今回は、ドラマ「私をもらって~追憶編」のあらすじネタバレ最終回結末&韓国の漫画原作の完結まで,最終結末は…稜英は生き返らない?稜英は生き返るが、記憶を失くす…!?一条を殺した真犯人は?ドラマの疑問内容を詳しく解説!さらにドラマキャスト相関図紹介や最終回予想
もお送りします。
8/17 最新追記:追憶編ドラマ最終話、原作漫画67話まで詳細(ドラマ恋路編シーズン2は原作40話あたりから)をアップしました!稜英に万里という婚約者が!
2024年7月5日(金)から前田公輝さんと久保田紗友さんの共演にてドラマ化が決定。
「私をもらって」~追憶編とは、運命的に惹かれる2人の儚いラブストーリー。
誰からもあてにされない地味な人生。どん底の日々にヤケになっている女性・森川奈津実(演:久保田紗友)のもとに、突然現れた御曹司のゴースト・一条稜英(演:前田公輝)。
身に覚えのない“命の借り”を主張する彼から、とんでもない依頼を受けることに。依頼の猶予はわずか49日間──。
『私をもらって』は原作・Rose Beanさん、作画・One Punch Rabbitさんによる韓国の漫画作品で、日本では『LINEマンガ』にて、全115話が配信されています。
今回のドラマはもう次の続編の放送が決まっていて、この夏放送中なのは原作全話115話の40話までぐらいの部分で~追憶編、40話以降の部分で~恋路編として秋から放送予定です。
それでは、『「私をもらって」~追憶編』のドラマ版の全話、最終回結末までの最新情報、原作ネタバレあらすじや最終回予想、続編~恋路編まで全内容について解説していきます。
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目次
- 「私をもらって」~追憶編ネタバレ最終回!韓国漫画原作~追憶編,恋路編の結末
- 私をもらって~恋路編シーズン2原作漫画ネタバレ!最新話最終回結末まで
- 私をもらって 原作漫画43話から47話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画48話から52話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画53話から57話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画58話から62話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画63話から67話のネタバレあらすじ
- 私をもらって~追憶編原作漫画ネタバレ!最新話最終回まで全話
- 私をもらって 原作漫画23話から27話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画28話から32話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画33話から37話のネタバレあらすじ
- 私をもらって 原作漫画38話から42話のネタバレあらすじ
- 「私をもらって」追憶編ドラマ全話ネタバレあらすじ
- 「私をもらって」~追憶編 ドラマキャスト役柄簡単紹介 相関図・死神
「私をもらって」~追憶編ネタバレ最終回!韓国漫画原作~追憶編,恋路編の結末
📣7月5日(金)深夜スタート📣
\韓国の人気webtoon・web小説をドラマ化❣️/
『#私をもらって』
どん底の日々にヤケになっている女性のもとに
突然現れた御曹司のゴースト👻
身に覚えのない”命の借り”を主張する彼から
依頼を受けることに…運命的に惹かれる 2人の
儚いラブストーリーが 今、始まる pic.twitter.com/XJ42PVcQBO— 日テレ『私をもらって』【公式】7月5日~毎週金曜深夜 (@moratte_ntv) May 17, 2024
私をもらって~追憶編原作漫画ネタバレ最終回!一条生き返り記憶ないが犯人判明!USBのありかは
「私をもらって追憶編」の最終回では、一条が巻き込まれた事故の真相と犯人が明らかになることが予測されています。追憶とは、過去の記憶をたどることを意味します。
ドラマ最終回の8話の内容にあたるであろう原作漫画40話を中心に解説していきます⇓⇓
この追憶編では、一条がなぜ幽霊となって奈津美のそばに留まり、彼女にしか感じられないのかが解明されるでしょう。
「私をもらって」の追憶編最終回では、一条は生き返るのでしょうか?
一条は奈津美の助けを借りて目覚めることに成功しますが、黄泉路での記憶を失い、奈津美のことも思い出せなくなってしまいます。
原作40話では、その詳細が描かれています。以下の内容です⇓⇓
まもなく一条稜英が生き返る時間の子の刻。
稜英がいなくなることに実感が湧かないと言う奈津実。
このまま常務に会いに行っても良いのかと心配する奈津実に対して、俺が先に君のことを好きになったのだから、自信を持て 俺が愛しているのはありのままの君だと稜英は言います。
そして子の刻を迎えると、稜英は宙に浮き、元気で…な 奈津実…と言いながら、消えそうになりました。
奈津実は愕然とした表情になり、必死で行かないで!!と稜英を引き止めようとしますが、無情にも稜英は奈津実の前から姿を消してしまいます。
奈津実は号泣しながら、さようなら大好きな人 どうか気をつけて どうか忘れないで あなたと私がたしかめ合った輝かしい愛をと願うのでした。
ここまで……
そして、犯人の正体ですが、それはエンビート社の代表、工藤 琉生でした。
一条が運転する車が事故を起こした際、彼の命を狙ったのは他ならぬ工藤でした。
彼は一条の車のブレーキを操作不能にするよう仕組んでおり、その証拠となるUSBドライブは彼が握っていました。
工藤は、エンビート社を自分のものにしようと、周囲の邪魔者を排除しようとする冷酷な人物でした。
しかし、一条と奈津美は互いに惹かれ合っていました。一条が元の状態に戻ったとしても、記憶がなくなるという事実に直面しても、奈津美は彼を見つけ出し、思い出すと決意しています。
一条は御曹司であり、奈津美は一般人ですが、二人の間には多くの障害が立ちはだかります。なんと一条には婚約者がいたのです。それでも、原作漫画では二人が幸せな結末を迎えることが描かれています。
私をもらって追憶編ドラマネタバレ最終回結末!原作漫画との違いは
『私をもらって〜追憶編』は、恋愛だけでなく、ファンタジーやミステリー要素が入り混じっている作品です。
原作は最終回を迎えていますが、韓国の原作漫画ということで、詳しいネタバレは随時更新していきます。
そこで今回は、原作漫画からドラマ最終回の結末を予想していきます。
ドラマ最終回結末ネタバレ予想①奈津実と稜英が奇跡を起こす…!?
稜英から稜英を殺そうとした真犯人を捜すよう頼まれた奈津実は、真相にたどり着き、真犯人を見つけます。
また、その過程により2人には強い絆が芽生え、奈津実が真相にたどり着いたことにより、稜英が再び生き返り、2人は現実の世界で再会し、ハッピーエンドというのが1番理想的な感じがしますね。
ドラマ最終回結末ネタバレ予想②稜英は生き返らない!!死亡か
奈津実は稜英の事件について真相にたどり着きますが、2人が共に過ごした49日間の奇跡のような時間が終わり、稜英は最終的に亡くなってしまう可能性も捨てきれません。
2024年に放送された月9『君が心をくれたから』も最終的には山田裕貴さん演じるを助けるために五感を失っていったを助けるために、は自分が死ぬことを選び、悲しいながらも強く生きていく主人公の姿が最後は印象的で素敵な物語でした。
そのため、『私をもらって〜追憶編』でも、奈津実は稜英との時間を通じて成長し、彼の存在を胸に刻みながら前に進むことを決意する一方で、稜英は奈津実の心の中で生き続け、彼女を見守り続けるという結末もあるかもしれません。
ドラマ最終回結末ネタバレ予想③稜英は生き返るが、記憶を失くす…!?
奈津実が稜英の命を救うために事件の真相にたどり着き、稜英のゴーストは消えますが、奈津実の雇用期間は3ヶ月。
奈津実はまた新しいスタートをしなければなりません。
奈津実は稜英との時間を通じて自分自身を見つけ、新たな人生を歩む決意をします。
また、17話では稜英が3ヶ月後に行き返ったらこれまでの記憶がなくなるのでは…?と言った会話があったことから、生き返った稜英が今度は奈津実のことを忘れてしまい、恋路編ではそんな2人がまた初めから恋に落ちていく(稜英は思い出していく)という結末もあるかもしれませんね。
ただ、追憶編の後にHuluで恋路編がスタートすると公表されているため、稜英が無事に生き返るところまでが追憶編で描かれ、恋路編では現世での2人の恋愛について描かれるのかなと思うので、予想①や③の可能性が高そうです。
予想①でハッピーエンドになったとしても、住む世界が違う2人なので、障害も多いでしょうから、結婚までの道のりを描く恋路編なのかもしれません。
予想③だとしたら、稜英がこれまでの奈津実との記憶を取り戻していくストーリーになると思います。
追憶編の最終回までやその続きとなる恋路編もどのような展開になっていくのか、今からとても楽しみですね。
ドラマあらすじ詳細⇓⇓
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私をもらって~恋路編シーズン2原作漫画ネタバレ!最新話最終回結末まで
原作漫画の恋路編シーズン2を原作漫画40話からお送りします。ドラマでの放送されたパート1の追憶編の原作1話はこのパート2のあとに全話のせてます⇓⇓
原作漫画40話
ドイツ ベルリン
ベンチに座って物思いにふける叶恵のもとに慌てて探しに来る本木。
本木は叶恵のためにサンドイッチを買ってきていました。
好きだろ このサンドイッチと言う本木に叶恵はクスッと笑いながら、先輩と一緒にいられるのが嬉しくて何も考えずに食べてただけと答えます。
さらに、このパンが硬すぎてその日の晩、胃が痛くなっていました。
しかし本木はそのことも覚えていて、今日は柔らかいパンで注文して、胃薬も買ってきてくれていたのです。
かつては、そのお店でコーヒーを5杯も飲んでいたという話になり、どうしてあんなにたくさん飲んでいたの?と聞く叶恵に、本木は素直に叶恵を帰したくなくて…と答えます。
奈津実のことを考えていたのか?と聞かれた叶恵は、あの日 一体何を見たのか…信じたい反面怖い…と胸の内を明かします。
そして、先輩が来てくれてホッとした…少しだけ…こうしていてもいいよね?と本木に寄りかかり目を瞑る叶恵。
本木は一眠りするといい…しばらくしたら起こしてやるから…と叶恵に言うのでした。
その晩行われたパーティーの帰り、叶恵は工藤代表と話していました。
工藤は叶恵が出国前に奈津実から何か聞いたに違いないと思っています。
そして叶恵に、出張中ずっとコンディションがよくなさそうだが…隣で見ている俺は心配でたまらないと肩に手を置きます。
出国前に奈津実と何かあったのかと聞く工藤に、叶恵はあの日、奈津実が稜英に見えて、工藤代表には気をつけるようにと言われたことを思い出し、何もありませんでしたと工藤の手を振り払いました。
さらに、私に何かあっても工藤には関係ないことで、私ではなく残りの任期の間―専門経営者としてビートグループを気にかけていただけると幸いですと工藤に冷たい態度をとる叶恵。
失礼しますと部屋に入ろうとする叶恵の腕を掴み、君を想う俺の気持ちは無視してくれてもいい!だけどそうやって突き放さないでくれ!と工藤は声を荒げます。
出ていってください!本木を呼ぶ前に…!と工藤を拒否しようとする叶恵でしたが、本木も少しだけ話をしよう!と食い下がります。
そんな中、叶恵のスマホに着信が…!
叶恵が電話に出ると、それは稜英が意識を取り戻されましたと言う内容のものでした。
病院では医師や看護師が見守る中で、稜英は目を覚ますのでした。
原作漫画41話
稜英は目覚めたものの、やはり奈津実のことを忘れてしまっているのか、奈津実の元に10日経っても来てくれることはありませんでした。
ビートを退社した一般人の奈津実は、稜英に会うことすら叶いません。
あの人の世界にはもう…私はいない…!!と泣き崩れる奈津実に、ある人物から電話が掛かってきます。
稜英かと思う奈津実でしたが、その相手は友人のみやびでした。
2人は久しぶりに食事をすることに。
そこで奈津実はみやびから長年付き合っていた修司と別れたことを打ち明けられます。
大丈夫?と心配する奈津実に、大丈夫大丈夫〜!!出会いがあれば別れもあるもの!会うの久しぶりなんだし暗い話すんのはやめよ〜と言うみやび。
そんなみやびに、奈津実は涙を流しながら、みやび…無理しないで…大丈夫なわけないじゃん…バカ…!!と言います。
すると、みやびも泣き崩れ、2人は大泣きしながらお酒を飲みました。
その帰り道。
泣き腫らした目で1人、トボトボ帰る奈津実。
そんな中、スマホに知らない番号から着信があり、奈津実は稜英が自分のことを覚えていてくれたのではないかと胸が高鳴り、電話に出ます。
しかし、その着信は期待虚しく工藤代表からのものでした。
もう話すことはないと言う奈津実に対して、工藤はまだまだ話したいことがあると言い、近くの車の窓が開くと、そこには工藤が乗っていました。
さらに工藤は奈津実に、いろいろ知りたいことがあるんだろう?たとえば―一条くんのこととかと言って、奈津実の心を揺さぶるのでした。
原作漫画42話
奈津実は工藤のいるカフェに出向くと、座るよう指示されますが、それを拒否します。
USBメモリはどこにあると言う工藤に対して奈津実は、私とは関係のないことと返し、その場から去ろうとしました。
そんな奈津実に、稜英が退院して明日から出勤するらしいと伝えられ、足を止めます。
また、工藤から稜英と知り合いですらないだろと言われる奈津実。
おまえのしたことは詐欺…立派な犯罪だ 稜英の友達だとウソをつきビートに入社するとはと工藤から言われてしまいます。
しかし、バックに誰がいるのか知らないがUSBメモリさえ返せばすべて目をつぶってやろうと言う工藤。
そんな工藤に、人のUSBメモリがなんで必要なんですか?人の物になんでそんなに執着するんですか!と言ってしまう奈津実。
とにかく私は何も知りません!!と言う奈津実でしたが、工藤から俺のUSBメモリじゃないということをどうして知ってるんだ?と奈津実が関与していることがバレてしまいます。
USBを返せばすべて丸く収まると言う工藤に、奈津実は窃盗罪だろうと詐欺罪だろうとどうぞ訴えてください たかが平社員の私がどうやってUSBメモリを盗み出したっておっしゃるんですか?と言い、もう二度と訪ねてこないでくださいと言いました。
翌日。
奈津実は久しぶりに出勤するかのように服を選び、しっかりメイクします。
萩原課長代理に話しかけられている間に、稜英は出勤してきました。
常務と小さな声で呟く奈津実の声に反応して足を止めた稜英。
しかし、婚約者の万里と腕を組み、冷たい眼差しで自分を見つめる稜英に、奈津実は愕然とするのでした。
私をもらって 原作漫画43話から47話のネタバレあらすじ
原作漫画43話
稜英と再会した奈津実でしたが、稜英の隣には婚約者がいて、稜英が奈津実に向けたのは冷たい視線でした。
そんな中、奈津実の方に向かってくる稜英。
まさか覚えて…くれてたの?と一瞬期待する奈津実でしたが、稜英は奈津実の後ろにある柱のチラシを破り捨てただけだったのです。
私はあの人を信じてるから…だから…大丈夫…しっかりしなきゃ 常務にUSBメモリを返すためにと自分を奮い立たせようとする奈津実でしたが、やはりそのショックは隠せません。
これから…どうすれば…いいの?と思いながら、夜になり、自宅に帰ろうとする奈津実を呼び止める人がいました。
奈津実の脳裏に、あの日、工藤から夜道に気をつけることだと言う言葉がよぎり、ビクッとします。
奈津実に声を掛けたのは、叶恵でした。
寒いから叶恵を自宅にあげようとする奈津実でしたが、奈津実の家は泥棒に入られてしまっていたのでした。
原作漫画44話
奈津実の自宅は何も盗まれておらず、漁られた形跡があるだけだったので、警察を呼ばないことにしました。
そのため工藤の仕業に違いないと奈津実は思います。
奈津実は叶恵から、この間うちの弟を殺そうとした犯人が誰だか知ってるって言ってたわよね?と言われたので、知ってますと答えます。
すると叶恵は、ドイツに行く前にしようとしていた話を今聞かせてくれないかしら?どんな話でも信じてみるわ―あの日私に言おうとしていたことすべて話してと奈津実に言いました。
そのため奈津実は、3ヶ月間稜英と過ごしたこと、つじつまが合わないところや普通に考えてあり得ないこともすべて叶恵に話したのです。
信じてもらうために叶恵にUSBメモリーを見せようかとも思った奈津実でしたが、常に慎重に行動すべきと言う稜英の言葉を思い出し、その衝動を抑えました。
また、2人が愛し合っていたことも言いませんでした。
奈津実の話を聞き、稜英の魂が奈津実の家で過ごしていたのか聞く叶恵。
奈津実は嘘みたいな話ですが本当ですと叶恵に言いました。
叶恵は一息吐きながら、目覚めた稜英に奈津実のことを知っているか訪ねたところ、さぁ誰?と答えたことを思い出していました。
しかし、奈津実の言う通りしばらくして稜英が意識を取り戻したこと、あの日、奈津実か稜英かわからない「誰か」が言っていた内容は稜英と自分しか知らないことだったこと、奈津実が自分達の前に現れたのも稜英が奈津実の傍にいない限りは起こり得ないような出来事だったと叶恵は考えます。
そんな中、奈津実は常務はもう…大丈夫…なんですか?完全に回復されましたか?と心配そうに叶恵に聞きます。
そのため叶恵は、稜英が仕事に戻るのはまだ無理で今日出社したのはマスコミを静かにさせるためと言いました。
そして奈津実に、稜英を殺そうとした人って一体…誰?と本題を切り出した叶恵。
さらに、危険な目に遭いながらも私に誰なのか話してくれない理由は何?と叶恵は奈津実に聞きました。
そんな叶恵に対して、専務はせっかちだからたしかな証拠がないうちに犯人が誰なのか教えると後先考えずとんでもない行動をとるだろうからって常務が…ですので絶対にそのことは簡単には教えるなと言われてますと言う奈津実。
それを聞いて怒る叶恵と吹き出してしまう本木。
犯人が誰なのかは意識を取り戻したら自分に伝えに来てくれと常務に頼まれたのですが…それも…そう簡単なことじゃなさそうで…どうやって会ってどうやって伝えたらいいかもわかりませんし…私の話を信じてくれるかどうかも…心配ですし…と叶恵達に話す奈津実。
そんな奈津実に、森川さんが稜英の存在を信じてくれたように稜英も森川さんの存在をいつか信じてくれるんじゃないかしら?稜英が森川さんと本当に三ヶ月も一緒にいたのなら私に話してくれたことがすべて事実なら…森川さんが証明してみてください あなたの話がすべて事実だってことを―と叶恵は言いました。
叶恵は、稜英がこんな不可思議な状況の中で奈津実を自分のところへ連れて来た理由が間違いなくあったはずだから―信じてみようと思ったのです。
その日の晩、帰宅した稜英。
USBメモリーは一体どこに行ったのかと考えている稜英のいる部屋をノックする音が聞こえます。
そこに入ってきたのは、稜英の在宅勤務をお手伝いするために専務室から派遣されたと言う奈津実なのでした。
原作漫画45話
稜英の在宅勤務を手伝うために専務室から派遣された奈津実でしたが、稜英からは出ていってくださいと言われてしまいます。
俺のいない間に何があったのか知りませんが俺に必要な人間は俺が自分で選びます 森川さんを使う気はないということですと奈津実に冷たく言う稜英。
そんな中、叶恵が部屋に入ってきてくれました。
そして稜英に、稜英がいない間開発チームですごくがんばってくれたのよと言いました。
叶恵が奈津実を採用したのには、彼女を信用する期限を設け、稜英が自分で犯人を見つけられるように手伝ってあげてというものでした。
奈津実を雇うことについて姉弟喧嘩を始める叶恵と稜英。
言い争っても埒が明かないと思った叶恵は、私の方が役職が上なのに私って秘書を一人増やすこともできないの?稜英にとって私ってその程度だったの?と泣き落とし作戦に路線変更しました。
すると稜英は、はいはいわかったよ!とため息を吐きながら、奈津実のことを雇うことに。
叶恵が部屋を出て行ったあと、何かお手伝いできることは…と言う奈津実ですが、稜英は無視して上着を脱ぎお風呂に入ろうとします。
稜英が脱いでいく姿を硬直しながら見ていた奈津実に対して、…一体どこまでついて来るんですか 人が風呂に入るのを見物する気ですか?と言う稜英。
奈津実は慌てて、すいませぇぇんっと言いながら後退りしていると、壺を置いている棚にぶつかり、後ろに倒れそうになりました。
うわ…終わった…ここまで来たのに
これじゃ嫌われただけだ…
やっと…あなたのすぐ傍まで来れたのに…
初日から…こんなことになっちゃって…
もう最悪…と思う奈津実。
そのまま後ろに倒れると思った奈津実でしたが、そんな奈津実を稜英は抱き止めてくれたのでした。
原作漫画46話
奈津実の背中に手をかけ、奈津実を抱き止めてくれた稜英。
頭の後ろにも目がついてるんじゃないのなら―もう少し気をつけたらどうだ?と奈津実に言います。
奈津実は胸がドキドキしながらも、す…すいません…と何度も言ってしまいます。
さっきからすいません すいませんってそればっかりだと言う稜英に対して、また奈津実は…すいませぇん…と言ってしまいました。
何度も謝る奈津実に血の気が引いた稜英は、とりあえず奈津実を浴室から出て行かせることに。
浴室から出た奈津実は、一瞬でしたが、稜英が幽体だったときには感じることができなかった稜英の匂いに凄く熱い体温を感じて胸は高鳴るばかりでした。
お風呂から出た稜英は、先程の奈津実とのやり取りを思い出し、厄介なのが入ってきた…と思いました。
その日の稜英の夢の中。
知らない場所のはずなのに…どこかで嗅いだことのある香りに…見覚えのある風景…どういうわけか…懐かしく…恋しい…と思う稜英。
そのシーンにはある女性(奈津実)が布団を干していて、稜英に気づいて手を振りますが、稜英からは遠すぎて顔が見えません。
夢の中の女性は、私を…忘れないで―と叫んでいたところで稜英は目を覚ましました。
気づくと朝になっていて、稜英は……なんだったんだ…今の夢は…と困惑するのでした。
原作漫画47話
久しぶりに見た夢の内容が気になる稜英。
今にもあの女が目の前に現れそうで…と考える稜英の目の前に現れたのは、寝惚け眼の奈津実でした。
よく眠れなかったから調子はイマイチだから、今日は朝の会議を終えたら家に…と思って車に乗り込むと、奈津実が後ろから慌てて走ってきます。
急いで車を走らせるよう言う稜英でしたが、奈津実は車を掴みます。
稜英は奈津実にいくつか健康状態に関する質問をすると、公共交通機関を使って遅刻せず出社するよう言い、そのまま車を発車させました。
今のあなたは私のことなんてなんとも思ってないけど、ありのままの私であなたに会いにいくって約束したから―負けちゃダメ奈津実!!必ず―あなたをまた振り向かせてみせる…!!と自分を奮起させます。
結果、7分15秒の遅刻に…。
秘書が守るべきことをネチネチ言われた奈津実は、常務より7分15秒遅れてすいませんでした!!明日からも〜っと早く出勤します!!と大きな声で発言します。
会議の準備をお願いしますと稜英から言われた奈津実は、びっくりしてキラキラした顔で稜英を見つめ、常務のメガネ姿はじめて見ましたと微笑みます。
稜英は気力を消耗し、奈津実が部屋から出た後、秘書の藪内に、姉さんはどうしてあんなめちゃくちゃな人間を俺の秘書にしたがるんだ?基本がなってないじゃないか!と愚痴をこぼしました。
そして、叶恵のような頭の固い人があんな常識のない人間を相手するわけがないから、間違いなく何か理由があるはずだと考える稜英。
そんな中、稜英は藪内に俺と働いてて一番大変なことってなんだ?と尋ねます。
正直に言うよう言われた藪内は、今みたいに常務と同じ空間にいること?常務といると息が詰まるってことご存知ないでしょ?と言います。
ため息を吐く稜英に、大好きです常務とフォローする藪内。
がっくりきた稜英は、藪内を部屋から出て行かせます。
そしてシーンは変わり、稜英は工藤代表と会っていました。
仕事の話を終えると、工藤は稜英に体調について聞きます。
また、一緒に昼でも食べようと誘う工藤でしたが、稜英はそれを断ります。
部屋から出ようとする稜英に対して、秘書達がいる前で、そんなに具合が悪いのか?とわざと工藤は言ったのです。
別に用があるからだと答えた稜英に、工藤はそれなら仕方ない、近いうちにまた誘うよと言いました。
そして稜英は、秘書の奈津実を呼びます。
奈津実を見た工藤は、なんで君が…ここに?と動揺するのでした。
私をもらって 原作漫画48話から52話のネタバレあらすじ
原作漫画48話
なんで君がここに…?と動揺する工藤代表。
奈津実はビクビクしちゃダメ!と自分に言い聞かせながら、常務の秘書として再入社しましたと工藤に挨拶します。
稜英とは何の繋がりも無かったはずの奈津実が、どうしてまたビートに連れ戻したのかと思う工藤。
工藤のもとから去ろうとする奈津実でしたが、奈津実の肩を掴んで工藤は引き止めます。
話があるから森川さんを借りると言って代表室に連れ込もうとする工藤に、奈津実は抵抗できませんでしたが、稜英が奈津実の手首を掴み、森川さんも一緒に来てもらわないといけないんですよと言い、奈津実を引き止めてその場を去りました。
エレベーターに乗る奈津実と稜英。
奈津実は手首に稜英の手の体温を感じていました。
そんな中、稜英は奈津実に工藤と知り合いだったのかと問います。
嘘偽りなく話してください 大事な問題なのでと言う稜英。
しかし奈津実は、今何を言おうときっと信じてもらえないと思い、親しさでいえば常務の方が上です…という曖昧な返答をします。
そんな奈津実に、工藤代表とはあまり関わってほしくありません 少なくとも俺の秘書として働いている限り―幹部の秘書同士親しくされるのもあまり好ましくないのでできる限り代表室には近づかないようにしてくださいと稜英は言いました。
1階に着き、お先に失礼しますとエレベーターから降りようとした奈津実。
しかし、稜英は奈津実の襟首を掴み、奈津実は首が締まりそうになりながらエレベーター内に留まることに。
そして稜英は奈津実に、どこに行くんですか?一緒に来てください 移動しながら指示することがあるので―と言います。
そんな稜英は心の中で、少し様子を見ようと思ったがもう十分 こんなに曖昧で信用できない人間は―絶対に俺の傍に置いておくわけにいかない!!と思っているのでした。
原作漫画49話
奈津実は稜英と一緒に車まで向かう中、今朝よりピリピリしている空気を感じますが、今の稜英に黄泉路のことを話しても余計に怒られるに決まってるから、自分にできるのは常務と適度に距離を置くこと!と考えて、あえて後部座席に座った奈津実。
しかし、稜英からは奈津実の運転手じゃないのだから助手席に座るよう言われてしまいます。
車が走り始めても何も話そうとしない稜英。
家に着くまで無言のままなのは嫌だから、自分から話しかけてみようと思った奈津実は稜英に、藪内さんとお話しされるときみたいに…私には敬語でお話されなくても大丈夫です…もっと楽に…と言います。
ところが稜英からは、基本的に俺は―信用できる人にしか口調を緩めませんと言われてしまったのです。
その後、無言のまま帰宅した2人。
奈津実は、私もあなたにこんなにもツラい思いをさせていたのか…と気づきました。
そして、こうしてあなたの傍にいられるんだもん いつかまた―あなたに振り向いてもらえるように がんばろう奈津実!と思います。
その日の晩。
帰宅した叶恵に稜英は、…あれは無理だと言います。
…話してくれ あの女と―何を隠してるんだ?と叶恵にすごむのでした。
原作漫画50話
叶恵は稜英に、お姉ちゃんを睨みつけるなんていい度胸してるじゃない?と言います。
そして、私は特定の社員だけをえこひいきしたりしないし、藪内は稜英が戻ってきてバタバタしてるから、ユニークプロジェクトを終えて手が空いた奈津実が適任だと思ったと説明。
しかし稜英は、あんな役立たずじゃかえって足手まといになるだけと言いました。
さらに、奈津実は工藤代表と知り合いみたいだと言う稜英に対して、叶恵は大した関係じゃないわ それは私が断言すると言います。
叶恵は自分が稜英にしてあげられることは、稜英の欠けた記憶の鍵を握っている森川さんを送ってくれた稜英自身の選択を応援することだと思っていたのです。
そして、三ヶ月も眠ってたんだから焦る気持ちはよくわかるわ だけどね会う人全員を疑ってかかると稜英にとって大切な何かまで見過ごすことになってしまう 森川さんは三ヶ月間の空白を埋めてくれる今の稜英にとって本当に必要な人よと助言しました。
その後、稜英は叶恵に工藤代表には気をつけろと声を掛けます。
俺の事故とも何か関係があるような気がする USBメモリーが見つからなくてたしかなことはわからないがとにかく気をつけてくれと言う稜英に、叶恵はあの日目の前にいたのは…本当に…稜英だったの?と思いました。
自宅の仕事部屋に戻った稜英は、奈津実が仕事の途中で自室に戻ったのではないかと呆れ果てます。
作業をしようとすると、どこからか私を忘れないで〜という音楽が流れてきます。
この歌はどこから…と探す稜英は、それが奈津実のスマホから流れていることに気づきました。
鬱陶しすぎ…と怒りながら着信画面を見た稜英は何かに驚きます。
その頃、奈津実は空腹とそのお腹の音に耐え兼ね自室にいました。
そして思い出したようにUSBメモリーを取り出し、今日も無事だったことを確認します。
それを見ながら、これを…どうやってあなたに渡せばいいの…?と奈津実は考えるのでした。
原作漫画51話
稜英がまだ消える前、このUSBメモリーをどうやって渡したら良いかと聞いていた奈津実。
稜英は、意識を取り戻した俺が君なら信用できると判断したとき―そのとき俺に渡してくれと言っていたのです。
現在の奈津実は、今日一日で何十回と心が折れそうになった 衝動的にUSBメモリーを見せてしまいたくなるこれを見せれば…私のことを信用してくれるんじゃないだろうか…?どうすればあなたの信頼を得ることができるの…?と悩んでいました。
しかし、弱音ばっか吐いてちゃダメだ これからが本番なのに 常務の信頼を得られるかどうかは私自身にかかってると思います。
自室から出た奈津実は、自分のスマホで稜英が工藤代表と電話しているのを目にします。
それを見た奈津実は、常務との約束…時間がかかりそうです…と動揺。
それから稜英は奈津実に電話を代わると、奈津実はすぐに工藤との電話を切ります。
奈津実が電話を終えると、稜英は姉に免じて目をつぶりますが俺にも我慢の限界ってものがあります 同じ空間にいるときは不快な行動をとらないでください 工藤代表と仲がいいのならなおさら俺の前で気をつけた方がいいですよと冷たく言いました。
それを聞いた奈津実は、…あんまりです謝ってくださいと反論。
私だってたしかに言ったはずです 親しさでいえば工藤代表より常務の方が上だと!!何度も同じこと言わせないでください!それに―人の電話を勝手に出るなんて非常識です 秘書にはプライバシーもないんですか?もう我慢できません!謝ってください今すぐ!と強気に言う奈津実。
しかし稜英は、なんで俺が謝らないといけないんだよ!!なんの関係でもないのになんで工藤代表が電話をかけてくるんだ!?しかもこんな時間に!俺の秘書に!!と言い返してきました。
それは全部…!!と言いながらも稜英を指差しながらも、おまえのせいだという言葉を一生懸命飲み込む奈津実。
その後、ブツブツ文句を言う奈津実に稜英は、いい加減にしないと解雇しますよ?と言います。
その言葉に奈津実は、どうぞご勝手に そんな脅し怖くもないしと言って自室に戻ったのです。
そんな奈津実を、一体…何者なんだあの女と思う稜英なのでした。
原作漫画52話
翌朝、稜英はリハビリをしていました。
そこへお水とコーヒーを持ってきた奈津実。
奈津実と稜英は昨日言い合いになってからまだ冷戦が続いているようです。
稜英はリハビリを続けていましたが、突然右腕を痛がり、その様子に奈津実はショックを受けます。
少し休憩を挟みましょうと先生が出て行くと、常務 大丈夫ですよ ゆっくりがんばりましょう 無理だけはしないでください こういうのって積み重ねが大切なんですと奈津実が声を掛けました。
しかし稜英は心の中で、昨日は俺の神経を逆撫でしておきながら今日はここまでついて来て保護者にでもなったつもりか?それで―励ましてるつもりなのかよ?と思っていました。
そんなことは知らない奈津実は、こんなときにまで平静を装わなくていいと思うんですと言ってしまいます。
その言葉に、知ったようなことを言うな さっきから何様なんだ?と怒る稜英。
同情されていると思い、調子に乗るのもいい加減にしろ 姉に雇われたからクビにならないとでも思ってるのか?と冷たく稜英は奈津実に言いました。
謝る奈津実でしたが、稜英から出て行け!と言われ、奈津実は部屋から出て行くことに…。
リハビリが終わって稜英が部屋から出ると、そこには奈津実がいました。
なんでドアの前にと言う稜英に、奈津実はすいませんでした!!私 お節介が過ぎました! 常務を怒らせようとしたんじゃないんです!と謝ります。
さらに、私…常務のことを…よく…知りもしないのに…常務のこと…知り尽くしたフリ…したわけじゃないん…です…も…もしクビを検討されてるのなら…そうなっても…仕方ないと思ってますぅ…とリスのように泣く奈津実。
その姿に稜英はつい、吹き出してしまいます。
そして、謝るべきなのは君じゃないだろう…と思いながら、リハビリは次からは1人で大丈夫なこと、体調が優れないとピリピリしてしまい部下だからって見下して感情をぶつけたわけではないのでそこだけは誤解しないでください、と稜英は奈津実に言いました。
その後、稜英は食事がまだなら何か食べに行きましょうか森川さん、と奈津実を食事に誘うのでした。
私をもらって 原作漫画53話から57話のネタバレあらすじ
原作漫画53話
翌朝、奈津実は稜英にどんな音楽をお聴きになるのですか?と質問します。
すると稜英は、複数の楽器のハーモニーがすばらしく巨匠たちの魂が込められていて…伝統が感じられる古典的な―と言うので、雅楽!と言う奈津実。
音楽を再生しようとするも、それができない奈津実に、森川さんって何ができるんですか?とイライラしながら聞く稜英。
すいませんと涙目になる奈津実を見た稜英は、昨日のことを思い出し、リモコン貸してくださいと言って、音楽を流します。
こんなに無能で面倒くさい秘書は
今すぐ追い出したいのだが
…本当におかしな女だ…
一日に何度も心を掻き乱され…
怒鳴ってしまうほど頭にきても
言い過ぎて傷つけてしまったのではと気になる
本当に…知れば知るほど変な女…
と思う稜英。
さらに、俺はこれまで…人の気持ちを考えたことなんてあっただろうか…?と考えました。
そんな中、常務室に稜英の婚約者・万里がやって来て、奈津実は初めて万里に挨拶します。
万里も弁護士として最近ビートに入ったようです。
その頃、稜英は藪内から奈津実が工藤代表と変なウワサがあり色々囁かれていたことや常務と繋がりがある人だというウワサも流れていたことを聞かされ、知れば知るほどつかめない女だと奈津実のことを思っていました。
そこへ万里が入ってきました。
ビートで働きはじめたのに会いに来てくれないと言う万里に、用もないところに行ったりしないと返す稜英。
なんの用だ?と冷たく言う稜英に、叶恵さんをお昼に誘おうとしたけどいなかったから稜英くんと食べようと思ってと万里は言いました。
まだここに友達もいないしみんな私の機嫌を伺ってる感じがして…と言う万里に、うちの社員はおまえの機嫌を伺うほど暇じゃない 勘違いしてないで早くここに慣れる努力をしろと言って部屋から出ようとします。
そんな稜英に、私に冷たすぎない?それとも誰に対してもそんな感じなの?どうしてこんなに冷たくされなきゃなんないのかわからない全然わかんないよ稜英くん…と万里は問い詰めます。
もちろん俺だって優しい言い方をすることはできる ただおまえにそうする気にならないだけだ その考えを変える気もないと稜英は万里に冷たく言い放つのでした。
原作漫画54話
俺だって優しい言い方をすることはできる ただおまえにそうする気にならないだけと万里に冷たく言う稜英。
おまえはうちの社員で俺は常務 気安くここに来るんじゃない コネ入社だと思われたくなければ公私の区別をつけること それが無理なら今すぐ辞めろと言いました。
退院して初出社の日。
腕を組んでいた2人でしたが、稜英はずっと万里のことを透明人間として扱っていたようです。
いつも…私に冷たい人…と思う万里。
しかし万里はなぜだか稜英のことを追いかけてしまうのです。
わかった!一人でテキトーに済ませるもん!とご立腹の万里でしたが、突然稜英が振り返ります。
稜英くん…と嬉しそうにする万里でしたが、稜英は万里の後ろにいる奈津実に、早くしてください帰りますよ森川さんと声を掛けたのです。
車に乗った稜英と奈津実。
稜英が奈津実の頬が膨らんでいるのを見て、どんぐりでも入れてるんですか?と頬をつつきます。
勤務中は気を引き締めてくださいと言う稜英。
そして、今度からは俺が動けばちゃんとついてくることと言います。
私はてっきりお二人で食事に行かれるのかと…と言う奈津実でしたが、稜英は誰とどこへ行こうがついて来てくださいと言いました。
その後、奈津実は一つ個人的な質問をしてもいいですか?と稜英に聞き、さっきの…弁護士の先生とはどうして…食事に…行かれなかったんですか…?と質問するのでした。
原作漫画55話
さっきの…弁護士の先生とはどうして…食事に…行かれなかったんですか…?と奈津実に聞かれた稜英は、一緒に食事をするほどの仲じゃありませんと答えます。
縁談があると…と言う奈津実に、俺には―いろんなところから縁談が入って来るんです 内村弁護士だけじゃありませんよと後光が差しながら言う稜英。
俺にとってこういうことはあまりに―日常的で―数えることもできないほど―よくあることなんですと話す稜英の言葉にグサグサ刺さる奈津実。
俺も一つ聞いていいですか?と稜英は言い、俺が内村弁護士と食事をしなかったことが―なぜ…なんとなく気になったのかと聞きました。
奈津実はその質問に、理由はありません まさかお断りになるとは思わなかったので 失礼な質問だったならごめんなさいと謝ります。
できることなら俺の前で内村弁護士の話は仕事上必要な話だけお願いします、と稜英は奈津実に言いました。
いつもより奈津実の声のトーンが低いことが気になった稜英は、クラシック音楽を掛け、クラシックは心の特効薬ですよと言います。
その後、これといった取り柄もない私を秘書として受け入れてくださってありがとうございます 常務の足を引っ張ってしまっていることはわかっています 常務の期待に応えられていないこともわかってます ですが私も常務の秘書に相応しい人間になろうと努力中ですから…あまり私をお嫌いにならないでください…と稜英に言う奈津実。
少し考えた後、稜英は別に悪感情を抱いてるわけじゃありません 森川さんの変わった性格に驚かされてはいますが俺もそれなりに理解しようとしてますよ 森川さんはただ俺が指示することをこなしてください いいですね?と言いますが、奈津実からの返事はありません。
何と、奈津実はクラシック音楽を聴いて眠ってしまったのです。
とんでもない秘書だな!上司に運転させて隣で寝るなんて…!と思う稜英でしたが、奈津実が寒がる姿を見て、暖房を入れてあげます。
たしかに頭では不快だと思っているのに
心は極めて穏やかだ
俺はいつからこんなに寛大になったんだ…?
自分でも自分が…
到底…理解できない…
と思う稜英なのでした。
原作漫画56話
稜英がうたた寝をしていますが、いつも同じ女性の夢を見ているようです。
君は誰なんだ…?と考える稜英でしたが、奈津実の声で目を覚まします。
藪内とビート自動車の関係者が稜英のもとに向かっているようです。
ネクタイは今朝と同じものでいいですか?と言う奈津実に、いいや―と稜英は返し、別のにしよう―と稜英は奈津実の隣に立ちます。
奈津実からの香りが稜英は夢の何かと繋がる気がして気になり、奈津実の首に顔を近づけます。
何するんですか!!と言う奈津実。
シャンプー何使ってるんですか?と聞かれた奈津実は、ここにあるものを使っていると答え、香水も使っていないと答えます。
何かが一つに繋がりかけたような気がした稜英でしたが、シャワーを浴びてきますとその場を去ろうとしました。
ちゃんと説明してください!と稜英のことを引っ張った奈津実でしたが、何と稜英のシャツがはだけてしまったのです。
すみませんでしたぁぁっ!!と謝る奈津実ですが、台所で反省文100枚の刑に遭っていました。
その頃、藪内が稜英に工藤代表のことについて調査した結果を話していました。
なぜ、工藤代表を疑っているのかと聞く藪内に「勘」と答える稜英。
そして稜英は、自分の事故を調べていたことにより宮本社長まで殺されてしまったことにショックを受けます。
一方、藪内はUSB捜しは諦められたのですか?と聞きました。
もし誰かの手元に渡っていたら向こうから接触してくる可能性もあり、金銭を要求されるかもしれないのでその対策も練っておくことに。
その後、稜英と藪内から部屋から出ると反省文を書き終えた奈津実が立っていました。
叶恵が経営者の集まりに工藤と出発したことを藪内から聞いた稜英は、じ〜っと奈津実を見ると、着替えてきてください森川さん 出かけますよと言います。
稜英は、消えたUSBの行方と同じくらい奈津実のことが気になり始めたのでした。
原作漫画57話
稜英が奈津実と一緒に来たのは、アメリカから来た有名企業家夫婦をもてなすために設けられた経営者の集まりで、業界の著名人に経済産業大臣政府関係者などが参加する場でした。
そのため奈津実は稜英から、大事なイベントに俺のパートナーとして参加するという自覚を持ち余計なことをせずじっとしていてくださいと言われます。
会場に入った奈津実は、想像以上のお金持ちの集まりに萎縮して消えてしまいそうになりながらも、秘書として待機する場所へ向かいました。
そこでガラスの割れる音がします。
別所という男性が泥酔しているようで、国賓の前で恥を晒さないといいけどと噂されていました。
そこから話題は稜英と叶恵のことに。
うちの社長もあんなだったらいいのに…一条さんの秘書は幸せだろうねと言われていました。
それを聞いて、常務はやっぱり誰が見てもすてきな人なんだな…ここから見ると私とは住む世界が違う人だってことを痛感する…と思う奈津実。
反省文を書いていて夕飯を食べ損ねたため、お腹が空きすぎた奈津実は、この集まりがいつ終わるかわかんないからとトイレに水を飲みに行こうとします。
その頃、男性用トイレの前では工藤が泥酔した別所に絡まれていました。
所詮は部外者のクセに偉そうな顔してダッセ〜のや、蛙の子は蛙だなと言われ、工藤の頭には血が上っている様子。
そんな中、奈津実が水を飲みに工藤の後ろを通り過ぎます。
奈津実に気づいた工藤は別所の秘書に、別所さんを少し風にあたらせた方がいいんじゃないか?冷たい風にあたれば酔いも醒めるだろうと言いました。
水を飲んで少しは空腹を紛らわせそうと満足していた奈津実でしたが、そこへ酔っ払っている別所がこっち来いと絡んでくるのでした。
私をもらって 原作漫画58話から62話のネタバレあらすじ
原作漫画58話
工藤の任期が終われば、姉と会社を回した方が良いと長谷部という男性に言われる稜英。
長谷部が別所にも話があるが、どこにいるんだろう また酔っ払ってひっくり返っているのか?と言うため、稜英は奈津実の姿を確認しようと秘書達のいる場所に目をやりますが、奈津実の姿がありません。
また、別所が女性社員に暴力をふるって金で揉み消したという話も長谷部はしました。
稜英は秘書達は食事をとらないのですか?と聞きますが、どうかなと返す長谷部に、主催者側に長谷部さんから言っていただけませんかとお願いします。
しかし奈津実の姿は見つけられず、一体…どこに行ったんだ?と思う稜英。
その頃、奈津実は別所に絡まれていました。
別所の秘書は奈津実がビートの秘書であることに気づき止めようとしますが、俺と一緒に遊びに行こうぜと奈津実を強引に誘います。
必死に別所を止めようとする秘書でしたが、別所は持っていた瓶で秘書を殴り、消えろ―今すぐ俺の目の前から!!と言われ、秘書は逃げ出してしまいました。
俺と楽しいことしようぜ〜としつこく迫る別所に、奈津実はその場から去ろうとしますが、腕を掴まれ、強引にどこかへ連れて行かれそうになったのです。
別所が猫かぶってる奴らが一番嫌いなんだ!黙ってついて来い…と言おうとしたところ、誰かに首元を引っ張られ、後ろに倒されます。
そこに現れたのは、稜英でした。
奈津実は安堵からか涙を流して座り込んでしまいます。
稜英は別所に、俺の秘書に何してくれてんだよ?喧嘩売ってるのか?とキレ気味に尋ねました。
年下のくせに生意気だと別所から顔を叩かれた稜英は、拳で別所の顔を何度も殴り返します。
さらに、これだけで済むと思うな 彼女の前で土下座することになるだろう そうすれば会社の迷惑にならずに済むはずだ 誰に何をしたのか 俺がしっかり思い知らせてやると言う稜英。
奈津実は恐怖のあまり、渡されたホットミルクも飲むことすらできません。
そんな奈津実に稜英は、自分のジャケットを肩に掛け、ほら帰りますようちに―と優しく手を差し伸べるのでした。
原作漫画59話
稜英と奈津実は用意された車で帰宅することに。
助手席に乗ろうとする奈津実を気遣い、稜英は後ろに乗ってくださいと言います。
車内で稜英にお怪我はないですか…?と聞く奈津実に、帰ってから話しましょう 運転手さんもいますのでと言う稜英。
家に着き、稜英から呼び出された奈津実は、私が会場の外に出たばかりに…私…ああいう場所は…はじめてだったもので…ご迷惑をお掛けし…申し訳…と言ったところで稜英がすみませんでしたと謝りました。
森川さんがあのような場に慣れていないことを知っていたのに配慮に欠けていました
本当に…申し訳なく思っていますと稜英は奈津実に言います。
すると奈津実は、さっき殴られたところは大丈夫ですかと稜英に聞きます。
また、あっちが悪いのに殴っちゃったから…常務の立場が悪くなってしまうんじゃ…と心配する奈津実に、俺が先に殴られたんです したがって正・当・防・衛と稜英は断言。
ニュースでこういう事件を見るたび、クズに出くわしたらボッコボコにしてやろうと思ってたのに、秘書が殴られるのを見て頭が真っ白になり、何もできず稜英に迷惑を掛けてしまったことを謝ろうとする奈津実。
しかし稜英は、森川さんは悪くありません 何が申し訳ないんですか それより大丈夫ですか?一人で寝れますか?と聞きます。
大丈夫と答えようとする奈津実でしたが、稜英から今夜は一緒に過ごしましょう!疲れて寝てしまうまで―と意味深な言葉を掛けられるのでした。
原作漫画60話
意味深な言葉を掛けられた奈津実でしたが、夜中に男女二人が夢中になっているのは…囲碁でした。
囲碁をする人は最近あまりいないのに森川さんは誰に習ったんですか?と稜英に聞かれた奈津実。
奈津実は稜英が生霊となり一緒に生活していた頃に、稜英から教わっていたのです。
そして奈津実は稜英に、病院で目覚めたとき何かが頭に浮かんだり思い出しそうになったりしませんでしたか?と尋ねます。
…俺に思い出さないといけないようなことがあるってことですか?と聞き返す稜英に対して、はい そういうことですと言う奈津実。
さらに、それがなんなのか…森川さんは知ってるんですか?と言う稜英に、奈津実はつい、はぃ……いいえ?と言ってしまいます。
事故に遭った人って三途の川を見たりするとテレビでやっていたとごまかす奈津実に、変な話をしだすのを見ると元気になったようですねと稜英は優しく笑います。
囲碁をしたまま椅子の上で寝てしまった奈津実を稜英は自分のベッドの上に寝かせ、横に座ると稜英も寝てしまいました。
夢の中で稜英は、またあの女性から行かないで忘れないでと声を掛けられ、私を―思い出してと言われます。
今までわからなかった女性の顔が、奈津実の顔に見えた稜英。
そこで目を覚ます稜英ですが、どうして二人が重なったのか困惑し、ただの勘違いで寝ぼけているだけだと思います。
そして、突然こみ上げてきたこの感情を…到底理解できそうにない…!と思うのです。
一方、奈津実はなんだか常務の腕の中にいるみたいと感じながら朝日で目覚めます。
常務の部屋で…寝ちゃったの…?と困惑する奈津実なのでした。
原作漫画61話
ビート社では万里が稜英から呼び出され、奈津実の弁護をすることに。
別所は責任能力がなかったと言ってくると思うと言う万里に、あの日の別所はどう見ても責任能力がある状態だったと話す稜英。
万里はそれを裏付ける証拠を確保しておいたようで、情状酌量の余地もないと言いました。
またホテルから防犯カメラの映像が届いたため、稜英と万里は見ることにします。
すぐに気づけなかったら森川さんもっとヒドいことをされてたと思うわ…と万里は言いながら稜英を見ると、稜英は恐ろしい形相になっていました。
奈津実にいくつか会って聞きたいことがあると言う万里ですが、しばらくは休ませるつもりと稜英は言います。
稜英の様子に怖いと言う万里でしたが、稜英は法律のない国だったならあいつはあの日俺に殺されてたことだろうと言い放ちます。
その後、常務室から去ろうとする万里に、あいつを絶対に逃さないでくれと言う稜英。
それを聞いた万里は、稜英くんって他人のことにこんなに一生懸命になれる人だっけ?と言います。
どういうことだ?と返す稜英に、なんでもない またねと言って、万里は部屋から出て行きました。
その日の夜。
家では昨晩の出来事について何も言わない稜英に悶々としている奈津実。
よく眠れましたか?と突然聞かれた奈津実は、すみません!昨日は気づいたら寝ちゃってて…と言います。
起こすとまた眠れなくなるんじゃないかと思ってそのまま寝かしておきましたと言われた奈津実は、以後気をつけます!と言いました。
また、稜英から近いうちに弁護士から連絡がいくことも告げられました。
そして奈津実は、仕事に支障はありませんでしたか?昨日遅くまで付き合わせてしまったので…と稜英に聞くと、稜英からは支障ありましたと言う返答が…。
森川さんが映っている防犯カメラの映像を見て腹が立ち仕事にならなかったんですと奈津実を見つめる稜英。
見つめ合う2人でしたが、そこへ奈津実のスマホに電話がかかってきてしまいます。
奈津実が明るい表情になり、連絡待ってます!と言ったのが気になる稜英でしたが、奈津実から不動産屋で、住んでたところが泥棒に入られるし今はここで生活しているから引き払うことにしたことを聞き安心しました。
しかし、いざ引き払うとなると稜英との思い出が詰まってる場所だから寂しいと思う奈津実。
そんな奈津実に、囲碁の相手ならいつでもできますので今夜も眠れなければ来てください 遠慮せずに―と稜英は言いました。
それを聞いた奈津実は、稜英にUSBメモリーを返せる日はそう遠くないかも…と思います。
稜英の部屋から出た奈津実にまた電話がかかってきました。
その相手は万里からで、別所さんの件で話を聞きたいんですが明日会えませんか?と奈津実は言われるのでした。
原作漫画62話
稜英は毎晩奈津実と囲碁をしていて、寝不足のようで、藪内の言葉に頭のネジが外れてんじゃないのか?と言ったことも忘れてしまい、藪内に心配されてしまいます。
そんな中、出社すると聞いていない奈津実が出社していて、さらに萩原課長代理と仲良さそうに話していたり、自分には見せないような笑顔で接している様子にイライラする稜英。
毎晩睡眠時間を削ってまで囲碁に付き合ってやったのに!!他の男の前でニコニコしやがって許せん!と文句を言おうとする稜英でしたが、ふと冷静になり、あの女が誰に会おうが…俺には関係ないだろ…!と思い、その場を去りました。
一方、奈津実は稜英に連絡しようか迷っていましたが、忙しいだろうと思い、連絡していなかったのです。
そして奈津実は法務部を訪れました。
迎えてくれた万里がカッコ良くて見惚れてしまう奈津実。
そんな奈津実に、女として―常務をよろしくお願いします森川さんと宣戦布告する万里。
「警告」されているのがわかった奈津実でしたが、反撃できず自分のことが情けなく思うのでした。
私をもらって 原作漫画63話から67話のネタバレあらすじ
原作漫画63話
稜英が車で帰宅しようとしますが、その脳裏には数時間前に見た奈津実と萩原の楽しそうな様子が蘇り、イライラしながら車を走らせていました。
そんな中、奈津実が元気なさそうにトボトボ歩いているのを発見した稜英は、車を強引に運転し、奈津実に何度も森川さん!!と声を掛け、笑顔を向けて車に乗るように言います。
驚く奈津実ですが、早く乗るよう稜英に急かされ、急いで車に乗ることに。
会社まで来たなら俺に連絡すべきと言う稜英に、法務部に呼ばれて…わざわざ連絡するのはどうかと思い…と返す奈津実。
そして、自分の家に帰らなきゃいけないのでそこで降ろしてくださいと奈津実は稜英に言います。
すると稜英は、奈津実の家まで送ってくれるようです。
奈津実は自分で行くので大丈夫です!お忙しいのにご迷惑をおかけするわけにはいきません…と遠慮しますが、稜英はそれをわかっているのなら森川さんの家についたらコーヒーを入れてくださいと言います。
そのまま稜英の車で奈津実の家に向かう2人。
萩原とは楽しそうにしていたのに、奈津実が今はどうして暗いのかと考えた稜英は、法務部との面談で何かあったのか?…それとも別所のことで不安なのか?と思い、奈津実に内村に任せておけば大丈夫ですと言います。
内村さんすごいお方なんですよね…?と聞く奈津実に、うちがスカウトするほどのエリートなのは間違いありません 姉が声を掛けた人材なので俺は詳しいことはわかりませんがと答える稜英。
女の私が見てもすごくきれいな人です…男性が見たらもっときれい…なんでしょうねと奈津実は、嫉妬心から余計なことばかり口走ってしまいます。
しかし稜英は、内村と森川さんはタイプが違うので比較対象じゃありません ピンクと緑くらい違いますと言ってくれました。
そんな稜英に奈津実は、常務は何色がお好きですか?と尋ねます。
俺は黒と答える稜英に、それなら私は白にします 黒は―白と並ぶとその色が一段と映えますからと奈津実は嬉しそうに言いました。
それから奈津実のアパートに到着した2人。
奈津実はたくさんの郵便物を見て、もっと早く来ればよかったと言います。
そんな奈津実に、どうして住所変更しなかったのかなどと会話しながら、稜英は先に奈津実の部屋の前で止まりました。
寒いから早く入りましょうと稜英が言うので、奈津実が部屋を開けようとしたところで手を止め、稜英を振り返ります。
…なんですか?早くドアを開けてくださいと言う稜英。
すると奈津実は、…常務 どうして私の部屋がここだってわかったんですか?と稜英に聞くのでした。
原作漫画64話
…常務 どうして私の部屋がここだってわかったんですか?と稜英に聞く奈津実。
…言われてみれば俺はどうしてこの部屋の前で立ち止まったんだ…?と稜英は思います。
奈津実にストーカー…?とドン引きされるかもしれないと思った稜英は、延滞通知を森川さんが郵便受けから出すときに部屋の番号が目に入ったんだと思いますと言いました。
でも先に階段を上がって行かれたじゃないですかと言う奈津実に、手紙が溜まってる郵便受けを見てそこが森川さんの部屋なんだと判断したのかも?と答える稜英。
その答えに大混乱の奈津実は、ホントに…何も知らないんですよね?と稜英に聞きます。
その言葉に、まさか俺が森川さんの身辺調査でもしたと思ってるんですか?と言う稜英。
ホントにただの偶然…?と思いながらも、奈津実は稜英を家の中に入れます。
稜英は奈津実の部屋に上がると、アルバムを見つけ、見てもいいですか?と聞き、中を見ることに。
そこには笑顔で愛らしい奈津実の小さな頃の写真がありました。
こんなに笑うことがあるんだな…俺の前ではいつもこわばった顔をしているのは…俺のことが苦手だから…?と呟く稜英。
そこに奈津実が現れ、稜英は今のが聞かれたんじゃ?と心臓がバクバクしています。
奈津実はコーヒーを入れましたが、稜英がソファーに座っているのを見て、ぼーっとしてしまい、稜英に声をかけられたことに慌てて、コーヒーを落としてしまいました。
手の火傷は軽そうだし足の傷も深くなかったようですが、注意力と集中力が欠如していると奈津実は稜英に言われます。
そんな中、奈津実は…あなたと一緒だったあの瞬間が…今の…この瞬間だったなら…と思うのでした。
その後、稜英は奈津実の自宅から自分の家に帰宅します。
スーツを脱ぐと上着から奈津実の写真が出てきました。
稜英はうっかり持って帰ってきてしまったようです。
その写真を見た稜英は、…やはり笑顔がかわいいと思うのでした。
原作漫画65話
ある晩、工藤代表は重鎮を集めて、自分が再任したら現状のままの経営方針!を貫くことをお約束いたしますと宣言していました。
稜英に経営権を渡すのは早すぎると工藤と繋がる人物が言うのを皮切りに、稜英の身体についての心配の声も上がります。
以前の回想シーンとなり、USBが奈津実の手に渡ったことを知った協力者は工藤を責め立てます。
そして、その協力者が万里のおじである内村社長であることが判明。
内村は万里が稜英とうまくいくのではないかと考えていたのです。
しかし工藤は、もし万里がビートのロイヤルファミリーになったら、万里の父親と犬猿の仲である内村社長が切られるのは時間の問題だと言います。
さらに、もし稜英の事故に関わっていると知られたら今の地位を守るのは厳しいのでは…と言う工藤。
私を脅すのか!?と言う内村ですが、工藤は内村社長が俺を利用して繰り広げたことですと冷たく言います。
そして、これだけは忘れないでくださいね 俺たちは同じ船に乗っているんですと言うのでした。
シーンは会食の場に戻り、稜英は大丈夫なように見せかけて工藤代表を辞めさせようとしていると言い、会社の経営は病み上がりの人間に任せられるようなことではありませんと言う内村。
さらに話は稜英が経営者の集まりで別所を殴ったということにまで進展します。
会長の遺言とはいえ彼(稜英)に任せるのは時期尚早という声が上がる一方で、稜英はビートの顔だという声も上がります。
また、叶恵はどうか?という意見も出ますが、女性が会長になるのは…という反対意見もありました。
そんな中、
世襲制はもはや時代遅れだと思います
僕が持つビートの持ち分は0.5%程度
時価総額は大きいがグループ経営になんの影響も与えることができない比率です
すなわちみなさんはいつでも代表の座から私を引きずり落とすことができるということです
まだまだ至らない点もありますが
私をもう一度信じていただければ必ずそのお気持ちにお応えいたします
と工藤はワイングラスを持ち上げます。
すると内村が、私も工藤代表を応援いたします!とグラスを持ち上げたのをきっかけに、私も工藤代表!私も工藤代表を信じてみましょうという声が広がり、乾杯がなされました。
その頃、ビート社では稜英と本木が再会していて、そこには稜英の秘書として奈津実の姿もありました。
稜英と本木は専務室に行くことにしますが、稜英は奈津実に先に車に戻っているように言います。
奈津実は、常に同行するようにと…と困惑しますが、足を怪我してるんだから先に行っててくださいと稜英に言いました。
そんな稜英の姿を見た本木は、彼の表情に驚きます。
一方、専務室に来た稜英は、叶恵から諦めて万里と結婚するよう言われるのでした。
原作漫画66話
いい加減諦めて万里と結婚しなさいと言われた稜英。
今のビートに足りないのは法律関係であり、叶恵が万里を連れてきたのは内村家と交流を深めるためでした。
二人が想い合って結婚するのが一番だけど今は仕方がないと言いかける叶恵に、おとなしく売り飛ばされるほど聞き分けがいい弟ではないし会社のために人生を捧げるほど愛社精神もないと言う稜英。
万里は稜英のことが好きと叶恵から告げられる稜英ですが、人は哀れまれるより不幸な方がマシだ 不幸なのは自分で克服できるけど一度哀れまれると他人の意識が変わるまでそこから抜け出すことができないと稜英は叶恵に言いました。
なんなのよ稜英…好きな人がいるわけでもないくせに…と稜英は叶恵から言われるのでした。
その頃、先に車に戻ろうとしていた奈津実は、工藤代表から声を掛けられます。
話があるから車に乗るよう言われた奈津実は、おとなしく工藤の車に乗ることに。
なぜUSBを奈津実が持っているのかと問う工藤に、奈津実は私は何も知りませんと言いますが、その手が震えているのを見抜く工藤。
そして、あのUSBはこれからもずっと一条くんに渡さない方が身のためだぞと工藤は奈津実を脅します。
何も知らないと否定しようとする奈津実ですが、もし一条くんに渡せば君も困ったことになるだろう 俺が君をとことん追い詰めてやるつもりだから―と言います。
さらに、あんなUSBごときで俺をどうにかできると思うな 俺と一緒に奈落の底に落ちたくなければ今みたいに口を閉ざしていることだと言いました。
震える奈津実に、君にチャンスをやろうという思いはとっくになくなってしまったが、今みたいにUSBをいつまでも手元に置いておくのならまた情けをかけてやろうという気になるかもしれない だから今から俺の言うことを忘れるな 君が一条くんにUSBを渡した瞬間君と一条くんの関係は崩壊するということを―と工藤は告げたのです。
その言葉を聞いた奈津実は、どうしたらいいんですか…常務…!!と絶望するのでした。
原作漫画67話
その日の晩、稜英は姉の叶恵から万里との結婚はビートに必要なことだと言われたのを思い出していました。
万里がより深い傷を負う前に明確にしておくべきだったと思う稜英。
株主総会があと数時間で始まり、内村家と手を結ばない限りは自分が置かれた不利な状況を覆すことができないというのも稜英はわかっていました。
こういうとき…あのUSBがあれば…と思う稜英ですが、頭痛薬を部屋で探していると、あの日持ち帰ってしまった奈津実が小さい頃の可愛い笑顔の写真を見つけ、ある出来事を思い出しました。
奈津実が年末のスケジュールを稜英に渡すと、稜英は別所に会うことはないので安心してくださいと言います。
その言葉を聞いた奈津実は、私もこの日程に同行するということでしょうか?と聞きます。
奈津実は経営者の集まりで迷惑をかけたから藪内と行くと思っていたのです。
そんな奈津実に、黒を引き立ててくれるんじゃなかったんですか?と言う稜英。
そして稜英は、格式ある集まりばかりなので支障のないように準備しておいてください 本木に聞けばアドバイスをもらえると思いますと言いました。
その後、奈津実は明日の株主総会の準備は順調に進んでいるか尋ねます。
無言の稜英に心配で…確認を…としどろもどろに答える奈津実に、工藤代表が再任すると困るから?それとも再任しないと困るから?と聞き、何も答えない奈津実に、俺なりに準備しておいたので心配無用ですと稜英は言いました。
工藤が再任するか尋ねられた奈津実は、私にはわかりませんと答えます。
…俺は八方美人がこの上なく嫌いなんです 自分がよければそれでいいと都度有利な方を選ぶ人には虫唾が走ります もちろん森川さんがそうだと言ってるわけではありません ですが―森川さんがそうではないと言っているのでもありませんと話す稜英。
その言葉に、私はそんなに信用ならない人間ですか?と暗い表情で問う奈津実。
もちろん私も―常務に信じてると言ってもらったって私がその言葉を信じられないと思います
常務は他人をすぐに受け入れるような人じゃなかったので
常務今私に申し訳なさを感じてませんか?
だから何も言えずにいらっしゃるんですよね?
常務は感情を表現できるほど心に余裕がないからです
感情を表現する言葉に悩んだことがないから
だからいつもぶっきらぼうで無神経なだけ
本当は温かい人だって知ってます
と奈津実は優しく微笑みます。
どうして知ってるのかは聞かないでください
私は―常務が思っているより常務のことをよく知っているんです
と言って奈津実はその場を去ったのです。
稜英は叶恵から言われた、どうせ好きな人がいるわけでもないくせに…という言葉も思い出し、俺の何を知ってるというんだ―!!と苛立ちながら、部屋を出るとそこには奈津実が立っていました。
そして、奈津実はやっぱり眠れませんか?囲碁でもしませんか?と稜英を誘います。
そんな奈津実に稜英は、君は胸が圧迫され息をするのもツラいとき…いつもどこからともなく現れる まるで信じられないほどにと胸を高鳴らせるのでした。
私をもらって~追憶編原作漫画ネタバレ!最新話最終回まで全話
『私をもらって』は原作・Rose Beanさん、作画・One Punch Rabbitさんによる韓国の漫画作品で、日本では『LINEマンガ』にて、全115話が配信中です。
原作漫画1~5話ネタバレ
物語はビートグループの会社の前で、一条稜英常務の意識はいつ戻るのかと稜英の姉で専務の一条叶恵がマスコミからインタビューされているところから始まります。
場面は変わり、主人公・森川奈津実が不動産屋に電話を掛けていました。
彼女は引っ越しを考えている様子。
家に着いても奈津実はなかなか家に入ろうとしません。
奈津実の家には魂であり魂でない何者か
がいたのです。
そして、奈津実が家に入ると朝家を出る時には付けていなかったテレビが付けっぱなしの状態に…。
そのテレビに映っていたのは、ビートグループの一条常務が意識不明の重体というニュースでしたが、奈津実は一条をどこかで見たような気がします。
悪寒を感じた奈津実の前に現れたのは何と、テレビに出ていた一条稜英で…!?
稜英は奈津実に話があると言いますが、奈津実は稜英のことを「おばけ」と言って怖がります。
怪しい霊媒師からもらったお札を稜英に投げつける奈津実でしたが、稜英には効きません。
気絶する奈津実に対して、稜英は「…全部忘れてしまったのか?」と寂しげに問いかけます。
翌日、奈津実が目を覚ますと昼間なのにもかかわらず、稜英がソファーに座っていることに驚く奈津実。
そんな奈津実に対して、奈津実が事故で2週間昏睡状態に陥っていたのは、台風の日に落ちてきた看板が頭に当たったこと、会社の主任がものすごく嫌味なやつなこと、奈津実の親友・坂元みやびが飼っている犬の名前がポンであることなどを稜英は言い当てます。
奈津実は稜英のことを覚えていないため、驚きますが、稜英は黄泉路で長い間一緒にいたと告げるのでした。
稜英は奈津実の意識がなかった3日間、2人で黄泉路を歩いていたと言います。
しかも、かなり仲が良かったようです。
2人で長い間、黄泉路を彷徨い稜英が奈津実を追って現実に戻ってくると、事件からたった3日しか過ぎていないことに稜英も驚いたと話します。
すると奈津実は、どうして病院にある体を置いて何も覚えてない自分のところに来たのかと稜英に聞きます。
それは─君が僕の命を持って行ったから
と稜英は衝撃な言葉を発します。
奈津実と稜英が黄泉路の果てに到達したときあの世の門番が現れ、1人は死なない運命にあるから元いた世界に戻るがいい、もう1人はまだどうなるかわからないから、あの世からお達しが来るまでここで待つようにと言われました。
お達しが来るのはこの世の時間で3ヶ月後、もう1人はそのときに生きるか死ぬかがわかると言われたようです。
しかも、助かるはずだったのは稜英の方でしたが、稜英は代わりに奈津実を先にこの世に帰すことを選びました。
奈津実は稜英の話が信じられません。
3ヶ月後に自分がどうなるかわからないのに、赤の他人の身代わりになるなんてあり得ない、理由が知りたいという奈津実。
稜英は、奈津実が会社をクビになるかもしれないと鼻を垂らしながら泣きわめくからと言います。
さらに、稜英の時間は奈津実が傍にいないと進まないことを明かし、その理由についてはまだよくわからないようです。
そして、稜英は奈津実がこの世に戻る際に稜英と交わした約束が1つあるから、覚えていなくても命を助けたのだから守って欲しいと言います。
その約束は、この3ヶ月間は稜英を殺そうとした犯人を一緒に捜して欲しいというものでした。
そして、奈津実はビートグループに3ヶ月間だけ偽装就職することをお願いされますが、1度は断ります。
しかし、奈津実が契約社員として働く最後の1日。
働いていた会社では、最後の1日でも酷い扱いを受けてしまい、奈津実は嫌味の極みである三井主任に向かって、次の就職先がビートグループの本社であることを告げました。
さらに、正社員で採用されたと言い、もうすぐ30代に突入するのだから自分のゴミは自分で捨てること、ここの社員はみんな主任のこと影で「腫瘍」って呼んでると言い放ち、その場を去りました。
そこへ何と、家にしか現れないと思っていた稜英が姿を現します。
そして稜英は、ビートグループに入社することを引き受けてもらえるのかと奈津実に聞きます。
そのため奈津実は、社員証ちゃんとくださいねと稜英に言うのでした。
ビートグループでは、稜英からのメールが届き、奈津実の入社に先立ち、叶恵が奈津実とご飯を食べに行くことに。
浮き足立つ奈津実に対して、稜英はそれより今重要なのは業務を把握すること!そして、ライバル会社の携帯からビートグループの携帯に機種変するように言います。
そんな中、稜英の体が触れられるものなのか気になった奈津実は、体触ってみてもいいですか?と稜英に聞くのでした。
原作漫画6~10話ネタバレ
体触ってみてもいいですか?と聞かれた稜英は、正気か?と問うと、奈津実は壁をすり抜けたりするから…触れるのかなと思ったことを話します。
すると稜英は、奈津実の手を握り、頬に触れさせます。
さらに、稜英は奈津実の頬をつねったりしてみせました。
その後、2人は勉強を続けることに。
そして迎えた叶恵専務との食事の日。
稜英とどうやって知り合ったのか、稜英とは最後にいつ会ったのかを奈津実は聞かれます。
奈津実は稜英が事故に遭う直前、香港から戻った際に会ったことを伝えると、叶恵は奈津実のことを信用し、ビートグループの良い戦力になってくれることを期待していると握手を交わし、食事会は終わりました。
その後、奈津実はコンビニでビールを買い、成功祝いに屋上へ稜英を連れていきます。
そこでビールを飲む奈津実の様子がいつもと違って空元気なのが気になる稜英。
すると奈津実は、専務がまるで別の人のように見えて壁を感じたこと、見たことのないような気品に優雅で堂々とした姿に、自分が凄く惨めだと感じたのです。
しかしその後、過ぎた1日が悔いのない人生の一部だと思えるように…誰にも恥ずかしくない森川奈津実でいようと思います!と話す奈津実に、稜英は黄泉路で会っていた奈津実を感じるのでした。
翌朝。
ビート本社に初出勤する日でしたが、地獄の通勤ラッシュに。
ビート本社にどうにか着いた奈津実は、一緒に業務をすることになった課長代理・萩原基弘と出会います。
しかし、基弘は稜英が選んだパートナーではありませんでした。
そのことを奈津実が基弘に聞いてみると、奈津実のパートナーになるはずだった女性は予定日より早く出産したため、基弘が代わることになったのです。
奈津実と基弘の距離が近いことにイライラする稜英。
稜英がいるならビートの頂点にまで上れると調子に乗っていた奈津実でしたが、稜英が姉・叶恵のいるところに行っている少しの間に奈津実は失言し、会社の人達から笑われ、一気に自信を失います。
奈津実は私なんかじゃなくてもっと役に立つ人を探してください!!と言うと、稜英は俺には君が必要だ 心からそう思ってると言います。
そして、努力して常務がいなくても…1人でうまくやれるようになってみせます その時まで…私の傍にいてくださいと言う奈津実。
そんな奈津実に対して、わかった…ずっと傍にいると稜英は返します。
家に着いて部屋に入る奈津実を見送った後、稜英は
たったのふた月ちょっと…
俺が君を覚えていられる時間
愛し合った瞬間を覚えていられる
最後の時間
どうにか押し殺してきたけど…
これでいいのか?
一人残される君が
悲しい思いをしないように…
何もしないままでいいのだろうか…?
と思うのでした。
9話:
ビートグループのインド事業が遅れていることを叶恵がビートグループ臨時代表の工藤琉生から言われます。
そして、その最大の理由が稜英の事故のせいであり、原因がわからないからグループの未来のために、そろそろ稜英の過失だと認めて欲しいと言われてしまいます。
このやり取りを見ていた稜英は、犯人が自分だけでなくビートグループ全体を陥れようとしていることを知りました。
働きすぎな奈津実を気遣い、休ませようとする稜英でしたが、やりすぎて奈津実が転びそうになります。
ギリギリのところで奈津実を支える稜英。
その近さに奈津実はドキドキしてしまいます。
そして稜英も、このままずっと奈津実と一緒にいられたらどれほどいいだろうかと思いました。
シーンが変わり、ビート本社に。
そこには工藤琉生がいて奈津実に関する情報を部下から聞いていました。
10話:
叶恵と秘書の本木が話をしています。
本木は叶恵が目を気にしているのに気付き、目薬を渡してくれました。
そんな本木に叶恵は、軽く飲みに行かないかと誘いますが、すぐ我に返り、無かったことにします。
そして叶恵は、工藤とのやり取りを思い出して、どうして稜英はドライブレコーダーを取ってしまったのか、あの日一体何があったのかと思います。
一方、奈津実の家では部屋干しに悩む奈津実。
さらに、干す時にパンツを落としてしまい、稜英に見られ、奈津実は恥ずかしさからパンツを雑巾にして掃除をし始めます。
庶民はパンツを雑巾にするものなのかと思う稜英でしたが、奈津実は否定。
そして、奈津実は稜英をパンツ男と呼びながらシャワーを浴びに行きますが、風呂場から奈津実の悲鳴とともに大きな音が…。
稜英が慌てて奈津実のことを見に行くと、奈津実は浴室で気絶しているのでした。
原作漫画11~15話ネタバレ
息はしているものの、なかなか目を覚まさず心配した稜英は、服まで濡れていた奈津実をソファーの上に寝かせてあげます。
そして手を握り、あそこには絶対に行くなよ、一人じゃ危ない 戻ってくるんだと語りかける稜英。
すると突然、奈津実は目を覚まし、手…離してもらえます…?と稜英に言います。
その後、自分の家なのに窮屈でもうイヤぁぁぁ!!と泣き始める奈津実。
それを見た稜英は、自分が軽率だったこと、今度から風呂に入るときや1人でいたいときは言ってくれと奈津実に話します。
奈津実は転倒した際に足首を捻っていたようで、稜英が奈津実を手当てします。
明日は有給を取って病院に行くように言う稜英でしたが、奈津実はこれくらいで休むわけにはいかないと言うため、医務室には行くようにと稜英は言うのでした。
その頃、稜英が入院している病院には工藤がやって来ます。
工藤「会社が大変なことになっているというのに寝ている場合じゃないだろう
なんで助かったんだよ…
ひと思いに死ねば─互いのためになったというのに
頼むから さっさと死んでくれわかったね?」
と意識の無い稜英に話しかけるのでした。
翌日、叶恵が稜英のお見舞いに行くと、工藤が昨晩お見舞いに来ていたことを看護師から聞きます。
叶恵が病院から出ると、外で待っていた本木と車に乗って会社に戻ります。
その車内では、仕事のことや目薬のこと、そして本木に対して、髪の毛を切ったんですか?すてきです 先輩と言う叶恵。
一方、奈津実と稜英はビート社の新しい携帯広告「心温かい恋人」について話していることから、それぞれの恋について話していました。
そして稜英は、
「一分一秒が惜しい恋。一日24時間じゃ足りなくて─
片時も離れなかった恋。そんな恋をした。どういう意味かわかるか?」
と奈津実に言います。
その後、稜英はちょっと…出掛けてくると言って、奈津実の前から姿を消しました。
奈津実は稜英のことが気になり、夜中になっても眠れません。
ホットミルクを飲もうと寝室からリビングに行きますが、そこにはまだ稜英はいませんでした。
このまま帰ってこなかったら、や住む世界が違うから、稜英の輝かしい姿を毎日、ニュースで見るだけになるのはどうしてこんなに…嫌な気分になるの…?と思いながら寝落ち。
翌朝、起きてもリビングに稜英の姿が見当たらず、不安になった奈津実は自分の寝室を見に行くと、そこには稜英の姿が…!
稜英の姿を見た奈津実の胸は高鳴るのでした。
いつ帰ってくるかわからなくてあまり眠れなかったと言う奈津実に対して、眠れなかったのは俺がいないのが気になって?ずっと待ってたのか?心配で?と聞く稜英。
照れ隠しに奈津実は、偽装就職がバレて警察に捕まるかも!と返します。
その後、ドライバーを稜英が買ってきてくれていて、浴室で転んだ際に壊したタオル掛けを直してくれていたことを知り、同居人がいるのも悪くないかも…と思う奈津実。
そして、2人は出社することに。
その頃、叶恵は工藤に話しかけられ、そこでなぜ工藤が無断で稜英の見舞いに行ったのかを尋ねます。
すると工藤は、インドの投資の件で叶恵に稜英の事故を早く処理するように言った手前、見舞いに行かせてくれと言えなかったと説明。
そして、嫌な思いをさせてすまないと工藤は謝ります。
叶恵も謝ろうとしますが、謝る代わりに一緒に夕食でもどうかと誘い、叶恵の腰に手を回す工藤。
それを本木は見てしまいます。
奈津実は出社すると、基弘と一緒に「心温かい恋人」が一体何なのかと悩んでいました。
お互いのアイディアを見せ合う2人。
基弘は“癒やしてくれる携帯”というコンセプトを考えていましたが、それをどう技術的な面にはめ込むかが問題と言います。
基弘が奈津実のアイディアを見るとそこには、足首は?打った頭は?待ってたのか?心温かい人…と今朝、稜英に言われたことが書かれていたのです。
それを見た基弘は、「ぶっきらぼうな口調」がツボ的な?と言って、奈津実をからかいます。
その後、外回りがあるからと基弘は去っていきました。
絶対に稜英に聞かれたと思った奈津実の元に、そんなことでときめくのか 森川さん─と言うのでした。
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原作漫画16話ネタバレ
その日の夜、奈津実の歓迎会が開かれました。
しかし奈津実は、昼間の稜英とのやり取りのことをグルグル考えていました。
飲み会が終わり、タクシーを拾おうとしてくれる基弘に迎えに来てくれる人がいると言う奈津実。
お店が閉店となりましたが、稜英は来てくれません。
外のベンチに座り、迎えに来てもらう約束もしていないし、なんで期待しちゃうのか、ホントバカだと涙ぐむ奈津実。
そこへ稜英が奈津実を迎えに来てくれるのでした。
原作漫画17話ネタバレ
「傍にいるときも…傍にいないときも…私の心を揺さぶるホントに憎たらしい人なのに…こうして目の前に現れると…ついうれしくて頬が緩んじゃう…」
と思う奈津実。
そして、奈津実は酔いもあって稜英に優しく微笑み、迎えに来てくれたんですか?と素直に聞いてみます。
すると、稜英はああと肯定してくれるものの、奈津実がいないと自分の時間が流れないと言います。
稜英の時間を止めていたことを反省する奈津実。
そして奈津実は、自分達は黄泉路でずっと何してたのか稜英に聞きます。
稜英はただただ、気が向くままに歩き続けたと話します。
さらに、稜英と奈津実がこうしてまた会えたのは三途の川を渡らずに済んだからだそうです。
稜英だけが黄泉路にいた頃の記憶があるなんて悲しい、自分も思い出したいと奈津実は稜英に言います。
そして稜英も意識が戻ったら自分と過ごしたことを忘れてしまうのでは…と気づく奈津実。
稜英は…そうなるだろうなと答えました。
それから雨が降ってきたため、2人は家に帰ります。
激しい雨と雷の中、奈津実は稜英に今夜だけ私の傍にいてくれませんか?と言うのでした。
私をもらって 原作漫画18話から22話のネタバレあらすじ
私をもらって18話
雷が怖くて、私の傍にいてくださいと稜英に言う奈津実。
そのお願いの仕方が可愛らしく、つい本当のことを言いそうになる稜英でしたが、どうにか踏み止まります。
雨と雷がやむまで、ソファーに一緒にいることにした奈津実と稜英でしたが、奈津実はどうして自分を黄泉路から先に返したのか、何か他に理由があるのではないかと稜英に尋ねました。
稜英はその時のことを思い返します。
黄泉路で会った死神は、
三途の川に一度足を踏み入れた者は黄泉路を通過しても簡単には元の世界に戻ることができない
奈津実の命はもう果てるかもしれないのに互いの運命を入れ替えたいだと!?
…おもしろい
いいだろうその願い─叶えてやる!
と怖い笑みを浮かべながら言うのでした。
自分と運命を入れ替えるなど、撤回して欲しいと言う奈津実。
しかし稜英は、すぐに後を追う 先に戻っているんだぞと言った後に、…愛してる 奈津実…と奈津実に言いました。
奈津実に声を掛けられ、我に返る稜英。
稜英は奈津実に、本当は奈津実が先に帰るはずだった、奈津実が自分を見て逃げ回るから命の恩人のフリをするしかなかっただけだと嘘をつきました。
恨みたければ恨めば良いという稜英に対して、奈津実は稜英に出会えたことに感謝してるし、犯人を捕まえるために頑張ると伝えます。
翌朝、社員証がなくて慌てる奈津実の前に稜英の姉・叶恵が再び現れるのでした。
私をもらって19話
会社のエントランスで叶恵と再会した奈津実。
叶恵は秘書の本木と工藤代表と出勤していましたが、奈津実とオフィスまで一緒に行くことにして、工藤と秘書である本木ともその場で別れます。
本木も連れていかないことを不審に思った工藤は、奈津実のことを調べさせることに。
一方、奈津実と叶恵はお酒の話から、叶恵が稜英のことを話している時、とても悲しそうで、やはり今はツラいのだと思う奈津実。
稜英と叶恵のためにも一生懸命働こう!!と思うのですが、なぜかその日は絶不調で資料が上手く作れません。
そんな中、突然稜英が現れます。
稜英が姿を現したことに驚く奈津実ですが、すぐに資料が上手く作れないから助けて下さいと稜英に泣きつきます。
拒否する稜英に対して奈津実は、開き直って知ったこっちゃないとあっかんべーしました。
その仕種につい笑ってしまう稜英。
そして、今回だけと言って稜英が手伝ってくれることになりましたが、その近さにドキドキしてしまう奈津実。
稜英はその様子を見て、今のままでも良いかもしれない 君が俺の気持ちに気づいていないままで…と思いながら、奈津実を映画に誘うのでした。
私をもらって20話
仕事が終わり、奈津実の家で話している奈津実と稜英。
稜英は事故の時にUSBをポケットに入れていたようですが、それだけが見つからず、それを持ち去った人が犯人のようです。
奈津実はもう売り飛ばされているのではないかと言いますが、稜英は厳重にセキュリティをしてあるため、その可能性は低いと言います。
奈津実は稜英と住む世界が違うと感じながら、映画は何を見るか話していると、玄関のチャイムが鳴ります。
奈津実がおそるおそる玄関を開けると、そこには友人・みやびと飼い犬・ポンがいました。
みやびは彼氏とすれ違っていることに悩んでいる様子。
そのまま下着の話になり、上半身を脱ぎ始めたので、稜英の目を必死に隠す奈津実。
それから場面は変わり、工藤代表がゴルフをしているシーンに。
稜英の事故は車のブレーキの欠陥によるものでしたが、それは誰かが意図的に手を加えたものであると工藤は報告を受けるのでした。
私をもらって21話
稜英の事故が車のブレーキの欠陥によるもので、それは誰かが意図的に手を加えたものだと工藤に報告していたのは、ビートグループ系列社であるビートモータースの社長・宮本でした。
工藤は内心焦りながらも宮本に専務(叶恵)にそのことを伝えたのか聞きますが、家族のことだから変に負担をかけたくないので確定するまでは話さないと言う宮本社長。
さらに、誰かの陰謀ならなおさら真実を明かすべきと言い、対峙する宮本と工藤。
工藤は「ゆっくり支配していってやる…敵を全員消してでも─!」と意味深に心の中で思います。
その頃、奈津実はみやびとその彼氏のことについて悩んでいて、コップを落として割ってしまいました。
稜英が念力を使ってコップを片付けますが、奈津実は少し指を切っていて、それを稜英に手当てしてもらっていました。
そんな中、稜英は奈津実に「別れさせろ」と言います。
恋人を放置するのは、その関係がもう終わってしまったということと話す稜英に対して、奈津実は何も知らないくせにと反論。
しかし稜英は、何も知らない俺でもわかるのだから当事者はとうに気づいているはずだと言います。
さらに反論する奈津実に対して、稜英はあの子が幸せになれば森川さんだって幸せになれるだろうと言ってくれました。
奈津実は稜英の言葉1つ1つに、単純な利害関係からきているものではない別の意味を与えようとしてしまう…と考えていたところ、ある衝撃的なニュースがテレビで流れました。
それは、ビートモータースの社長である宮本が車を運転中に崖から転落し亡くなったというものなのでした。
私をもらって22話
ビートモータースの社長・宮本が亡くなり、その知らせを受けながら遺族のいるところへ向かう準備をしている叶恵。
そこへ秘書の本木が現れ、叶恵は他の社員たちを先に中に入れさせ、本木と会話をします。
叶恵はどうしてまたこんなことが…?こんなの…ツラすぎる…と言うと、本木は震える叶恵の手を握り、…負けないでください 専務と言います。
そんな本木に叶恵は、最近ずっと私のこと避けてたくせに今さら励ましなんていらない!!と本木の手を払い除けます。
会長が亡くなってすぐ、稜英も事故に遭い、今度は父親のように慕っていた宮本社長が亡くなり、叶恵はショックを受けていました。
さらに、先輩までいなくなったら私はこの先どうやって生きていけばいいの!?と本木の胸を引き寄せ、どこにも行かないで…先輩までいなくなったら…私…ダメになっちゃう…お願いだから…傍にいて…と叶恵は本木の胸で泣きました。
その頃、ビート社では奈津実が屋外で飲み物を飲みながら、社員の会話から何が起きているのか把握していました、
そんな中、タバコのニオイがしたため、注意するとある意外な人物がそこにいて…。
ビート病院の葬儀場に来ていた稜英。
稜英は叶恵がやつれている姿を見て、今の自分はこうして見守ることしかできず無力だと思っていました。
そんな中、奈津実の傍を離れていると止まってしまうはずの稜英の時間が急に動き始めました。
そこには工藤代表と一緒に奈津実の姿もあるのでした。
私をもらって 原作漫画23話から27話のネタバレあらすじ
原作漫画23話
稜英は奈津実を屋上に連れ出すと、どうして工藤代表とここに来たのか、険しい剣幕で尋ねます。
稜英は社員たちが奈津実のことをコソコソ話していたのが気に入らなかったのです。
奈津実はここに来たのは工藤代表に頼まれたからで、叶恵がショックを受けているだろうから力になってあげて欲しいと言われたからだと答えました。
その話を聞いた稜英は、いつから工藤と知り合いなのか聞き、それが以前自分が奈津実の傍から離れていた時のことだと知りました。
奈津実のことを1人にしてはいけなかったと思う稜英。
そんな中、ここに来たのは常務のことが心配だったからとつい言ってしまった奈津実。
どうして森川さんが…俺の心配を…?と尋ねる稜英に対して奈津実は、私だって常務には幸せでいてもらいたい!私は…!私は常務のことが…!とまで口走って我に返ります。
そのままその場から離れようと走っていると足を挫いてしまい、ある人物とぶつかります。
それは叶恵の秘書の本木で、彼に連れられた奈津実は叶恵のもとに。
そして奈津実は叶恵から、「今から─稜英に会いに行かない?」
と誘われるのでした。
原作漫画24話
叶恵と一緒に稜英の入院する病院に行った奈津実。
奈津実は稜英がいろんな管を繋がれて眠っている姿に震えていました。
そんな中、叶恵は緊急会議が入り、病院から出ることに…。
稜英と2人きりになった奈津実は稜英の手を触ってみると、その温かさに驚きます。
そして、こんなにもツラい思いをしてる人なのに…逃げるようにあの場を離れてごめんなさい…と謝る奈津実。
そこへ急に稜英が現れます。
奈津実が稜英に身体と合体してみたらどうかと、茶化しながら提案している中、稜英はいきなり奈津実に謝ります。
会社の人間が奈津実に酷いことを言ったことや、目の前で怒ったこと、最初から奈津実の前に現れるべきじゃなかったと謝罪する稜英。
しかし奈津実は、いつも常務は自分のことを心配してくれてるのに、どうして私は常務の心配をしちゃいけないのかと言います。
すると稜英は、俺はもうすぐ森川さんの傍からいなくなるから…体に戻れば森川さんのことを完全に忘れてしまっているだろうから…気持ちは嬉しいが森川さんの時間を無駄にしたくな…と言ったところで、奈津実が思い出させますと断言。
私絶対、常務に会いに行きます!
おかしい人扱いされても必ず常務のところに行って今日常務に怒鳴られたこと常務が食べたサーモン代全部償ってもらいます!
だから私が常務のこと心配しようが何しようがどうこう言わないで下さい!
と力強く言いました。
私は常務のこと友達と思っているから、と言う奈津実に対して、そうするといい 俺が目を覚ませば必ず俺のとこまで来てこれまでのことを償わせるんだと言う稜英。
2人は手を合わせますが、奈津実はこの時ばかりは自分の熱が稜英に伝わらなくて良かったと思うのでした。
原作漫画25話
その日の夜、奈津実の家で稜英は工藤代表のことが怪しいと言っていました。
工藤は叶恵の孤立をねらっているのではないかと稜英は考えていたのです。
さらに工藤の狙いは、ビート「そのもの」である叶恵が目当てだと考える稜英。
そんな中、奈津実の部屋着の話になる2人。
奈津実は稜英のことを意識して、いつものようなラフな姿ではく、フリフリの可愛らしい部屋着を着ていたのです。
思っていた稜英の反応と違うことに腹を立てた奈津実は、遠回しに言ってないで似合わないって言やいいでしょ!と言いながら稜英の口にサンドイッチを投げ入れます。
怒っている奈津実に対して稜英は、友達になった記念として映画を一緒に観ないかと誘います。
そして2人は一緒にホラー映画を観ることに。
稜英はホラー映画を観て怖がりますが、奈津実は稜英で慣れてしまい平気な様子。
目を瞑る稜英をからかう奈津実でしたが、稜英はさっきの君も今の君も眩しすぎて…直視できない 心の底から 君が愛おしい…と思っていたのです。
その頃、叶恵は工藤に呼ばれて食事をすることに。
叶恵はそこに秘書の本木も連れていましたが、本木は叶恵と2人きりで話がしたいと叶恵から本木を引き離します。
さらに、本木は工藤から身の程知らずが─と言われ、扉を閉められてしまうのでした。
原作漫画26話
会社で専務(叶恵)のコネやら代表の女と噂されているのを聞いた奈津実。
そんな中、課長代理の萩原が、常務室に報告書を持って行かないといけないけど、量が多いから手伝ってくださいと声を掛けてきます。
常務が不在なのに報告書を上げるんですねと言う奈津実に対して、奈津実や萩原のいるプロジェクトは常務が企画したものだからと萩原は言いました。
ただ、常務の意識が戻る前に部署が無くならないと良いけどと言う萩原。
稜英が事故に遭い、部署全体が方向性を見失ったため、もうすぐ部署の実績発表があるものの設定した目標値の半分もいってなくて大ピンチのようです。
そうすると、常務は立場がなくなってしまうと萩原は言いました。
どうにかしないと…と言う奈津実に対して萩原は、専務とも代表とも知り合いで…雲の上の人のような常務の心配までする奈津実は何者かと言います。
困る奈津実に、ウワサは所詮ウワサだから聞き流してください うちのチームは森川さんのことを信じてますと言う萩原。
奈津実はその言葉に感動します。
決裁をもらうのに少し時間がかかると言う萩原に、ここで待つと言った奈津実ですが、そんな中、友人のみやびから電話があります。
静かそうなところがないか探す奈津実は、非常階段で電話をすることに…。
すると、あのUSBのロックを解除できる人が日本にいないと言う声と、時間がないと言ってるだろ!あいつが先に目を覚ましたらどうしてくれる!?と言う怒鳴り声がします。
奈津実はこの会話を録音して、稜英や叶恵に渡さないとと思いますが、誤って友人との会話中のハンズフリーを押してしまいました。
相手に聞かれていないようにと震えながら願う奈津実でしたが、誰だ?と言う声が聞こえます。
早く逃げなきゃと思う反面、身体が動かない奈津実。
そんな中、森川さーん?と萩原が奈津実を探す声が聞こえたので、奈津実は震える身体を立ち上がらせ、非常口から出ました。
そこには稜英を殺そうとした犯人がいましたが、奈津実は恐怖で何もできないのでした。
原作漫画27話
その日の夜。
奈津実は稜英に昼間の出来事を話しました。
男たちが目を覚ます前にUSBのロックを解除しないといけないとか、プリペイド携帯を渡したりもしていたと稜英に報告する奈津実。
そんな奈津実に対して稜英は、犯人たちに奈津実の姿が見られたのではないかと心配します。
実際、奈津実は非常口を出るところで犯人の姿を目撃していることから、相手にもバレてしまっていますが、稜英に謝ってほしくないという思いから、嘘を吐きました。
それでも、萩原が奈津実の名前を呼んでいたことで犯人が気づいたのではないか、自分が傍にいなかった時に起きてしまった出来事について謝ろうとする稜英。
奈津実はそんな稜英の口を塞ぎます。
そして、ベッドに横になりながら、犯人たちは誰かのことを「あのお方」と呼んでいたことから、稜英の事故に関わっている犯人は1人や2人ではないと告げました。
そんな話をしている中で無防備に眠ってしまう奈津実。
…こんなに無防備だから心配になるに決まってるだろバカだな…
いつまでも傍にいてやりたい…と稜英は言うのでした。
その頃、工藤代表はある人物と食事をしていました。
それはビート物産社長・内村泰平で、彼が会社で話していた内容を奈津実が聞いていたようです。
内村が心配していたUSBのことについて工藤は、USBは海外のブローカーを通して解読業者に預けたからロックはじきに解除できるはずと言います。
しかし内村は、その前に稜英が目を覚ましたら…と心配な様子。
そんな内村に、これからは─俺だけを信じてください そうすればビートは俺たちのものになりますよと言う工藤。
さらに内村は奈津実のことはどうするつもりかと言うと、工藤は、あの社員のことはもう忘れてください 明日付けで我々の前から消えますので─という意味深なことを言うのでした。
私をもらって 原作漫画28話から32話のネタバレあらすじ
原作漫画28話
社内会議で、稜英の企画したユニーク開発部が今日付けで解散されることが決まり、社員に報告されました。
その理由は、この進捗状況では博覧会に間に合わないという経営陣の意見が多数あったからでした。
実績発表まで残り2週間もあるのに、どうしてという思いが社員の中にはあるようで、稜英も浮かない顔をしていました。
そんな中、工藤代表は奈津実がUSBの存在を知ったのか気にしていましたが、奈津実が叶恵に話していないことから、余計な心配だったとニヤけます。
さらに、稜英の部署をつぶし奈津実をビートから追い出せそうなことに工藤が喜んでいる中、奈津実はもう1度チャンスをいただけませんか!?と言いました。
笑顔で経営陣が下した判断だと話す工藤に対して、まだ実績発表まで2週間あるし少しずつ成果が出始めたところなので期限を待たずに解散させるというのは公正な判断ではないと…と言う奈津実。
役員が奈津実に怒る中で、叶恵は社員を納得させることができない結論を出した私たちが間違っていますと言いました。
さらに、博覧会を成功させられない場合私が辞任しますとまで叶恵は言ったのです。
心中、穏やかではない工藤。
そんな工藤は皆の前で奈津実を夕飯に誘います。
会議後、屋外で変な噂もあるのに人前でどういうつもり!?工藤とはまだ2回しか会ったことないのに!!と嘆く奈津実。
奈津実が稜英の方を見ると、稜英は奈津実のことをじっと見つめていました。
そして稜英は、…森川さん 俺に何か隠してないか?と奈津実に尋ねるのでした。
原作漫画29話
稜英が工藤とのことを疑っているのかと思う奈津実でしたが、稜英は非常階段で話を聞いていたのが奈津実だというのを犯人は知らなかったのではなかったのか!?と言う稜英。
すぐバレる嘘を吐くんじゃない もう隠すなよ?と言う稜英に、奈津実は照れながらも工藤との夕食をどうしようと言います。
稜英は…行くしかないだろう 工藤代表が犯人だとわかった以上─と言いました。
驚く奈津実に、あんな風に工藤代表が自ら動くということは奈津実のことをある程度把握しているということだから、避けても疑われるだけだからいっそ言われた通りにした方が良いと稜英は言います。
奈津実を工藤に会わせたくないものの、今はこうするのが奈津実の安全を守る唯一の方法だと思う稜英。
工藤との夕食の席で、奈津実は工藤に堂々と稜英に声を掛けてもらい、ユニークプロジェクトに参加したと告げます。
そのため誰のコネでもなくプロジェクトのために正式にスカウトされた応援要員なのに、前回代表と葬儀に参列したことで社員のみなさんの誤解を招いてしまったと言いました。
さらに奈津実は、
「プロジェクトが終わればビートを辞める人間ですが─入社した以上は必ず成果を出し堂々と去りたいと思っています ですのでもう─私へのいかなる誤解も生じないようにしていただきたい」と工藤に言います。
今の話が事実なら会社の内部事情を知らないからUSBの話を聞いても無反応だったのかと心の中で思う工藤。
色々考えを巡らせた工藤はあることに気づきます。
そして工藤は奈津実に、稜英に内村万里という婚約者がいることを告げるのでした。
原作漫画30話
その頃、叶恵のもとには万里が訪れていました。
怖くてまだ稜英のもとにお見舞いに行けていないと話す万里。
そして、早く目を覚まして私たちのところに戻ってきて…と万里は思っているようです。
一方、万里の存在を初めて聞いた奈津実は稜英のことを拒絶します。
さらに、結婚相手がいる人を必死に振り向かせようとしてる女に映ってたから工藤代表は私のことバカにしてたんですねと言う奈津実。
そして奈津実は稜英に、どうして言ってくれなかったんですか!私にはちゃんと話してくれるべきだったんじゃないですか!?結婚する人がいるって知ってたら─
常務のこと好きになんてならなかったのに!と告白してしまいます。
どうして教えてくれなかったんですか…と泣き崩れる奈津実に対して、順序は正してもらおうか…俺が先に好きになったと奈津実のもとに歩み寄る稜英。
そして、黄泉路でも─こっちでも 俺が先に君を好きになったんだ─と稜英は奈津実に告白するのでした。
原作漫画31話
黄泉路でも─こっちでも 俺が先に君を好きになったんだ─と奈津実に告白する稜英。
しかし、奈津実は結婚する人がいるんでしょ!?と稜英に言い返します。
そんな奈津実に対して稜英は、会長が死ぬ前に大人たちが勝手に決めたことだから結婚しないと力強く言いました。
そして、俺は─ひたむきに君を想い続けてきたと告白。
すると奈津実は、黄泉路でも自分たちは想い合っていたのに、自分だけがそれを忘れてしまっていることに困惑し稜英に謝ります。
稜英はこっちで奈津実に初めて会った時、奈津実が何も覚えていないことを知り、自分さえ消えれば済むと思ったものの、そうすることができなかった…と話します。
そして、奈津実の傍でしか時間が進まないことを理由に…最初からこの体で犯人捜しをするつもりなんてなかったのに…奈津実を危険に晒し工藤のような人間の目に触れさせてしまったことを後悔する稜英。
さらに、…最初から君の前に現れるんじゃなかった もう終わりにしようと稜英は奈津実に言いました。
奈津実は稜英に涙ながらに、嫌です!!と言って抱きしめます。
今さら終わりになんてできないと言う奈津実に、稜英は共に過ごした時間を忘れられてしまうのがどれほど残酷なことかわかるのか!?いずれ一人残される君にあの苦痛を味わわせたくない!!と言います。
そのため奈津実は、常務のこと想うのをやめます!と断言。
もう…時間だってあまり残されてないんです…元の体に…ちゃんと戻れるように…傍にいてと震えながら奈津実は稜英に言いました。
その心の中では、いずれ訪れる別れへの恐怖よりも…今あなたがいなくなる苦しみの方がずっとツライから…と思う奈津実なのでした。
原作漫画32話
その頃、叶恵は牧原社長と会っていて、そこで秘書・本木が同僚の藪内に連れていかれるのを見つけました。
藪内は本木にある女性と会うように強く勧めてきます。
断ろうとする本木ですが、結婚はタイミングだから会うだけ会ってみろと言われ、工藤から身の程知らずが!と言われたことを思い出した本木は考えてみると返事をしました。
その後、専務室に報告書を届けに来た本木に対して、叶恵は女の人を紹介してもらうそうですねとトゲのある言葉を投げ掛けます。
そしてやることがあるのにまだ会社にいるなんてと嫌味を言いながら、出て行こうとする本木に、
「ひどいんじゃないの!?どうして…私がいるのに他の人に会おうなんて思えるの?私の気持ちは先輩が一番よく知ってるじゃない!」と言う叶恵。
そこへノック音がして、奈津実が追加の報告書を持ってきました。
一方、工藤はUSBの解析を任せた業者が指名手配犯であったことを部下から聞かされます。
前払い金として費用の半分を支払ったものの、まだUSBは部下が持ったままでした。
イライラする工藤。
しかし、こんな時こそ冷静にならなければと自分に言い聞かせ、稜英は3ヶ月近くあのままだから、もう意識が戻ることはないはずだ…まだ時間があると思います。
USBを処分すればそれまでだ!!と意気込む工藤の後ろには、時間の止まったままの稜英が立っているのでした。
私をもらって 原作漫画33話から37話のネタバレあらすじ
原作漫画33話
ユニークプロジェクトの会議中、「心温かい恋人」に「革新」を絡ませるコンセプトに合うキャッチコピーにチームは悩んでいました。
そんな中、奈津実は稜英とのやり取りを思い出していました。
稜英がUSBの場所を工藤代表のデスク下にある金庫の中にあることを突き止めたものの、奈津実が傍にいないと念力が使えませんでした。
さらに、警察に話せばと言う奈津実に対して、ビートグループの代表と平社員どっちの言うことを信じると思う?工藤代表を捕まえるだけじゃなく、関わってる奴ら全員を突き出さないといけないから下手に動くわけにはいかないと稜英は言いました。
そして奈津実に、あとは自分が意識を戻してからどうにかすると言う稜英。
奈津実は役に立たないから…ですか?今の私には…常務をお手伝いする口実がないと…今までのように…常務に接する…自信もないのに…と言いました。
そんな奈津実に、これ以上は奈津実をますます危険に晒すだけだし、自分はもうすぐ体に戻ってしまうから君を守れるのは今しかない、と言います。
…もうあまり時間がない…だからツラくても…我慢してくれと奈津実の涙を拭こうとする稜英でしたが、思い留まり、奈津実の涙は頬を伝いました。
本当にこのまま…常務の記憶から消えてしまうの…?と思う奈津実。
そんな中、萩原が私を「見守る」携帯なんてどうですか?とキャッチコピーを提案します。
それを聞いた奈津実は、感情を共有する携帯と私の強い絆 それが―「小さい世界」なんですと提案。
どうして今まで気づかなかったんだろう…
私の記憶から消えてしまった私たちの世界を
私の傍であなたが守ってくれていたから…
私はまたあなたを想うことができたんだ
だから私も守り抜きたい
あなたが旅立ってしまっても
どれほど心が締め付けられたとしても…
道に迷うあなたが、再び私の元に戻ってこれるよう…
私たちが想い合ったこの世界を私は必ず守ってみせる!
と奈津実は決意するのでした。
原作漫画34話
叶恵が工藤代表の部屋にユニークプロジェクトの最終企画案を出しました。
「私たちの世界」をキャッチコピーにしたこの広告効果により発売前の予想購入指数もかなり上がったようです。
これを見た工藤は、文句の付け所がないと思います。
そして工藤は、今度からは責任を取るなんて危ないことは言わないでくれよ 俺がどれほど心配したことかと言いました。
叶恵は微笑みながら謝り、この企画案のアイデア誰が出したと思いますか?と尋ねます。
わからないと答える工藤に、森川さんですと叶恵は言うのでした。
その頃、奈津実は数日ぶりに稜英と再会していました。
私は常務のプロジェクトを通過させるために必死に働いてクタクタなのに〜コソコソ隠れてないでボーナスか何か持って来てよね〜と奈津実は以前のような調子で稜英に話しかけます。
そして、今日みたいな日は一緒に一杯してくれないと〜!企画案通過を祝って!!と言い、2人は屋上で飲むことに。
稜英と初めて会った時は屋上で冷えたビールを飲むのにちょうどいい季節だったのに…時間が過ぎるのって…ホント早いですねと言う奈津実。
酒が回るなと横になった稜英に対して、奈津実はありがとうございますと言います。
私のところに来てくださって…私の傍にいてくださって…ツライ時間を耐えてくださって…本当に…ありがとうございます
きっと―未来の常務も…常務に会いに行った私に言ってくれると思います
傍にいてくれて本当にありがとうってと奈津実は言いました。
稜英は現実の俺は神経質で疑い深く人に気を許したりしない―君を…苦しめる男だ だけど…そんな俺でも…好きでいて…くれるか…?と初めて奈津実に本音を話します。
その人が…常務ならたとえどんな側面があっても…大好きですと涙を流す稜英の手を握り、奈津実も涙を流しながら微笑みます。
そして、奈津実が歩もうとしているのはこの上なく険しく…この上なく寂しい道のりだけど、それでも俺のところに来てくれるなら…俺を…見放さないでくれ…と言ってギュッと奈津実を抱きしめる稜英。
はい…絶対に…見放したりしません…と返して、奈津実も稜英のことを抱きしめるのでした。
原作漫画35話
工藤は出張に行く前に叶恵と電話していました。
電話を終わらせると、奈津実が工藤の代表室を訪れます。
そして工藤は、ユニーク4の企画を稜英のコネで入った奈津実が出したことに正直驚いたと話しながら、奈津実にどうして欲しいのか?と問いました。
奈津実が代表室を訪れたのは、稜英の念力で金庫に入っているUSBを手に入れるため。
私に何ができるでしょうか?と尋ねる奈津実に、稜英は君じゃないとできないことだ 君のお陰で俺が存在するのだからと言って、おでこにキスをしました。
それにより、代表室にUSBを取りに行くことにした奈津実。
稜英からは金庫を開けた時の音を消すことができないため、工藤の気を引いて欲しいと奈津実は言われました。
そこで奈津実は工藤に対して、私に謝ってくださいと言うのでした。
原作漫画36話
空港に向かおうとする叶恵のもとに誰かからメッセージが届きます。
その頃、工藤は奈津実とのやり取りでイライラしていました。
奈津実に対して無礼だ!と言う工藤に、代表という立場を利用して社内におかしなウワサを流したり、稜英の意識がないのをいいことに自分の都合のいいようにことを操ったり!あなたが私にしてきた失礼な行いの中でもピカイチだったのは古くさい偏見で私を判断したことよと言う奈津実。
平社員の分際で会社の代表になんて口のきき方だと言う工藤でしたが、奈津実はもうビート社を退社していました。
そして工藤は謝罪もしないので、最後に奈津実は悪いことをした人にはいつか天罰が下りますから 必ず―!と言って、代表室を後にしました。
俺が天罰だと…?と考えていた工藤は、奈津実との会話中に金庫の開いたような音がしたことを思い出します。
金庫を開けようとしたその時―!
叶恵から会社のロビーに着いたと連絡が入ります。
工藤は送ったはずのないメッセージを叶恵に送っていたことに驚いていますが、電話口から奈津実が、叶恵を呼ぶ声が聞こえたので慌てて代表室から出る工藤。
奈津実と会話をさせないように急いで空港に向かわせようとする工藤でしたが、奈津実の必死な様子に叶恵は奈津実の話を聞くことにしました。
そして叶恵は奈津実に、契約満了前に会社を辞めたのは工藤と何か関係があるの?簡潔に話してもらえる?と尋ねました。
すると奈津実は震えながら、私には…一条常務の生き霊が見えるんです!!と叶恵と本木に打ち明けるのでした。
原作漫画37話
稜英の生き霊が見えると言った奈津実に対して、稜英のことが心配で身も心もボロボロな私にどうしてそんなウソがつけるの!!と激怒する叶恵。
そんな叶恵に、まるで稜英が憑依したかのような渾身の演技を見せる奈津実。
そして奈津実は、叶恵と稜英しか知らないはずの事故に遭う前に負けた方が今回のドイツ出張に行くのを約束したゴルフのことや、大学からの付き合いなんだから本木に一方的に感情を押し付けても振り向いてもらえないなどの話をします。
さらに、叶恵宛にメールの送信予約をしておくからそれが届いたらよろしく頼むと言います。
最後に、出張中はくれぐれも―工藤代表には気をつけるように じゃああまり無理はするなよ 姉さんと言う奈津実が一瞬叶恵には稜英に見えました。
その後、叶恵はドイツへと旅立ちました。
一方、奈津実と稜英はUSBについて話していました。
その隠し場所を稜英しか知らない安全なところにと言う奈津実でしたが、稜英は自分の意識が戻るまで奈津実に持っていて欲しいと言います。
こんな大事なもの預かれないと言う奈津実に、大事だから奈津実に預けると言う稜英。
そのため奈津実は、どんなことがあっても必ず常務に渡しに行きます!と言って、胸の中に隠すことにしました。
それが終わると稜英は奈津実に、残りの時間をアツ〜ク過ごしに行こうと言うのでした。
私をもらって 原作漫画38話から42話のネタバレあらすじ
原作漫画38話
稜英の言うアツ〜クなれる場所は、彼の自宅のお風呂でした。
そこで足湯をする2人。
そして、もうこんな時間だから場所を移さないか?と言う稜英に、家に帰りましょうかと言う奈津実。
しばらくは―ここが君の家だと稜英は言い、指を鳴らすと、奈津実の中では黒歴史のピンクのフリルワンピが奈津実の鞄から出てきました。
稜英にこのワンピ嫌がってたじゃないですか!と言う奈津実ですが、稜英は完全に俺好みだと言い、さらには脱いだ君の方が好きだがなと言いました。
真っ赤になってその場から離れる奈津実。
そして稜英から離れた奈津実は、このワンピやっぱり効果あったんだわと言いながらも、自分が望んでたことが実現したんだから喜ぶべきだけど…幸せな分心のどこかで不安になるのは…夢のようなあなたとの恋には別れという陰がまとわりついているからなのかな…?と思います。
その後、ピンクのワンピに着替えて奈津実はリビングに戻りました。
すると、ソファーの上で稜英が寝ていたため、奈津実は稜英が身体に戻ってしまうのではないかと不安になり、稜英を呼びながら揺すります。
意識はあるようなので少し安心する奈津実でしたが、稜英の家に来て、自分の家では稜英が窮屈だったのではないかと思います。
突然私のところにやって来たみたいに…また突然私のところからいなくなってしまうんじゃないかって…心の準備もできないまま離れ離れになってしまうなんて…絶対に…嫌なのに…と泣きそうな奈津実。
すると、稜英は目を覚まし奈津実のことを抱き寄せます。
挨拶もしてないのに行っちゃったんじゃないかと不安になっていたことを話す奈津実に、そんことはなしないから心配しなくていいと言う稜英。
そして、愛してる本当にと言う稜英に、奈津実は涙を流しながら、私も…愛しています…常務と奈津実は言い、2人はキスをします。
もしあなたが何も覚えていないと
私を突き放しても
今この瞬間に私が選んだ答えを
後悔したりしません
あなたは私に
無限の愛をくれたから…
と奈津実は思うのでした。
原作漫画39話
目を覚ますと稜英は黄泉路にいて、死神と対話していました。
そして、稜英は眠る度にどうしてこちらに戻すのかと問うと、死神は稜英の命と引き換えにここを去った女を再び振り返らせることができたから、あちらの世界への未練や執着が前より薄れたのだろうと言います。
さらに、今日の子の刻が約束の時間であることを稜英に言い渡します。
稜英が再び目を覚ますと、奈津実が鼻歌を歌っていました。
そして2人は愛を確かめ合い、こんな俺を選んでくれた君に―約束する 君と再会し―また君を愛すると、と思う稜英。
まもなく子の刻。
稜英がいなくなることに実感が湧かないと言う奈津実。
このまま常務に会いに行っても良いのかと心配する奈津実に対して、俺が先に君のことを好きになったのだから、自信を持て 俺が愛しているのはありのままの君だと稜英は言います。
そして子の刻を迎えると、稜英は宙に浮き、元気で…な 奈津実…と言いながら、消えそうになりました。
奈津実は愕然とした表情になり、必死で行かないで!!と稜英を引き止めようとしますが、無情にも稜英は奈津実の前から姿を消してしまいます。
奈津実は号泣しながら、さようなら大好きな人 どうか気をつけて どうか忘れないで あなたと私がたしかめ合った輝かしい愛をと願うのでした。
「私をもらって」追憶編ドラマ全話ネタバレあらすじ
最終回結末までドラマあらすじ概要
✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼
📣メインビジュアル解禁
✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼ #前田公輝 #久保田紗友7月5日(金)24時45分スタート❕
『#私をもらって』~追憶編~ pic.twitter.com/q6YCdNhiBi— 日テレ『私をもらって』【公式】7月5日~毎週金曜深夜 (@moratte_ntv) June 4, 2024
「私をもらって」~追憶編は、どん底の日々にヤケになっている女性のもとに突然現れた御曹司のゴースト。
身に覚えのない“命の借り”を主張する彼から依頼を受けることに…
運命的に惹かれる2人の儚いラブストーリーが今、始まる。
ドラマ1話ネタバレあらすじ
エンビート社の御曹司として会社の常務に就任し順風満帆の人生を送っていた一条稜英(前田公輝)。
ある日突然の事故に遭い意識不明の状態になってしまいます。
一方“次の派遣先が決まっていない”と突然通告され、人生どん底の森川奈津実(久保田紗友)。
失意の中、夜道を歩いている奈津実の頭に設置工事中の大きな“だるま”の立体看板が落ちてきます。
同日・同時刻に別々の場所で事故に遭った2人。
この瞬間から交わるはずのなかった2人の運命が大きく動き出します。
2週間意識を失ったまま生死をさまよっていた奈津実がようやく回復して自宅に戻ると、そこには事故で意識不明の重体のはずの稜英の姿が!
稜英と奈津実の運命をつかさどる死神から2人が与えられた時間は49日間。
生きながらにしてゴーストとなった稜英の事故の真相を探るために奈津実はエンビート社に社員として潜入します。
稜英の事故、出会うはずのない2人の出会い、死神の存在。
切なくミステリアスな2人の物語が幕を開けます。
・1話詳細⇓⇓死神の正体は?⇓
ドラマ私をもらって1話あらすじネタバレ死神Kとは?キャスト相関図
ドラマ2話ネタバレあらすじ
稜英の事故の真相を探るために、エンビート社へ潜入して新商品開発のプロジェクトメンバーとして働くことになった奈津実。ゴーストとなった稜英との奇妙な共同生活や新しい職場に不慣れで、戸惑うことばかりの奈津実の前に現れたのはかつて稜英の秘書だった萩原基弘。優しく奈津実に接する萩原を見て、稜英の心はざわつくが・・・。
一方、エンビート社代表の工藤琉生は専務で稜英の姉である一条叶恵を呼び出し、稜英の事故原因が過労であると発表して、混乱している会社を早期に落ち着かせることを提案する。
事故の真相解明と自身にかけられたインサイダー取引疑惑を晴らすために、稜英は奈津実の力を借りて、事故前に自分が使っていた常務室に忍び込む。証拠となるUSBメモリを探し出すために監視カメラの画像を確認すると、そこには思わぬ人物の姿が!
ドラマ3話ネタバレあらすじ
奈津実は新商品の開発プロジェクトに携わり、悪戦苦闘しながらも徐々に社会人としての日常生活になじんでゆく。
一方、USBメモリを持ち出した人物を監視カメラで確認した稜英と奈津実は、その人物に直接USBの行方を問い詰めるが、USBの行方は謎のままに。
事故の真相を探るために稜英に協力している奈津実だが、2人の距離が近づくにつれ、ある疑問が浮かんでくる。「なんで、私にだけ常務の姿がみえるんですか?」
https://youtu.be/28l0lejPAIc
ドラマ4話ネタバレあらすじ 7月26日(金) 24時40分放送
“黄泉路”で出会い一緒に過ごした稜英と奈津実だが、現世に戻った時には黄泉路での記憶は消えてしまう。今の奈津実には稜英と黄泉路で過ごした記憶がなく、稜英も、もし、生き返ったとしても、今、奈津実と一緒に過ごしている時間を忘れてしまう。
不安を抱きながらも懸命に生きる奈津実は、親友みやびの恋愛相談に乗っているうちに本来の明るさを取り戻す。
奈津実と稜英は再び事故の真相解明に乗り出し、ある証拠を掴むが…
ドラマ5話ネタバレあらすじ
宮本の事故を引き起こした原因は自分にある、と自責の念にさいなまれる稜英。一方奈津実は、犯人と思われる人物らが会話する場面に遭遇し、盗み聞きするが、姿を見られてしまう。
奈津実に忍び寄る危険に動揺する稜英だが、奈津実の前向きな明るさに勇気づけられ、本来の気丈さを取り戻し、自身の奈津実への想いの深さを改めて思い知る。
「こっちが手を下さなくても、この女はすぐに消える」犯人たちの魔手が再び奈津実に迫る。
ドラマ6話ネタバレあらすじ
奈津実が参加する新商品開発プロジェクトが突然の中止を告げられるが、専務の叶恵の判断で存続をかけたプレゼンが開かれることに。
やりがいを感じ奮闘する奈津実は、稜英への想いを込めた新商品のアイデアを役員の前で発表する。
一方、プロジェクトを巡る経緯に疑念を抱いていた叶恵は、代表の工藤を問いただすが、工藤から思いがけない言葉が。
そして…奈津実は稜英に関する、ある事実を知らされ大きなショックを受ける。
ドラマ7話ネタバレあらすじ
稜英に婚約者がいたことにショックを受ける奈津実。これまで必死に抑えてきた感情や不安が爆発する。
想い悩む稜英だが、前を向く奈津実に突き動かされ、2人は事故原因解明のカギ、USBメモリの在処を突き止める。
ドラマ8話ネタバレあらすじ
ドラマ9話ネタバレあらすじ
ドラマ最終話10話ネタバレあらすじ
1122漫画最終話7巻ネタバレ!美月との結末再婚で最終回ドラマは剣山離婚あの子の子どもネタバレ漫画最終回8巻!ドラマ全話最新9巻中絶?出産完結
「私をもらって」~追憶編 ドラマキャスト役柄簡単紹介 相関図・死神
- 一条稜英/(前田公輝)…エンビート社常務。創業者一家の御曹司として生まれ、順風満帆な人生を歩んできましたが、ある日突然の事故によって意識不明の状態へ。「あの世」で同じく意識不明の状態だった奈津実と出会い、彼女を時分の代わりにこの世に返し自分はゴーストになってこの世に戻った。
- 森川奈津実/(久保田紗友)…“次の派遣先が決まっていない!?”突然の通告に、茫然自失となった彼女の頭上に大きなだるまが降ってきて意識不明の状態に。やっと退院できたと思ったら、家には見知らぬ御曹司のゴーストが…!そしてそのゴーストからある依頼を引き受けることになるが…。
- 池上拓也/(栗原類)…エンビート社役員のエリート秘書。
- 萩原基弘/(柾木玲弥)…稜英の元秘書。現課長代理であり、奈津実のプロジェクトパートナー。
- 一条叶恵/(手塚真生)…エンビート社専務で稜英の姉。
- 本木幸司/(山口大地)…叶恵、稜英と同じ大学の先輩。卒業以来エンビート社で叶恵の秘書として叶恵と稜英を見守ってきた。
- 工藤琉生/(田島亮)…エンビート社の代表。創業以来、初めて外部人材として代表に起用されたが稜英の不正疑惑と事故により会社が危機的な状況に陥る。
- 死神/(K【& TEAM】)…死神のワンランク下の存在で、あの世とこの世をさまよう霊魂を見つけて黄泉路に連れて行く‘雑務処理’を行っている。稜英と奈津実に興味を持ち、ゴーストとなった稜英を49日間だけ奈津実のそばに戻してあげる。
肝臓を奪われた妻ネタバレ最終回原作結末!漫画光星は逮捕,死!健と結婚
ギフテッドシーズン2ネタバレ原作ドラマ全話最終回マデ黒幕神原で八雲は
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