今回は『虎に翼』の107話(第22週)8月27日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【玄太と小橋の発言に声を失う寅子】と題して第22週107話をお送りします。
勉強会にやってきたのは玄太と良助と春子の3人だけ。
しかも寅子の話に良助が日本国憲法が施行されている環境で育ったとは思えないことを訊いてきます。
しかも良助の意見に助っ人できてもらった小橋までが賛同したことで寅子は声を失ってしまったのでした。
<虎に翼 第22週107話のあらすじ>
星家では朋一とのどかの本音を知った航一がひどく落ち込んでしまっていました。
“自分に寅子さんのように溝を埋める力なんてないのに、、、”
気が大きくなり欲張ってしまったと後悔の言葉を口にした航一は、今の自分は魔法が解けてしまったような気分だと明かします。
そんな弱音を吐く航一に寅子は力を合わせて朋一とのどかとの間に出来てしまった溝を埋めていこうと励ましたのでした。
“ちちんぷいぷい〜”
“今、欲張りで気が大きくなる魔法をかけました”
航一が寅子の言葉を聞いて少し気が楽になったころ、家の外では朋一がむしゃくしゃする気分を落ち着けようと隠れて煙草を吸っていました。
するとそこにのどかもやってきて一緒に吸い始めて話しかけます。
妹からどうにもならないことに腹を立てるのはやめた方がいい助言された朋一は、頭では理解していても気持ちを落ち着かせることができずにいたのでした。
やがて優未の中学入学式の日がやってきます。
すると一緒に入学式に参列しようとやってきて、優未の真新しい制服姿をみて大喜びした花江。
そして記念写真を撮ることになると優未は寅子と航一の間におさまって自然に二人と手をつないだのです。
ところがその仕草に朋一とのどかは冷ややかな視線を送ったのでした。
入学式が終わると寅子と優未は花江と一緒に猪爪家に向かいます。
そして家について近況を話し合っていると、玲美との同居生活の鬱憤を晴らすように話し出した花江。
“聞いてこないのよ、、、”
“お料理の時に、私に味付けの確認を、、、”
やがて弟夫妻が外出から戻ってくると、寅子は直明から子供向けの勉強会をしてほしいと頼まれます。
それは裁判官に興味のある生徒達に寅子が話をするというものだったのでした。
やがて勉強会の日がやって来て、判事補の秋山と家裁少年部部長の稲垣と家裁判事の小橋も助っ人に駆けつけてくれます。
ところが直明が連れてきた生徒はたったの3人だけだったのです。
実は3人のなかにいた粗暴な玄太が参加することがわかった途端に予定していた女生徒の多くが帰ってしまっていたのでした。
それでもと気を取り直した寅子は玄太と良助と春子のために勉強会を始めます。
まず寅子が話し始めたのはバスに乗車中に怪我をした男性がバス会社と車掌を訴えた裁判です。
それはバスの車掌が女性だったこともあり注意を聞いてもらえず怪我をしたものだったと明かした寅子。
さらに寅子は社会に出た女性は問題に巻き込まれたり男性と比較されたりすることが多くなることも話します。
するとその説明を聞いた良助が質問してきました。
“好きで働いてるんでしょ”
“女は”
“男は絶対働いて家族を養わなきゃいけないけど女は違う”
“自分で働くことを選んだのになんで文句を言うの”
納得がいかない顔をした良助の言葉に言葉を失ってしまった寅子。
それは日本国憲法が施行されている日本で育っているとは思えない発言だったからでした。
しかも小橋までが共感して声を出したのです。
“わかる”
そんな助っ人の声を聞いた寅子は驚きと呆れが入り混ざった表情で小橋の方を見つめたのでした。
虎に翼22週108話ネタバレ稲垣/小橋と勉強会で女性は働かなくてもいいと
<虎に翼 第22週107話の感想>
魔法が消えてしまったと落ち込む航一に呪文を唱える寅子のお茶目さが何故か新鮮でしたね。
それにしてものどかの喫煙には驚かされました。
のどかは大学に入ったばかりだから19歳の年だから未成年のはずですよね。
優未との溝を埋めるのに4年もかかった寅子は朋一とのどかとの溝を埋めるのにどれだけの年月がかかるか心配です。
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