今回は『虎に翼』の99話(第20週)8月15日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【皆が花江への孝行を考えていた】と題して第20週99話をお送りします。
猪爪家の家族裁判がはじまってしばらくすると直明が親代わりになってくれた花江への孝行がしたいと打ち明けます。
すると花江は息子である直人や直治からも幸せになって欲しいと告げられたのでした。
<虎に翼 第20週99話のあらすじ>
航一が猪爪家にやって来る前に相談しておきたくて甘味処『竹もと』に呼び出した寅子。
“我が家に遊びに来る日程のことで、、、”
寅子は自宅訪問時に航一に冷静に花江と直明の言い分を聞いてもらい客観的な視点にもとづいた意見をもらおうと考えていたのです。
やがて日曜日がやってきて航一が寅子の実家を訪問することになります。
その日を前に猪爪家では寿司職人の道男を含めての総出で掃除をして準備をしていました。
航一がやって来ると家族で歓迎しそれぞれを紹介しはじめます。
するとそのとき恋人である田沼玲美を連れて猪爪家に帰ってきた直明に驚かされた花江。
“何、どゆこと”
狼狽する花江に向かって寅子はこの日に合わせてもらったことを明かしたのでした。
そして両者の言い分を冷静な航一に聞いてもらい判断してもらいたいと寅子は主旨を説明したのでした。
するとギスギスした家の空気をなんとかしたいと自身の息子である直人や直治からも訴えられます。
そうして花江は渋々ながらも寅子の提案を受け入れてくれたのです。
やがて久々の猪爪家の家族裁判が開廷し、それぞれが意見を言い合います。
玲美は直明と同じように教職に就いていただけでなく、学生時代には同じ団体に所属していました。
また庭裁判所設立の時も寅子を手伝ってくれたひとりだったのです。
気が強く遠慮せずに物申すように見受けられる玲美がまずは口火を切ります。
“私を同居させたくないのは、直明さんとの結婚が気に入らないからですか”
何と玲美はいきなり核心に迫ることを花江に訊いてきます。
そんな玲美に向かって新婚夫婦は姑がいないところで暮らした方がいいと自分の経験をもとに反論した花江。
するとそんな花江に向かってまた玲美が言い返します。
“花江さんは直明さんのお姑さんじゃないですよね”
負けじと反論した花江。
“母親代わり”
その攻防を見守る寅子が玲美の強さに驚いていると今度は直明が口を挟みこみます。
“母親代わりだからこそ、お父さんやお母さんにできなかった親孝行をさせて欲しいんだよ”
直明が寅子と花江に恩返したいという想いを明かすと直人や直治も自分たちの役目は花江を幸せにすることだと熱く語り始めたのでした。
家族が自分のことを考えていてくれたことを知って思わず感激してしまった花江。
そして修羅場化しそうだった猪爪家の家族裁判は穏やかな感動的な雰囲気に包まれ始めたのでした。
するとそれまで口を挟まずに話し合いの行方を見守っていた航一が玲美に尋ねます。
“あなた自身は、猪爪家に同居することをどうお考えですか”
寅子からも嘘偽りのない気持ちを聞かせて欲しいと言われた玲美は周囲を驚かすようなことを口にしたのです。
“そもそも私は是が非でも結婚したいわけじゃありません”
玲美の言葉に皆が呆気にとられると同時に張りつめていた花江も狐に摘ままれたような顔で驚いてしまったのでした。
<虎に翼 第20週99話の感想>
梅子は桂場のことをまだよくわかっていないのかも知れません。
寅子に対してもそうだったように桂場は見込みがある人には厳しくする人なんですよね。
あんこ作りが何回もやり直しになるのは最高を求められているんだと気づいて欲しいものです。
それしても航一の猪爪家訪問の主旨はどうなってしまったのでしょうか。
挨拶だけすませて家族裁判の裁判長みたいにされたのが何とも言えませんね。
しかも航一に訊かれた玲美の返事が大きな波紋を起こしそう。
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