スカーレット ネタバレ 8週【照子は敏春と結婚!喜美子はミッコーに八郎が憤慨

スカーレット

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回はスカーレット第8週のあらすじネタバレを紹介します。

 

<スカーレット第8週のあらすじネタバレ>

昭和34年、喜美子は21歳になっていました。

 

喜美子がフカ先生こと深野心仙の指導を受け始めて3年間が経ちました。

 

長い修行期間を終えて、喜美子はようやく絵付け係の一員になっていました。

 

絵付け火鉢の図柄のデザインは夏の間に、応募されたものの中から社長の秀男が決定するのが慣例になっています。

 

そして、新しいデザインについて喜美子は深野から声をかけられます。

 

「キュウちゃんもやってみるか?」

 

喜美子は火鉢の絵付けデザインを一生懸命考えます。

 

そして、ようやく出来上がったものを深野にみせる喜美子。

 

深野は喜美子のデザインに合格点をつけたのでした。

 

しかし、社長の秀男は最初から深野以外のデザインを選ぶつもりはなく、デザイン応募は形式的なものとなっていたのです。

 

しかも、それは深野自身も知らないことだったのです。

 

師匠から合格を得たデザインを持って、喜美子は社長の秀男のところに行きます。

 

そこに、務局長の加山と照子と結婚をして婿になっている敏春が集まっていました。

 

3か月まえに照子と見合い結婚して熊谷家の婿となった敏春は、経理にも長け、芸術にも陶芸にも詳しかったのです。

 

喜美子が秀男にデザイン画を差し出すと、加山に渡すように言われます。

 

喜美子からデザイン画を受け取った加山は、それを無造作に机の上に置いたのでした。

 

喜美子が退室した後、喜美子のデザインを見ることなく秀男と加山も出ていきます。

 

部屋にひとり残った敏春だけは、机の上に放置された喜美子のデザインを興味深そうに見つめていたのでした。

 

敏春は、丸熊陶業を日本一にすると意気込んでいました。

 

そんな敏春に照子も全幅の信頼を寄せていました。

 

絵付け火鉢に次ぐ、丸熊陶業の柱を作ることが急務と考えていた敏春は、社長の秀男の了解のもとで商品開発室を新設します。

 

そして、新たに3人の若い新人を雇い入れたのでした。

 

敏春から、新しい製品の企画開発を任された3人の中には、十代田八郎もいました。

 

八郎は大阪出身で、美術大学を出て学生に陶芸を教えていた経歴を持っていたのです。

 

その頃、喜美子の幼馴染の大野信作は、市役所の観光課に勤務していました。

 

信作は、観光課が中心になって信楽で開催する『火祭り』のポスターを町内のあちこちに貼っていて、丸熊陶業の社内に張るのを喜美子も手伝っていたのでした。

 

たまたま通りかかった八郎に『火祭り』のことを説明した喜美子。

 

「火祭りゆうんは、火の神様に感謝する、信楽ならではの夏祭りなんです!焼き物つくりに火は欠かせんでしょ!?」

 

すると八郎は、自分は信楽の素朴な土のやわらかい感触が好きだと笑顔で話したのでした。

 

喜美子が絵付け係りの部屋に戻ると、そこに照子が慌てた様子でやってきました。

 

「新しい絵付け火鉢のデザインや!喜美子の新しいデザインが採用されたんや!」

 

そう言って、喜美子のデザインを掲げたのです。

 

あの時、ひとり部屋に残った敏春が喜美子のデザインを気に入り社長を説得していたのです。

 

こうして、喜美子は女性絵付け師としてスタートを切ったのでした。

 

しかも、その頃は、絵付師は男の世界で女性絵付け師である喜美子は珍しいわ存在になっていたのです。

 

そんな話題性もあり、喜美子は地方誌に取材されることになったのでした。

 

喜美子が、そのことをマツや百合子に話すと、ふたりとも喜んでくれます。

 

でも、常治は直子と東京に行っていたので知らせる事が出来ませんでした。

 

直子は、熨斗谷電機という会社に就職が決まり、憧れていた東京での新生活に胸を膨らませていたのでした。

 

常治は、そんな直子に付き添って東京に同行していたのです。

 

そして、取材の当日の日がきます。

 

取材には、敏春と秀男も同席しました。

 

敏春は、この取材を会社の宣伝に活用しようと考えていました。

 

愛称は“ミッコー”にして、可愛い女性絵付師としてのイメージで記事を書かせようとしていたのです。

 

そんな敏春のやり方に違和感を覚えた喜美子ですが、敏春は取材も絵付師の仕事の内だと言い含めるのでした。

 

「うちは3年間、深野先生の下で学ばせてもうろうて、ようやく絵付で食べていける様になったんです、、、」

 

しかし、取材は師匠の深野や絵付けの仕事と内容ではない話が進められてしまったのです。

 

そして、不本意ながら喜美子は、カメラマンの注文に応じてポーズまで取らされてしまったのです。

 

出来上がってきた新聞には、『ミッコー』と言うニックネームや『丸熊陶業のマスコットガール』の文字が躍るばかりで、深野や修行のことはほとんど掲載されていませんでした。

 

喜美子は恐縮して深野に深謝しますが、深野は気に留める様子もなく笑ってくれていました。

 

その後、喜美子のデザインした絵付け火鉢の注文が増えていき、深野に申しわけなく思う喜美子でした。

 

しかし、そんな深野をないがしろにする様な状態に、何故か八郎が憤慨していたのです。

実は、過去に八郎自身が深野に失礼をしていたのでした。

 

かつて、八郎の実家には、祖父の形見として深野の日本画が大切に飾ってあったのですが、戦後の食糧難で仕方なく絵を売ってしまっていたのです。

 

その事を悔いて、八郎は深野の前で涙ながら深謝したのでした。

 

それを知って、八郎が憤慨する理由がわかった喜美子は、その夜に八郎から聞いた売ってしまった深野の日本画の風景を自分なりに再現してみたのです。

 

喜美子が描き上げた絵には、山と水辺と鳥が描かれていました。

 

<第8週の感想>

 

深野に弟子入りして3年が経って、遂に念願の絵付師になれた喜美子。

 

喜美子が厳しい修行を途中で挫折することなくやり遂げたことで、常治の顔も潰さずにすみました。

 

そして、いきなりのデザインコンペでしたね!?

 

秀男のところに敏春が居合わせなかったら、喜美子のデザインが採用されることがなかったと思うと運命的なものを感じますね!?

 

しかし、敏春はあくまでも経営者目線です。

 

喜美子への取材も会社を大きくするための宣伝に活用してしまいます。

 

せっかくの取材だから、深野への恩返しをしたかった喜美子でしたが、それは叶いませんでしたね。

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