今回は『虎に翼』の86話(第18週)7月29日 月曜のあらすじ予告ネタバレ、放送後の詳細あらすじについて吹き出しで紹介。
18週タイトルの意味は⇒七人の子をもうけるほど長年連れ添った妻にも、気を許して大事な秘密を打ち明けてはいけない。女には気を許すなということ。
(86話)
寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。
実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失っていた。
そんな中、ある放火事件が発生。火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕される。
寅子は傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気付く。
目次
虎に翼18週86話ネタバレ吹き出し!あらすじ予告レビュー
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1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
今回は『虎に翼』の86話(第18週)7月29日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【差別視される容疑者】と題して第18週86話をお送りします。
スマートボール場の火災で容疑者として身柄を拘束されたのは朝鮮人の金顕洙。
しかも『逮捕状請求書』をもってきた警察官も、起訴状をみた入倉も差別的な発言をしたのでした。
<虎に翼 第18週86話のあらすじ>
三条市内の料亭で催された麻雀大会で泣き出した杉田太郎を抱きしめた星航一は何度も謝罪の言葉を呟きます。
何があったのかが気になって戦時中のことを尋ねますが、航一からは秘密だと言ってはぐらかされてしまった寅子。
しかもモヤモヤしていた寅子は優未から訊くことが無神経だと諭されてしまったのです。
そんなときに、街に響き渡たる消防車のサイレンの音が料亭のなかにも伝わってきました。
翌日になって消防車のサイレンは駅前のスマートボール場の火災だったことがわかります。
スマートボール場は駅前にあって近隣4軒を巻き込むことになった火災だったのです。
すると警察官が『逮捕状請求書』を持って寅子の元へやってきました。
スマートボール場の経営者である朝鮮人が火を放ったことで間違いないと説明する警察官。
“ほんねこれらすけ、朝鮮の連中は”
そんな警察官の差別的発言が気になった寅子は、それを諫めたうえで真実は法廷で明らかになると伝えたのでした。
するとそんな寅子のことをびっくりしたような表情でみつめていた事務員の小野知子。
スマートボール場を放火したとして逮捕されたのは金子顕秀で、朝鮮名では金顕洙でした。
新潟地裁での裁判は寅子と航一と判事補の入倉始でおこなわれことになります。
すると起訴状に目を通すと、舌打ちしながら差別的な発言をする入倉。
“また朝鮮人か。事件ばかり起こして困ったやつらですよ”
そんな入倉の発言が引っかかった寅子は撤回を求めますが反論してきたのです。
“そもそも最近やつらが威張り散らしてるから余計な事件が起きる”
しかも、きれい事ではなく現実の話だと主張してきた入倉。
やがて金子顕秀の初公判の日がやってくると、傍聴人の中に小野知子の姿を見つけて驚きを隠せない寅子。
被告人の金顕洙は杉田兄弟が弁護を務めていました。
幼少時に家族と共に朝鮮から日本に渡ってきた金顕洙は弟の広洙とスマートボール場を三条市で営んでいたといいます。
ところが経営不振に陥り約100万円もの借金を抱えることになり、広洙が工場で働き顕洙一人で借金返済しようと奮闘しているときに火事になっていたのです。
火元が火の気のない物置だったことや事件前に火災保険に入っていたことに加えて、火災現場から逃げ出していた顕洙。
これらにより顕洙には放火及び保険金詐欺罪の容疑がかけられていたのです。
しかし顕洙は否認を続けると傍聴席の広洙も叫びます。
“兄さんは無実だ”
“全部間違ってる”
しかも顕洙にむかって日本の警察官も裁判官も信じられないから黙っていろと訴えたのです。
さらに驚くことにそんな広洙をつたない朝鮮語でつかって小野が宥めたため、呆気にとられてしまった寅子。
こうして初公判が終わりますが、寅子は入倉と理解しあうことができずに疲れ切っていました。
それでも寅子がマージャンの勉強を続けていることを知って、航一は何にでも首を突っ込んでもがこうとする姿勢に目を細めます。
“佐田さんはそれでいいんです”
するとまた杉田太郎を抱きしめながら航一が口にした”ごめんなさい”のことが気になり始めたのでした。
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<虎に翼 第18週86話の感想>
昭和20年から30年代の日本では朝鮮人への差別視が少なくなかったようです。
問題を起こした朝鮮人が目だったこともあって、逆説的に彼らは問題ばかりおこすように思われていたのかも知れませんね。
それにしても気になるのは今週のサブタイトルです。
『七人の子は生すとも女に心許すな』の意味するところとドラマ展開とどう絡んでいくのかまったく推測できません。
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虎に翼14週からの最新キャスト相関図!裁判官編以降の登場人物
➡ 公式登場人物
星 航一(ほし こういち)
<裁判官> 朋彦の息子。横浜地裁で判事を務めている。病気で妻を失い、残された子どもを育てている。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に寅子と通じ合う部分がある。
岡田将生(おかだ まさき)
15週からの出演者相関図・キャストを紹介。
➡ 公式登場人物
猪爪家:佐田 優未
(さだ ゆみ)
寅子の娘。 忙しい母に負担をかけないよう、いい子を演じている。
金井 晶(かない あきら)
星 朋彦
(ほし ともひこ)
<初代長官> 初代最高裁判所長官で、裁判官・星航一の父。寅子に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり交流を深める。穂高重親とも親しく、老いてますます高い理想を語らう仲である。
平田 満(ひらた みつる)
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