NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。
今回はスカーレット第4週のあらすじネタバレを紹介します。
喜美子の恋愛が始まりそうです。医大生との関係は…
<スカーレット第4週のあらすじネタバレ>
荒木商事が開催した『下着ショー』が終了した後で、ちや子から驚くようなことを伝えられた喜美子。
ちや子の上司の平田が喜美子のことを引き抜きたいって言いてきたのでした。
しかも、デイリー大阪で働くなら、給料として今の5倍を払うと言うのです。
編集長の平田は、喜美子が汚れた湯飲みを片付けて洗ったのを見ていて、気働きが気に入って、新聞社にきてほしいと言っていたのでした。
驚く喜美子にちや子は続けます。
「あんたが普段から一生懸命やってきたことが認められたってことやわ!」
ちや子は、日頃よりの喜美子の頑張りを労いながら、自分の進む道は自分自身でしっかり考えるようにと助言してくれます。
その日の夜、喜美子は荒木荘で圭介と雄太郎も交えて、自分の転職について相談します。
いろいろ親身になって考えてくれる荒木荘の住人たちです。
自分は親がお金で苦労しているから、高い給料で誘われた事は魅力的で惹かれると喜美子は本音を話します。
雄太郎は、仕事はお金だけでなく相性も大切だと喜美子を諭したのです。
そして、自分に合っているか否かを確認するために、試しに少しだけ働かせてもらえば良いと助言してくれたのです。
喜美子は、雄太郎の意見にうなずき、少しだけデイリー大阪で働かせてもらうことしました。
デイリー大阪で働きだした喜美子は、頼まれた雑用をこなしていました。
その時、デイリー大阪の社内では、他社とのネタ取り合戦が始まったのでした。
そこは、まさに男の職場でしたが、男性社員顔負けの迫力で会社を飛び出して行ったちや子の姿を見て、喜美子は圧倒されたのでした。
荒木荘に戻って夕食の支度にとりかかった喜美子。
すると、そこに俳優を目指している雄太郎がやってきて、喜美子に話しかけます。
念願だった映画への出演が決まって大喜びの雄太郎。
でも、台詞はと言えば『うわっ!』の一言だけだったのでした。
しかし、雄太郎はうきうきです。
その様子を見て、喜美子は何故か胸を突かれるものを感じたのでした。
その日、仕事を終えたから部屋に戻った喜美子は、何かにとりつかれたように夢中になって絵を描きました。
途中で、自分に何かを問いかける様にするたびに、絵を描く手を止める喜美子。
夜も更けた頃に、ちや子が帰宅しましたが、その頃までには喜美子の心は決まっていたのでした。
大久保さんにも、まだ認めてもらってないのに、途中で仕事を放りだしたくないと云うのが、喜美子が出した結論だったのです。
そして、喜美子はちや子にそれを伝えます。
「維持と誇りを持って、今の仕事をやり遂げなければあかん!」
今まで通り、荒木荘で頑張ることを選んだのでした。
それを、聞いてちや子は微笑みながら喜美子に言います。
「荒木荘卒業できたら次いき!やりたいこと見つけて、やりたい道に進んだらええ!お金を貯めていつか、、、」
何故か喜美子の心は晴れ晴れしていました。
そして、描きかけの絵を見つめたのでした。
しかし、その頃、信楽では大変なことになっていたのです。
常治が雇った若者ふたりが、なけなしの川原家のすべての現金とラジオを持って逃げてしまったのです。
その事を、信作からの電話で知った喜美子。
しかも、既に常治が大阪の喜美子のもとに向かったと電話を替わった直子が伝えます。
その目的が、喜美子の給料の前借だと知って絶句する喜美子。
常治が大阪にやってきて、喜美子が懸命に働く姿をみて胸が詰まりますが、誰にも分らない様に虚勢をはっていたのでした。
そこに、大久保がやってきます。
久美子は自分からは給料の前借の話を切り出すことができないので、常治に自分で頼むように目配せをします。
常治も、給料の前借の話が切り出せずにモゴモゴしていると大久保から話し始めたのです。
「頑張っていますよ、、、お給金も安いのに文句一つ言わずに、、、」
そして、大久保はストッキングが裁縫は安い給料を補うための内職であったことを明かします。
緊急で金が要りようになったタイミングで、大久保が貯めてくれていた内職代を喜美子に渡してくれたのでした。
そんな大久保の計らいに感謝した喜美子は、その大半を常治に渡しました。
そして、夏がやってきました。
大久保は荒木荘の手伝いから引退して、田舎に帰ってしまいます。
その結果、喜美子はこれらら一人で荒木荘を切り盛りしていくことになったのです。
喜美子が荒木荘にやってきてから2年半の月日が流れていました。
喜美子の部屋には、緋色の信楽焼の欠片がお守りのように飾られていました。
そのころ、荒木商事は大手の下着会社に吸収されたので、さだは独立して、デザイナーを育てる仕事を始めていました。
荒木荘の住人の、圭介は小児科医を目指していましたが進路で悩んでいます。
ちや子は新聞社が不景気になっていて元気がありません。
そんな中でも、悩みを抱えていた喜美子。
ひとつは、雄太郎が部屋代を滞納していた事です。
映画の出演以来、仕事がない状態が続いていたのです。
そして、もうひとつの悩みは、荒木荘の前に散歩している犬の糞を置き去りにする強面の人です。
喜美子から、『ゴン』と云う犬の話を聞いた圭介は、自分がちゃんと始末するよう言ってやると言います。
翌日、圭介はゴンが通るのを待ち構えます。
しかし、その日に限って強面の男ではなく上品で綺麗な女性がゴンをつれてきたのです。
女性から会釈をされた圭介は会釈を返して、女性に見とれていました。
その日を境に、圭介の様子がおかしくなります。
「胸がうずくねん、、、恋やと思う、、、」
喜美子は圭介に自分も何か手伝えないかと訊きます。
でも、何故か喜美子の胸もちくちくするのでした。
<第4週の感想>
つくづく常治は運が悪い人みたいですね。
大阪で事業に失敗して信楽に逃げてきたのに、信楽でも災難に合うとは、、、
大久保は意地悪な姑的な人ではなかったようです。
躾に厳しい、『おしん』で言えば、田倉家の清ではなく、加賀屋のくにみたいな人柄だったみたいですね。
圭介の恋を手伝おうと言い出した喜美子の胸が痛んだのは、喜美子の恋なのでしょうか。
今後の展開が楽しみです
スポンサード