今回は『おちょやん』の36話(第8週)1月25日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん36話のあらすじネタバレ>
千代が『鶴亀映画京都撮影所』の女優になってから既に3年の月日が流れていました。
千代は与えられる役柄もそれなりになっていて忙しい日々を送ってはいましたが依然として大部屋のままの中堅女優から抜け出すことはできていませんでした。
しかも、その頃になると『世界金融恐慌』の煽りを受けての景気低迷の影響は映画業界にも出ていて、ヒット作に恵まれずに多くの役者が撮影所から姿を消していたのです。
大部屋にいる女優たちの中でも誰かが解雇された話題があがることも少なくなく誰もが明日は我が身だと不安を抱えてながら撮影に臨んでいたのです。
そんなある日、現場での撮影が中断した時に木暮が千代に近付いてきて唐突に謝罪しはじめます。
千代とは彼女を主役にした映画を撮ることがかねてよりの二人の間での約束になっていましたが、またまたそれが遠のいてしまったと告げる助監督。
小暮が作ろうとする作品はどれも地味であったこともありなかなか採用されない状態が続いていて落ち込んでしまっていたのです。
そんな木暮を千代が励ましているときに守衛の守屋がヨシヲと名乗る客が訪ねてきていることを千代に知らせにきました。
それを聞いた千代は木暮を残したまま慌てて駆けだします。
遂に自分の念願だった弟のとの再会が果たせるものだと嬉しさと緊張が交錯する千代。
しかし彼女を待っていたのは、弟のヨシヲではなく父親のテルヲだったのです。
表情を一変させてすぐさま追い返そうとする千代に行く宛がないと娘に追いすがろうとするテルヲ。
娘と一緒に住むことができればやり直すことができると必死に頭を下げる父親を見捨てる事ができなかった千代は最後には一晩だけ『キネマ』に泊めることにしたのでした。
千代は撮影が残っていたためテルヲを先に『キネマ』に行かせておいて終わってから戻る事にします。
しかし、テルヲが店長の宮元や女給たちをまえに機嫌よく饒舌を振るっている姿を見て怒った千代は自分にとって大切なヨシヲの行方をテルヲに問いだします。
しかし、テルヲはヨシヲの行方など知っておらず自分も養豚場経営に失敗して栗子とその娘にも逃げられていたのでした。
それを聞いた千代は僅かな蓄えしかないがテルヲを一緒に住むことを決めます。
テルヲには自分を宛にしてくれるなと言い含めると同時にいつ何時解雇されるかわからないような不安定な今の立場から主役を張れるような役者にならなくてはと決意を固めた千代。
そんな娘の厳しい状況をしったテルヲは自分が千代を主役になれるようにすると意気込んだ見せたのです。
次の日になると、テルヲは千代に何の断りもなくふたたび撮影所に向かっていました。
そして『鶴亀映画京都撮影所』所長の片金をつかまえて、いきなり次の映画で自分の娘の千代を主役にして欲しいと強引に頼み始めたのでした。
次話⇒おちょやんネタバレ8週37話あらすじ【全員が不合格のオーディション】
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