今回は『虎に翼』の18話（第4週）4月24日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【自分の決意を明かした梅子】と題して第4週18話をお送りします。
ハイキングで大庭に妾がいることが皆に知られてしまった梅子。
そんな梅子は自分が法律を学ぼうと決意した理由を女子学生たちに明かしたのでした。
＜虎に翼 第4週18話のあらすじ＞
男子学生たちとのハイキングに梅子は三男の光三郎を連れて参加してきました。
ところが歩いているうちに寅子は靴擦れで足を痛めていまいます。
すると出発間際に女性を蔑むような発言をしていた花岡から優しい言葉をかけられて困惑してしまった寅子。
“何なんだこの人は、、、”
やがて昼食の時間になり、男子学生の稲垣と小橋が高台で光三郎と遊んでくれます。
ところが光三郎に父親である大庭を褒めた讃えたふたりは妾がいることをほのめかしてしまったのです。
しかも父親を見習うようにとにやけながら光三郎を諭した稲垣と小橋。
その会話を偶然に聞いてしまっい、声を荒げてふたりを諫めた寅子。
“そんな話、子どもに聞かせないで”
するとふたりは、大庭が家族を養う役割をはたしていると言い返してきたのでした。
“外で少しぐらい息抜きをした方が結果家庭円満になることもある”
大庭の肩をもち梅子を馬鹿にするような言葉を放ったため寅子はさらに言い返します。
すると今度は花岡が声を荒げながら口を挟んできたのです。
“君たちはどこまで特別扱いを望むんだ”
“男と同様に勉学に励む君たちを僕たちは最大限敬い尊重している”
“特別だと認めてるだろ”
その言葉を聞いて怒りを爆破させた寅子が花岡を突き飛ばすと、バランスを崩して崖下に落ちてしまったのです。
そのあと寅子は病院の待合室で四人の女子学生と轟と一緒に花岡の治療が終わるのを待ちます。
すっかり落ち込んでしまっていた寅子。
すると轟は花岡が早くから母親を亡くしていることを明かし、父親に知らせるほどのことではないと言います。
何と轟は花岡と同じ佐賀の出身だったのです。
しばらくして轟がいなくなると、今度は梅子が口を開きます。
“あ～あ、とうとう知られちゃった”
何か吹っ切れたような梅子は、自分のことを明かし始めたのです。
自分は”よき妻、よき母”になる自身があった話す梅子は、長男の妊娠してから夫の大庭が家に帰ってこなくなったと言います。
そして生れた子供を姑に取りあげられてしまっていたのです。
挙句の果てに長男からも見下されるようになってしまったと打ち明けた梅子。
“だから私は明律大学に通うことを決めたの”
“夫と離婚するために私は法を学んでいる”
どうしても子供の親権が欲しくて糸口を見つけるために明律大学にきていた梅子。
現行の法律では母親が親権を取ることは不可能に近かったのです。
“それでもやらないといけない”
そう口にした梅子は次男と三男だけでも大庭のような人間になって欲しくないと唇を噛み締めたのでした。
そして孤独の中で嫌な女になり下がった自分と仲良くなってくれた寅子たちに、どうして法律を学びたいのかを明かせなかったと梅子。
そのあと寅子たちに励まされた梅子は涙顔に笑みを浮かべて”ありがとう”と伝えたのでした。
＜虎に翼 第4週18話の感想＞
花岡の真意が明かになってしまいましたね。
寅子たちを特別扱いしているだけで、仲間として受け入れていたわけじゃなかったようです。
それにしても梅子の決意が痛々しいもので驚きました。
親権問題は今でも議論があって、最近も共同親権についての報道がされていましたね。
スポンサード