虎に翼ネタバレ4週あらすじ花岡にときめき

昭和10年の春、新たな生命、直人を迎えた直道と花江は、新しい生活のために新居へと移り住みました。

一方で、優三は高等試験に再び不合格となりながらも、仕事を続けつつ夜間学校に通い、弁護士という夢を追い求めていました。この頃、法律が改正され、女性も高等試験に合格すれば弁護士になることが可能となっていました。

法学部の初日、寅子たちは男子学生から見下されることを避けるために気を引き締めていました。しかし、そこにいたのは女性に対して理解を示す花岡悟でした。

花岡悟は彼女たちを尊敬していました。なぜなら、彼女たちは開拓者であり、法曹界だけでなく、男女平等の世界を切り開いていたからです。しかし、花岡のような理解を示す学生ばかりではありませんでした。

轟太一は、女性と男性が理解し合うことは不可能だと主張しました。轟太一とよねは対立し、睨み合いになりました。しかし、花岡が間に入り、事態は収束しました。

ある日、穂高の代わりに、民事訴訟の専門家である大庭徹男が講義を担当しました。大庭は梅子の夫でした。

寅子は、授業中に大庭が言った言葉が気になりました。

寅子 結婚前の女性にとって、容姿は何よりも大事でというのはどういうことですか。容姿が傷ついたのは悲しいことですが、何より大事というのは納得がいきません。 他の女性メンバーも同様の気持ちでした。しかし、大庭は君たちのような容姿端麗な人たちには関係ないと言います。

花岡悟 ええ、彼女たちは特別ですから。 その花岡の言葉にも、違和感が残ります。

しかも、大庭は授業後に梅子のことを小バカにして帰っていきました。

梅子 ごめんなさい。うちの人は、若い人と話慣れてないからすぐに私を使うのよ。潤滑油に。 しかし、寅子にとってはどうも釈然としません。

後日、花岡の提案によりみんなでハイキングに行くことになりました。その日の朝、寅子が家をでるタイミングで、直言が仕事で出かけます。

寅子は最近の直言の様子がおかしいと不思議がりました。はるも気にしている様子です。

ハイキングには、梅子の三男・光三郎がやってきていました。その光三郎に男子学生が大庭の妾の話をしています。

寅子 そんな話を子どもにしないで。 寅子の声を聴いて、花岡もやってきます。

最初は、男子学生に注意をしていた花岡ですが、寅子と話をしているうちに意見が対立します。

花岡悟 家をほったらかしで大学に通わせてもらってるのだから、大庭さんに妾がいても仕方ないだろ。

寅子 なんでそんな・・・

花岡悟 君たちは、どこまで特別扱いを望むのだ。僕たちは君たちを最大限に敬い、尊重してる。特別だと認めてるだろ。

寅子 特別だから、見下さないでやっている？自分がどれだけ傲慢なこと言ってるかも理解できないの？ 花岡を思わず突き飛ばし、崖の下に落ちて怪我してしまいます。寅子たちは花岡を病院に連れていき、待合室で待機します。

轟太一 花岡は、母親を随分前に亡くしてるからな。まあ、女に突き飛ばされてよろける鍛錬が足りないんだ。女遊びを正当化するのも気に入らないし。 轟太一は、落ち込んでいる寅子を励ますためにそう言いました。

そして、梅子は自分の話をはじめました。 assistant’d 昭和10年の春、新たな家族の一員として直人を迎えた直道と花江は、新しい生活を始めるために新居へと移り住みました。

その一方で、優三は高等試験に再度不合格となりつつも、仕事を続けながら夜間学校に通い、弁護士という目標に向かって努力を続けていました。この時期には、法律が改正され、女性も高等試験に合格すれば弁護士になることが可能となっていました。

法学部の初日、寅子たちは男子学生から見下されることを防ぐために気を引き締めていました。しかし、そこにいたのは女性に対して理解を示す花岡悟でした。

花岡悟は彼女たちを尊敬していました。なぜなら、彼女たちは開拓者であり、法曹界だけでなく、男女平等の世界を切り開いていたからです。しかし、花岡のような理解を示す学生ばかりではありませんでした。

轟太一は、女性と男性が理解し合うことは不可能だと主張しました。轟太一とよねは対立し、睨み合いになりました。しかし、花岡が間に入り、事態は収束しました。

ある日、穂高の代わりに、民事訴訟の専門家である大庭徹男が講義を担当しました。大庭は梅子の夫でした。

寅子は、授業中に大庭が言った言葉が気になりました。

寅子 結婚前の女性にとって、容姿は何よりも大事でというのはどういうことですか。容姿が傷ついたのは悲しいことですが、何より大事というのは納得がいきません。 他の女性メンバーも同様の気持ちでした.

 

花岡悟 はい、彼女たちは特例ですね。 だけど、花岡の発言には何か引っかかるものがあります。

それに、大庭は授業が終わった後、梅子をからかって帰宅しました。

梅子 申し訳ありません。うちの人は、若者との会話に慣れていないので、すぐに私を頼るのです。スムーズに話すために。 しかし、寅子にとっては納得がいきません。

数日後、花岡の提案で皆でハイキングに出かけることになりました。その日の朝、寅子が家を出るタイミングで、直言（岡部たかし）が仕事に出かけます。

寅子は最近の直言の行動がおかしいと思っていました。はる（石田ゆり子）も気になっていました。

ハイキングには、梅子の三男・光三郎が参加していました。その光三郎に男子学生が大庭の愛人の話をしていました。

寅子 そんな話を子供にしないでください。 寅子の声を聞いて、花岡も現れます。

最初は、男子学生を注意していた花岡ですが、寅子と話すうちに意見が食い違います。

花岡悟 家を放っておいて大学に通っているのだから、大庭さんが愛人を持っていても仕方がないでしょう。

寅子 どうしてそんな・・・

花岡悟 君たちは、どこまで特別扱いを求めるのですか。僕たちは君たちを尊重し、敬っています。特別だと認識していますよ。

寅子 特別だから、見下さないでやっている？自分がどれだけ傲慢なことを言っているかも理解できないの？ 花岡を思わず押し飛ばし、崖下に落ちて怪我をしてしまいます。寅子たちは花岡を病院に連れて行き、待合室で待つ。

轟太一 花岡は、かなり前に母親を亡くしているからな。まあ、女性に押し飛ばされてよろける訓練が足りないんだ。女性と遊ぶことを正当化するのも気に入らない。 轟太一（戸塚純貴）は、落ち込んでいる寅子を慰めるためにそう言いました。

そして、梅子は自分の話を始めました。

梅子 結婚してすぐに長男が生まれたのですが、その後、夫は家に戻らなくなりました。大庭家の跡取りとして姑に育てられた長男は、私を見下すところまで夫に似てきました。それから、離婚後も親権を持つために、法律を学び始めました。 しかし、現在の法律では親権は父親にあるため、親権を得ることはほぼ不可能だとわかりました。

梅子 今は難しいかもしれませんが、必ず方法は見つけてみせます。長男は難しいかもしれませんが、次男とこの子は絶対に夫のようにはしたくありません。 涙を流す梅子に、寅子たちは励ましの言葉をかけました。

花岡は、足と腰を捻挫し、右腕を骨折し、頭も怪我していたため、安全のために入院することになりました。寅子は謝罪することなく、3日が過ぎてしまいました。

退院した花岡は、梅子に謝罪しました。

花岡悟 皆さんを尊敬しているのに、将来の座を奪われると思うと怖くなってしまいます・・・ 梅子は、そんな花岡を優しく受け止めました。そして、寅子も放課後に改めて謝罪しました。それに対して、花岡は怒っていました。

花岡悟 ずっと、猪爪くんが頭に浮かんでいるのに、これではまた君のことばかり考えてしまいます。 寅子はそれを聞いて、心が躍りました。

寅子が家に帰ると、家の前に人だかりができていました。たくさんの検察官がやってきていました。その数に、はる（石田ゆり子）が驚きます。

検察官は、令状を持って家宅捜索を始めると中に入ってきます。容疑は、直言の贈賄容疑でした。

寅子 少々お待ちください。突然そんなことを言われても・・・ 寅子が訴えますが、検察官に叱られてしまいます。

優三 私は、この家の書生です。家の中を案内します。 優三は令状が出ている以上、拒否することができないことを理解しているので、書類を押収されるのを黙って見ていました。

夜になり、優三がはる、寅子、直道（上川周作）、花江（森田望智）に説明します。

優三 今分かっているのは、お父さんが贈賄の容疑で逮捕されているということだけです。

直道 無罪の人は、すぐに釈放されます。明日には、元気に帰ってきていますよ。 しかし、事態はそう単純なものではありませんでした。事件は、「共亜事件」に発展してきました。

共亜紡績の株価のインサイダー取引をしたとして、共亜紡績の重役、大蔵省の官僚、大臣など16人が逮捕された事件です。

直言たちは、賄賂を贈ったことから逮捕されていました。やがて、寅子の家族は記者に家を取り囲まれて、出られなくなります。