西郷どんネタバレ29話の内容です。
大河ドラマ西郷どんの29話について簡単にネタバレします。
28話での吉之助の行動により、吉之助は薩摩の看板を
背負う人物となっていました。
そして、吉之助は日本を守るためには長州と手を組んで、
幕府を倒さなければならないと考え始めたために、
嫌いな久光に媚びたり、嘘でも涙を流したりして
久光に信用してもらおうとしていました。
そんな中、幕府は以前、久光が中止にした参勤交代をするように
命が下り、久光は激怒。
参勤交代を中止にしてもらうよう朝廷に働きかけるべく
久光は大久保を京に向かわせました。
追って吉之助も向かうようになりますが、吉之助が薩摩を
出発する日が近づいてきたある日。
大久保の計らいにより、吉之助は糸と再会するのでした。
吉之助は禁門の変や長州征伐の功績により薩摩で有名人に
なっていくようですね。
しかし、様々なことを経験した吉之助は昔のような優しいだけの
青年ではなくなるようです。
それが少し寂しい気もしてしまいます。
そして気になる糸との再会。
大久保の計らいとは、大久保はいつまでも吉之助や糸のことを
思っているのが感じられます。
では、大河ドラマ西郷どん 29話のネタバレです。
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禁門の変では、京での薩摩の悪評を返上し、戦をしないで
長州征伐を成功させた吉之助は1年ぶりに薩摩へと戻ってきました。
薩摩藩の藩主である茂久は、吉之助の功績を称え、
吉之助を側役に任命します。
また、久光も嫌々ながら吉之助のことを認めざるを得ず、
大久保も吉之助に遅れをとらないよう焦っていました。
今や吉之助は薩摩の1枚看板となっているのでした。
そんな中、吉之助は城からの帰りの甲突川の橋の上で大久保に、
もう幕府に日本を任せておけないと言いました。
長州征伐の目的は、徳川の驚異となる薩摩と長州を戦わせることにより、
両藩を弱体化させようとするものであることを告げ、
幕府(慶喜)が守りたいのは、徳川家だけであると強く吉之助は言います。
そして、日本を守るのは自分達しかいないので、
幕府を倒すと意気込む吉之助に大久保は反対しました。
薩摩は幕政に加わることを望んでいるので、他の藩に背を向けられたら
長州の二の舞になってしまうのではないかと大久保は心配していたのです。
しかし、吉之助はそれなら自分ひとりでやると言って、
そのまま鰻取りをする子供達のもとに行ってしまいます。
大久保は頭を抱えましたが、その目には重そうな荷物を抱えながらも、
優しげに吉之助を見つめる糸の姿が映りました。
その晩。
西郷家では吉之助の帰りを祝う宴が開かれました。
弟の吉二郎が園という嫁をもらい、女手は増えたものの、
園は妊娠していたため、琴が手伝いに来ていました。
琴は吉之助を見兼ねて、早く嫁をもらってほしいと言いました。
薩摩藩の看板を背負う吉之助が、嫁をもらわないというのは、
薩摩の恥と皆から言われる始末でした。
しかし、吉之助は自分は今はそれどころじゃないと言い返しますが、
その数日後、西郷家の庭先には、吉之助の嫁になりたいと
志願する若い女の人達が列を作っていました。
いったい何の騒ぎかと帰宅した吉之助が呆れていると
その列の中から意外な人物が姿を現しました。
その人物は、沖永良部島で出会った雪篷でした。
雪篷はつい先日、赦免されて経った今、沖永良部島から
戻ってきたことを吉之助に話すと、12年も島を離れていたため、
帰る家も家族もないことを吉之助に話しました。
すると吉之助は、それなら自分の家に来いと言いますが、
雪篷はもとからそのつもりで、さらにどこぞの女性よりも
自分の方が役に立つから自分を嫁にしろと何とも破天荒な
言い方で、雪篷は女性陣を追い返しました。
ところが琴達は吉之助が嫁を取ることを諦めようとせず、
島に妻子がいることは承知の上で、西郷家の跡取りのためにと、
琴を始め、吉二郎や熊吉までもが吉之助に嫁をもらうよう
頭を下げたので、吉之助は困ってしまいました。
翌日。
吉之助は急遽、城へと呼び出されました。
3年前に久光が幕府に掛け合って廃止にされた参勤交代を
幕府は復活させるという幕府からの命令が下ったようなのです。
怒りが押さえきれない久光は、吉之助があまりにも簡単に
長州を征伐したものだから、幕府が思い上がったのだと言い掛かりをつけます。
そんな久光に対して、吉之助がまた反論するのではないかと
大久保はハラハラしていましたが、吉之助は久光の前に平伏し、
涙ながらに謝罪しました。
その吉之助の行動に誰よりも驚いたのは、久光でした。
久光は怪訝な顔をしながらも参勤交代の中止を命じるよう
朝廷に働きかけるべく、大久保を京に向かわせました。
しかし、久光の機嫌を取ろうとする吉之助がいつもらしくないと
不思議に思った大久保が吉之助に理由を尋ねると、
吉之助は近く、幕府はまた長州を攻めるであろうから、
その時に薩摩は長州の味方につくべきと吉之助は考えていて、
そのためには長州嫌いの久光を説得するために媚を売るし、
謀をしたり偽りの涙さえ流すことを厭わないと言いました。
そのことに、大久保は吉之助が変わったなと思いました。
その翌日、大久保は京に向かい、吉之助も福岡藩を廻って、
上洛することになりました。
吉之助が薩摩を出発する日が近づいてきたある日、
大久保の妻である満寿に連れられて糸とその父親である
岩山直温が吉之助の出世祝いにと酒と鯛を持ってやって来ました。
吉之助は糸に久しぶりだと挨拶を交わしました。
そして驚いたことに、糸は離縁して岩山の家に戻ってきて
いるのでした。
実は、満寿は大久保に言われて、吉之助と糸を会わせるために
糸と直温を連れてきたのです。
大久保は吉之助が京や江戸で立派にお役目を果たすには、
薩摩でしっかり家を守る妻がいなくてはいけないと思っていたからでした。
困惑する吉之助と糸をよそに、西郷家の面々はもちろん、
直温や雪篷までもが、その気になっていました。
2人は幼馴染みであり、吉之助は糸の初恋の相手でしたが、
糸は自分では吉之助の妻には相応しくないと表情を
強張らせながら言うのでした。
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ここまでが、大河ドラマ西郷どん 29話のネタバレでした。
大河ドラマ西郷どん29話のネタバレにあるように、
吉之助は薩摩の看板を背負う人物になったようで、
驚きましたね。
しかし、島には妻子がいる身ではありますが、国元には嫁がおらず、
家族や熊吉までもが吉之助に嫁をもらってほしいという始末。
吉之助の嫁になりたい人はたくさんいるようですが、
その時、久しぶりに現れた雪篷に嫁候補が追い返されてしまうのは
笑えてしまいそうですね。
沖永良部島での変わり者である雪篷との再会は、西郷どんの物語に
どの様な影響を与えるのでしょうか。
そして、大久保の計らいによる吉之助と糸の再会。
糸はすんなり妻になるかと思いきや、自分は吉之助の妻には
相応しくないと言ってしまうようです。
西郷どん、1話の最初に糸が登場していたことから、
吉之助と糸が結婚するのは間違いありませんが、2人はどの様にして
夫婦になるのか、2人のこれからが気になります。
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