今回は『虎に翼』の108話(第22週)8月28日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【女性の働き方改革】と題して第22週108話をお送りします。
子供ができたことを秋山から告げられた寅子。
しかも秋山はかつ寅子自身も苦しめられた無念さを訴えられます。
そんな秋山に寅子は自分が立ち上がると約束したのでした。
<虎に翼 第22週108話のあらすじ>
勉強会にやってきた中学生の良助は”女性は働かなくてもいい”という考えを持っていて寅子を驚かせます。
しかも助っ人としてやってきていた家裁判事の小橋が良助の考え方に共感し代弁するように話し始めたのです。
“できる男と比べられるのも嫌なのに、更にできる女とも比べられる”
“頑張らなくてもいいのに頑張る女たちに無性に腹が立つ”
“分かるよ”
この先も優秀な者たちと比べられ続けることになると告げる小橋。
“平等”は損なところもたくさんあると語る小橋はさらに言葉を続けます。
“でもどんな人生を送ろうと弱そうな相手に怒りを向けるのは何にも得がない”
“お前自身が平等な社会を拒む邪魔者になる”
“1番になれなくても、きちんと見てくれる人間は絶対いるからさ”
良助にエールをおくった小橋に寅子は勘当しますが、判事補は秋山は違っていたのでした。
勉強会が終わったあと小橋に苛立っていた秋山から話しかけられた寅子。
“平等なわけないです”
“男と女のつらさをひとくくりにされたくない”
しかも秋山はそのあとから自分が妊娠したことを明かしたのです。
“母になるのは嬉しいんです”
“でもまさか今なんて、、、”
妊娠は予定外だったと言う秋山は肩を落として話を続けます。
“自分でやっと切り開いた道を、自分で閉ざさなきゃいけない”
人の5倍頑張って法曹界に飛び込んだのにと寅子に自分の無念さを明かした秋山。
すると寅子の脳裏にもかつて自分が妊娠して弁護士を辞めることになったときのことが蘇ってきたのでした。
そして自分が秋山や後輩たちのために立ち上がると約束した寅子。
“あなたが心から望む選択ならどんな選択でも応援する”
“その上で、もし判事を続けたいと思うならあなたの居場所は必ず残すから”
そのあと寅子はすぐに行動を起こします。
東京地裁の所長室に桂場を訪ねた寅子は『育児期間の勤務時間短縮』と『育児のための長期休暇取得』の提案書を提出して訴えたのです。
“考えているのは後輩たちを守るべき道です”
ところが寅子の提案を時期尚早だといってあっさり却下してしまった桂場。
桂場の口にした”時期尚早”という言葉は寅子が何度も聞かされてきたため思わず吐き捨ててしまいます。
“またそれか、、、”
そして桂場に迫ったのです。
“その時とはいつですか”
さらに寅子は男性と同じように働いた上で生き残らなければ男性と同じ場所に立てない現実を訴えた寅子。
“それは果たして平等と言えるのでしょうか”
“今、明らかに目の前にある問題を次の世代にそのまま先送りにしていくのが苦しいんです”
そして提案書を却下するなら他の方法を模索すると告げたのでした。
そして寅子は女性法曹の要望をまとめた意見書を最高裁事務総局に提出することを思いつきます。
そんなある日にこと秋山を連れて甘味処『竹もと』に向かった寅子。
そこには寅子の想いに賛同してくれたよねや轟に加えて検事の中山や後輩たちも集まってくれていたのです。
“私たちが次にするべきは道の開拓ではなく舗装です”
“この道をいかに通りやすく平坦で快適なものにするかだと思うんです”
寅子があらためて想いを訴ええると自分たちが集めた署名を次々と差し出してくれた仲間たち。
ところが寅子と秋山が集まった署名に感激していると、唐突に司法研修所所長の久藤が姿を表します。
しかし皆との久々の再会を喜ぶライアンと一緒に仏頂面をした桂場も来ていたのでした。
虎に翼22週109話ネタバレ秋山/渡邉美穂の妊娠で女性労働環境の意見書を
<虎に翼 第22週108話の感想>
追い詰められた秋山にとっても違う聞こえ方がしたようです。
そして自分たちがやらなければならないことに気づいた寅子のあらたな挑戦が始まりました。
寅子がすすめる女性の『働き方改革』がどうなるのか楽しみですね。
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