは千代に向かって前回には離さなかったヨシヲの体調のことを明かしはじめました。
ヨシヲの体調がよくなくいので一緒に暮らして面倒を見て欲しいと頭をさげるテルヲ。
ヨシヲが千代にとって何事にも代えがたい存在であることを知っているテルヲならではの口実を作り上げてきたのです。
そんなテルヲのことと父親の弱々しくみえる姿をみると千代の心も揺れ動いてしまうのでした。
そんな親娘のやりとりを偶然にも通りかかった一平が少し離れた場所から聞き耳を立てていました。
夜になって千代が『岡安』の裏の縁側でひとりどうすべきかを悩んでいます。
父親への絶対に癒える事のない恨みと最愛の弟であるヨシヲの具合がすぐれないという心配事の板挟みになっていたのです。
千代が揺れ動く自分のこころに結論をだせないでいると、いつものように芸子遊びに出掛けるために一平が裏口からでてきました。
真剣な面持ちで自分の悩ましい気持ちを一平に伝えて相談しようとしますが、またしても茶化されてしまいます。
そんな一平に千代は切れて起こり始めしまいますが、一平は平静を装ってそのまま遊びにでかけていきました。
千代の父親のテルヲが飲み屋でいつものように酒に溺れているときに、そこに一平が姿をあらわします。
そして、テルヲに向かって散々な親だと罵倒したあとで千代のまえから消えろと言い放った一平。
さらに千代の身売り話のことを知っていると一平から聞かされたテルヲは激怒しするもののバツが悪くなって威嚇しはじめました。
しかし、唐突に千代がその店にあらわれたのです。
千代は一平が立ち去ったあとで、お茶子の里子から一平の目的と行き先を聞かされて慌てて駆けつけてきたのでした。
千代が自分の後ろにいることに気づかないテルヲを一平に脅しにかかります。
娘が親を助けるのは当たり前だと言いながら、借金取りのことを娘に漏らしたらただでは済まさんと凄むテルヲ。
そのとき、堪忍袋の緒が切れた千代が後ろからテルヲの胸倉をつかんですべてが嘘なのかと叫びます。
隠し通すことができなくなったテルヲは観念して険しい表情で迫ってくる娘の千代にむかって経緯を明かすのでした。
千代の弟のヨシヲは何年も前に家を出て行ってしまっていました。
テルヲは借金で首が回らなくなっていて借金取から千代を料理屋で奉公させたら借金を半分にしてやると言われていたのです。
助けてくれと娘に頼み込むテルヲに向かって8年前も同じだったと千代は冷たく笑みを浮かべて告げます。
そして、自分はひとりで生きていくことに決めたのだから二度と目の前にあらわれるなと父親に決別を宣告した千代。
そうして足早に店を立ち去ろうとする娘の後ろ姿に向かって、どうなってもしらないからと吐き捨てたのでした。
帰り道で千代は一平に最初から教えてくれたらよかったのにと話しかけます。
当回しに感謝の気持ちを伝えようとした千代でしたが、言えるわけがないとぶっきらぼうに言い放って夜の街に消えていく一平。
そんな一平の後ろ姿に向かって千代は心の中で感謝するのでした。
『岡安』に『えびす座』の芝居予約をしていた赤松と名乗る男たちの客がやってきました。
男たちは座敷に上がった途端に態度を一変させて暴れ始めます。
かれらはテルヲの借金取だったのでしたが、そんなことを知らない千代は唐辛子入りの酒を出して追い出そうとしたのでした。
次話:4週18話あらすじ【借金取の嫌がらせで『岡安』を出る事に
スポンサード