NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。このドラマは令和元年9月30日(月)から放送開始。
物語の中で八郎の弟子になった松永三津は第14週から登場しています。そして第17週で川原家をでていくと云うストーリーになっています。
今回は、松永三津にフォーカスして八郎と駆け落ちや喜美子と離婚までなるのかならないのか?反対派の意見やネタバレから第18週以降の展開も含めて解明していきます。
スカーレット14週から17週の松永三津の役柄・八郎との関係について解説
常治が亡くなって3年の月日が流れました。
喜美子は既に31歳になっていて息子の武志も小学校4年になっていました。
その頃の八郎は銀座で開催する個展の準備に追われていました。
八郎は3年前の陶芸展で金賞を受賞したことで、陶芸家としての名前が広く知れ渡っていました。
その頃、八郎は『陶業研究所』の所長の柴田から頼まれて畑山順と稲葉五郎のふたりの通い弟子を預かっていました。
その二人は喧嘩ばかりしていて、それを治めるのが喜美子の役目になっていたのです。
そして八郎は柴田にふたりを辞めさせることを伝えてます。それを了解した柴田は個展を頑張れと八朗にハッパをかけるのでした。
八郎の弟子を辞めさせられる事になったふたりは何も教えてもらっていないと怒りますが、喜美子がそれを宥めたのでした。
その時、深野の二人の弟子が連絡もなしに信楽に突然やってきました。ふたりは松永三津と云う女性を連れてきていたのでした。
二人は八郎に彼女を弟子にしてやって欲しいと頼みますが、個展のことで頭が一杯で余裕がないと即座に断られてしまうのでした。しかし、簡単には引き下がらない美津。
美津は大学で研究した釉薬や自分の足で全国各地を回って集めた、土で新しい陶器作りに役立てると八郎にアピールします。しかし、八郎は弟子もとらないし信楽以外の土地の素材は使わないと断言したのでした。
結局、食い下がる松永美津を弟子にすることはありませんでした。その後、自分のノートが1冊なくなっている事に気付いた喜美子。
八郎は辞めさせたふたりの弟子が腹いせに盗っていったんだろうと言います。自分が悪いのだと辞めた弟子たちを庇う喜美子。
喜美子と八郎がなくなってしまったノートの事について話している処に、ふたたび松永美津が入ってきました。何と喜美子は無くなったノートを手に持っていたのです。それを見て八郎は三津に怒りをあらわにしたのでした。
しかし、話をよく聞いてみると三津は辞めたふたりの弟子が盗っていくところを見ていて、釉薬の調合比率なんかが書かれている大切なノートだと思って取り返してくれていたのでした。驚いて喜美子は怪我を負わなかったかと心配します。
すると美津は冗談っぽく弟子にしてくれたら治ると答えるのでした。そして喜美子は三津のためにお礼にとおにぎりを作り始めます。その間に三津は『次世代展』に出そうとしていた喜美子の作品に興味を持つのでした。美津は『次世代展』が新設された賞であることを知っていました。
そして美津は別れた恋人の話をし始めたのです。彼は1年前の陶芸展で奨励賞をとっていて、喜美子の様にひらめき型の天才肌でどんどん新しい作品を作り出していたと言います。
それを聞いた八郎は美津の話を否定して、喜美子が作品を作るのは自分のためだと説明した八郎。三津は彼がどんどん新しいものを作ることで自分が追い込まれてったと言います。
そして励まされたのに逆に腹がたって別れていたのでした。ひとしきり話が終ると興味を持ったのか八郎はあらためて三津の名前を聞き直したのでした。
しばらくして喜美子がおにぎりを運び込んできました。そして、大切なノートを取り返してもらってお礼がおにぎりだけではと、八朗に三津を預かろうと話しかけたのでした。
そんな余裕はないとなかなか首を縦に振らない八郎でしたが喜美子と三津の押しに遂には折れて弟子を取る事を承諾したのでした。
次の日の夜、喜美子が息子の武志を寝かしつけて工房に戻ると三津がまだそこに居ました。喜美子はもうしばら工房に居たいと言う三津を無理やり休まようとします。
三津は新作に悩んでいる八郎に土を変えてみてはと深野からきた年賀状の絵を見せながら言いました。
そして出しゃばったことを詫びながら工房を出て行ったのでした。その後、喜美子も八郎に土を変える事を提案しますが拒否されてしまうのでした。
その後も八朗が個展の準備などが忙しくて三津に教える時間がありません。それを見て三津が気の毒に思えた百合子は喜美子が教えたらと言い出します。そんな事はできないと言う喜美子ですがそれは妙案だと八郎は乗り気です。
そして結局、喜美子が三津に教えることになってしまうのでした。三津は喜美子から基本が大切だと同じ事を何度も繰り返させられています。
そんな喜美子が工房を離れた隙に八郎は三津に喜美子は自分が教えたものを自分で変えながら八郎を越えていったと話しました。さらに、才能のある人は無意識に他人を傷つけてしまうことがあるから喜美子が傍にいると辛いと漏らしたのです。
その後、作陶が思うように進まない八郎に弟子となった三津は楽天的なアドバイスをしてくれていたのでした。
その頃、銀座での個展への出品を辞退することを喜美子から提案された八郎はどうすべきか悩んでいました。そんな、様子を見ていた三津は何気なく話しかけます。
三津の話は東京では生活様式が変わってきていると云うものでした。東京では西洋文化に影響されて食事の内容も様式のものが流行ってきていると言うのです。そして、その影響で食器の人気が高まってきていました。
そんな三津の話を聞いて八郎は何かを思いついたのでした。
ある日、喜美子が外出から戻ると、工房で八郎は三津と楽し気に談笑していました。ふたりの前には洋食器の絵が置いてありました。
戻ってきた喜美子に気付いた八郎は提案された個展の中止はしないと告げたのでした。さらに、個展の下調べのためにひとりで東京に行くと言い出したのでした。
ある日、三津は作陶を教えてもらいながら八郎が漏らした愚痴を喜美子に話してしまったのです。
ショックを受けてしまった喜美子。
しかも喜美子の頭の中から八郎と三津の仲の良さが気になってはなれません。
そして、三津に陶芸を教えながら三津との距離を縮めて自分の知らない何かを探ろうとします。
しかし、喜美子は三津の口から飛び出してきた八郎みたいな人を好きになりたいと云う何気ない言葉に凍り付いてしまうのでした。
いよいよ八郎が個展の下調べに東京に出掛ける時期が近づくと、三津が自分は東京に詳しいので同行したいと申し出ますが、八郎はそれも断ったのでした。
八朗の個展の下調べうまくいったある日、工房の電気窯が壊れてしまいます。
修理できない電気窯を諦めて『穴窯』をつくることを八郎から提案された喜美子。
『穴窯』に必要な多大な費用も母親のマツの『へそくり』で助けられて、喜美子は『穴窯』を完成させたのでした。しかし、電気炉と異なり『穴窯』は何日も薪くべをしなくてはいけませんでした。
窯炊きの見守りは喜美子と八郎と三津の3人で交代することになります。
しかしある日、喜美子は窯の火の見守りをしていた八郎と三津が寄り添って寝ている姿を見かけてしまったのでした。
しかし、喜美子はそれを問い詰めることをしませんでした。
しばらくして、三津は八郎を思う気持ちを抑えることができなくなり、このまま川原家に居る事は家庭を壊してしまうと判断して家を出る事を決心してのでした。
三津が誰にも何も告げずに川原家を去った頃、喜美子は初めての穴窯で作品を焚きましたが、結果は大失敗となってしまいました。
八朗は『穴窯』での窯焚きの費用の大きさを心配して、古信楽焼の再現を見送ることを提案しますが、喜美子は聞き入れませんでした。
そして八郎も自分の言う事を聞かない喜美子に憤慨して、川原家を出て行ってしまったのでした。
18週以降のあらすじ今後どうなる
第18週以降で起こりうる事件として喜美子と八郎の離婚があります。18週では別居しているが、喜美子の穴窯での焼き物を手伝う場面がありました。そして京都を離れ愛媛に行った八郎に対し、喜美子は離婚届を送っています。なので別居後に離婚が確定したとネタバレから判明できます。
さらに、モデルとなっている神山清子さんは交通事故で神山易久さんの浮気が公になった事もあって離婚しシングルマザーに道を選んでしまいます。
八郎・喜美子と離婚しない派の意見
喜美子と八郎の離婚については様々な意見がツイートされていますが、離婚して欲しくないと云うものが目立ちます。
幾つかの意見をまとめて紹介します。
[その1]
創作の意見の不一致で離婚するなんて普通過ぎるから、ふたりは離婚しないのでは?
[その2]
不穏なものを匂わせてきているが、何故か八郎が美津に傾いてはいかないので離婚はしないのではと思い始めた。
[その3]
不倫したとしても長続きはないと考えられ、三津の楽天さもやがて八郎の苦痛になるから離婚はしないと思う。
[その4]
喜美子と八郎は離婚しない展開じゃないかと密かに思っている。
武志の役柄も離婚が待っているようにはなっていない様に感じる。
[その5]
離婚の匂いが漂い始めてきて怖い!
辛くて直視できない。
史実とは違って欲しい!
[その6]
離婚しない可能性は大いにあるよね!?
八朗のキャラクターで浮気させるのは無理がある!
[その7]
喜美子と八郎の夫婦仲は良いけど同一性ではないことを気づかせるために三津を登場させているのでは?
夫婦にも境界線があることを分かりやすくするための展開では?
離婚ネタバレ考察
史実では、神山易久さんは女弟子と交通事故を起こしてしまい、浮気が信楽中に知れ渡ってしまいます。
そして、息子の賢一の父親なんていらないと云う言葉で清子さんは離婚を決意しています。
史実に基づくなら離婚するのが想定される路線ですが、視聴者の中には離婚して欲しくないと云う願望を持っている人が少なからずいる事がわかります。
八朗を演じる松下洸平に悪者になって欲しくないと望むファンや三津を演じる黒島結菜に悪女になって欲しくないと望むファンもいることも事実だと思います。
現時点では八郎が三津に好意を寄せている記載等は見られないので、浮気路線も確定的ではありません。
離婚か離婚しないかでいうと答えはこちら…
三津もでていったことや、武志と八郎の関係も悪くなく、良好で、ただ喜美子と一緒にはいられない同じ方向では仕事できないと
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浮気でなく別居で離婚は最終的にドロドロな感じでなくソフトな感じで離婚まで至るとなっています。
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NHKから出版されている『スカーレット』のガイドブックの上巻は11週までで、下巻の発行が1月27日予定となっており、それまでは様々な予想が展開されそうですね!?
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