今回は『おちょやん』の第9週(2月1日から2月5日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
おちょやん9週のあらすじネタバレ 一平が千之助を笑わせられるか?
昭和3年の夏に久々に道頓堀に戻ってきた千代は『岡安』にシズを訪ねます。
4年ぶりの道頓堀は以前とはすっかり変わっていて、賑わっていた芝居小屋の客は練り続けていました。
ふたたび『岡安』で厄介になることにした千代は4年前に父親の件で迷惑をかけてしまったことをシズに詫びます。
そして、自分が主役もできるほどの女優になれたことを報告して、テルヲの謝金は必ず返すと女将に約束したのでした。
いよいよ新しい劇団の役者たちとの初顔合わせの日がやってきました。
劇団の座長として紹介されたのは天海一平でした。
ところが、須賀廼家千之助が座長になると思っていた百久利はいきなり辞めると言い出します。
そして、他の役者たちも一平の座長には難色を示したのでした。
いきなり一座崩壊に危機に陥った劇団を救おうと千代は千之助を訪ねて新しい劇団に加わって欲しいと頼み込みますが、なかなか聞き入れてもらうことは出来ません。
そして千之助は初の興行が失敗したら劇団を解散して二度と道頓堀で芝居をしない毒づいていたのです。
その頃、一平は露店を営んでいた天晴と徳利を訪ねていました。
天晴と徳利も一平が座長になることに異を唱えていました。
そんな二人に新しい劇団で自分の芝居をするためには天晴と徳利が不可欠だと頭を下げて頼み込む一平。
片や、一平は千之助の説得には動こうとしませんでした。
そして、説得をうけていた千之助は自分を笑わしたら劇団に戻ってもよいと千代に条件をだしますが、いくら頑張っても千代は千之助を笑わすことができなかったのです。
千之助の説得が暗礁に乗り上げてしまった千代は徳利の説得も試みます。
すると、徳利は千代の説得に応じてくれ、天晴も一平が書いた台本を気に入ってくれて劇団に戻ってくれることになったのでした。
一方、一平は新しい劇団には女形役者は必要ないと言い出していました。
それを聞いた女形の漆原は怒りをあらわにして劇団を去ろうとします。
一平は漆原以外の女形役者たちからも詰め寄られますが女形は時代遅れだと言いきってさらに彼らを挑発したのです。
女形が時代遅れだと云う一平の言葉を聞きつけた漆原は怒り心頭です。
漆原は一平が幼い時から可愛がってきていただけに失望感は大きかったのでした。
戻ってきて一平を殴り続ける漆原。
ところが殴られている一平が意外な一言を発したのです。
そこまで激しく人を殴れるなら男役も十分こなせるとだろうと漆原を諭す一平。
そうして残すは須賀廼家千之助のみになります。
天晴と徳利の三人がかりで千之助を笑わそうとする千代。
しかし、どうしても千之助は笑ってくれませんでした。
そこに、一平があらわれ劇団に加わって欲しいと頭を下げて千之助に頼み込んだのです。
そんな一平の姿が初代天海と重なって見えた千之助。
そうして千之助も劇団に加わることを快諾してくれたのでした。
いきなりの崩壊の危機を脱した劇団は『鶴亀家庭劇』の看板をあげます。
そして、書き上げた台本を一平が座長として団員に向かって説明しはじめたのでした。
≫次週:おちょやんネタバレ10週あらすじ【ルリ子慰留だが千之助に勝てる?一平とタッグ
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