NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。
今回は、草間さんの奥さんの里子を演じる行平あい佳さんについてです。
<里子を演じる行平あい佳さんのプロフィール>
[生年月日]
1991年8月8日
[趣味・特技]
漫画鑑賞・アニメ・古典鑑賞・絵画制作・クラシックバレエ・イラスト
[所属]
アルファエージェンシー
[主な作品]
gift(2014年)、ちばものがたり(2014年)、クライベイビーカフェ(2015年)、心頭滅却すれば火もまた涼し(2016年)、地獄瓦世界がいる世界(2016年)
<里子の役どころ>
常治が金策のために大阪でマツの着物などを売りにいった時に、暴漢に襲われていた草間を助けます。
草間は、満州で終戦を迎えやっとの思いで船に乗って日本に帰ってきていたのです。
しかし、船に乗るときの妻の里子とはぐれてしまっていました。
常治は、草間を信楽まで連れてきますが、その時の草間は心身ともぼろぼろの状態だったのです。
やがて、信楽の生活で元気になった草間は、喜美子に感謝の置手紙を残して出て行ったのでした。
次に草間が信楽を訪れたのは、常治が大阪で踏み倒してきた借金を取り立てる為に二人組が川原家にやってきた時でした。
草間は、満州での経験を活かし通訳として働き貯えもできたので東京にいく途中で川原家によったのです。
喜美子に襲い掛かっていたその内のひとりを草間流柔道で投げ飛ばした草間は、常治の借金の肩代わりをして二人連れの借金取りを追い返したのです。
しかし、以前に助けてもらった恩返しだと言う草間に常治は意地と誇りで金を返そうとします
喜美子はと言えば、草間に柔道を教えて欲しいと頼み込んだのでした。
しばらく、信楽に居座って子供たちを集めて柔道を教えることにした草間ですが、満州で生き別れた妻の里子を探すために東京に向かうことにします。
その時には、里子と生き別れて3年の月日が流れていました。
喜美子は中学を卒業してすぐに大坂の『荒木荘』で働き始めます。
それから2年半がたった頃に、世界的芸術家のジョージ富士川の個展で喜美子は香港の美術商の通訳できていた草間と再会します。
個展会場をでた草間と喜美子は『喫茶さえずり』でお互いの近況を報告しあいます。
そして、喜美子は妻の里子のことを尋ねたのです。
すると草間は1枚の写真を取り出します。
それは、信楽でも草間が喜美子に見せてくれた写真でしたが、心なし色あせているようにも思えました。
「この人、この人‼綺麗な人だよね!?」
草間はそう言う喜美子に以前はまあまあと言っていたと笑うのでした。
草間は里子とのことを話しはじめます。
結婚したふたりでしたが満州では一緒に過ごす時間がほとんどなかったので、日本に帰ってから小さな食堂を開こうと話していたのだと草間は言います。
「僕は里子にそれを叶えてやれなかった、、、でも向こうは叶えてやっていた、、、」
一瞬、草間の言葉が理解できなかった喜美子。
「この商店街の外れで小さな食堂をやっているんだ、、、」
それを聞いた喜美子は草間が里子の居場所を突き止めたことを知ります。
「あっ!奥さん生きていたんですね!?無事でよかったですね!?」
しかし、草間なうつむき勝ちにぼそっと言います。
「別の男の人と、、、遅かったのかなぁ!?もう僕が死んでしまったのだと思ったんだろうね!?だから別の人と暮らし始めた、、、」
それから、喜美子は晩御飯を一緒にたべようと『喫茶さえずり』を出ました。
歩きながら草間がどんな店にいくのかを喜美子に訊きます。
「草間さんの奥さんがやっている店です!」
それを聞くと頑なに拒絶しはじめた草間に喜美子は言います。
「顔を合わせないままでいいの?何も言わなくてもいいの?ずっと探し続けてきたんでしょ?いいわけないですよね!?」
そう喜美子に言われた草間はようやく決心したのでした。
でも、草間は喜美子に条件を出しました。
「これは夫婦の、、、男と女の問題だから、、、何があってもキミちゃんは黙っていいてくれる?」
店に一緒に入った草間と喜美子は別々の席に坐ります。
草間が入った瞬間に里子は気付いたようですが平静を装っています。
交わされた会話はとても短いものだけでした。
「焼き飯をください!」
「はい!」
喜美子も焼き飯を頼みます。
「焼き飯、ふたつお願いします!」
里子の声が食堂に響くと、厨房の中から男の声がしました。
「はいよ!」
それから草間は運ばれてきた焼き飯を黙々と食べます。
喜美子も別の席で草間の様子をうかがいながら焼き飯を黙って食べていました。
徐々に他の客が入ってきたので草間は支払いのためレジの方に向かいます。
それを追うように喜美子も席を立ちました。
その時、里子の顔見知りと思われる母娘がやってきて里子に話しかけたのです。
「里ちゃん!つわりはどう!?そろそろ気持ち悪くなるころだよね!?わたしは酷かったからね、、、」
何と里子は妊娠していたのでした。
「まだ、、、そんな、、、」
きまずそうにしながら里子は草間の会計をしませます。
「ありがとうございました!!」
そう言うとさっさと
気まずそうに草間の会計をすました里子はすぐにレジを離れていったのです。
「ありがとうございました!!」
その様子を見ていた喜美子は唇を噛みしめますが、草間との何があっても黙っていると云う約束を守ったのでした。
草間と喜美子が店を出たあとで、里子が草間のテーブルを片付けようとすると何かが置いてあるのを見つけます。
「おしあわせに 宗一郎」
そう書かれたメモと、草間側の署名と押印を済ませた離婚届がおいてあったのです。
それを見て、思わず手で口を覆って里子は嗚咽したのでした。
草間は喜美子が背中を押してくれたことで、大きく前に進むことができたのでした。
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