今回は『虎に翼』の104話(第21週)8月22日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【夫婦のような関係】と題して第21週104話をお送りします。
航一は婚姻届けを出す結婚はやめて、代わりにお互いの遺言書を交わそうと提案してきます。
それは夫婦のような関係でこの先を一緒にやっていこうというものだったのでした。
<虎に翼 第21週104話のあらすじ>
山田轟法律事務所でのおにぎり作りに参加した寅子と優未と航一。
そして寅子が星姓になることを決めつつあったとき航一から婚姻届を出す結婚は辞めようと提案されます。
航一は婚姻届けの代わりにお互いの考えを忠実に書いた遺言書を取り交わそうと言うのでした。
そんな航一に向かって自分が名字に拘らなければ法的な夫婦になれると告げます。
するとそれは寅子の愛情を利用した搾取になってしまうと止めさせた航一。
“寅子さんが優三さんに抱えているのと、同じような気持ちになる”
するとその考えに納得した寅子は婚姻届けを出さずに航一と一緒の人生を歩むことを決めたのでした。
数日後、星家では家族の前で航一と寅子が遺言書を取り交わします。
そして晴れて”夫婦のようなもの”になった二人は家族の皆から祝福されたのでした。
すると優未があらたまって百合に話しかけます。
“よろしくお願いします。おばあちゃん”
そう言われた百合は思わず泣きそうになってしまったのでした。
ところが朋一やのどかのようすは嬉しそうには見えなくて一抹の不安を抱いた寅子。
猪爪家でも”夫婦のようなもの”になったことを報告した寅子たち。
そして優未の中学進学のタイミングで星家での同居生活を始めることを報告します。
ところが星家での同居生活がうまくいくか心配して話し始めた花江。
すると花江の話が長くなりそうだと感じ取った寅子は咄嗟に話題を切り替えます。
“はい!ここからは直明と玲美さんの結婚式に集中”
“最高のお式にしましょうね”
すると直明の婚約者である玲美から結婚式を挙げないのかと訊かれた寅子。
“私たちはいいの”
“私はそういうことにあまり心が躍らないの”
ところが寅子がそう返すのを聞いた直明には妙案が浮かんだのでした。
昭和30年10月になると原爆裁判の第2回準備手続きが行われます。
東京地裁では訴訟内容を全て否認した国側の指定代理人に熱く訴える原告代理人である雲野弁護士と岩居弁護士。
“木で鼻を括ったような答弁をしないで、誠実に対応してほしい”
そして弟たちの結婚式も無事に終えたある日のこと、唐突に寅子と航一直明から甘味処『竹もと』に呼び出されます。
先ずは結婚式へのお礼を伝えた直明は大学に行かせてくれたことや自分のために頑張って働いてくれたことに感謝したのでした。
ところが次の瞬間に直明はカバンから花嫁のベールを取り出して言います。
“お姉ちゃん、これつけて”
何事かと寅子が困惑している、次に”お願いします”と言って何やら合図した直明。
すると開かれた障子の向こう側にあった奥座敷には法服を身にまとった明律大時代の仲間たちが揃って控えていたのです。
よねと轟に梅子や香淑や涼子も集ってきてくれていました。
さらに先輩の中山や久保田に加えて何と玉まで駆けつけてくれていたのです。
サプライズに寅子が驚きと嬉しさを隠せないでいると、今度は轟が寅子と航一に席に着くよう促します。
“申し立て人は、こちらへ”
何と直明は寅子と航一を祝福するための結婚式を裁判風に仕立てたものを考えてくれていたのでした。
虎に翼21週105話ネタバレ【直明から寅子に飛び切りのお返しを
<虎に翼 第21週104話の感想>
婚姻届けは出さないことで得られなくなる法的なものを遺言書に置き換えようなって航一の柔軟な思考に感心させられましたね。
しかも婚姻届けが出せない轟や遠藤たちに向けたエールになったかも知れません。
それにしても直明のサプライズは姉への最高の恩返しとなりました。
形式張った結婚式より心に残るかも知れませんね。
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