エール ネタバレ4月5月あらすじ前半の内容です。
2020年前期の朝ドラは、激動の昭和を生きた作曲家と、その妻の半生を
描いた『エール』です。
朝ドラ第102作目となるエールは、2020年3月30日(月)から放送がスタートします。
今作からは働き方改革により、土曜は振り返り番組が放送されるということで、
朝ドラの物語は月曜日～金曜日までの放送に変更となりました。
そのため、全130回が予定されています。
エールは数々の名曲を生み出した作曲家･小関裕而さんと妻の金子さんを実在
モデルにした夫婦の波瀾万丈物語です。
前回までに朝ドラ エール10週までのあらすじネタバレを史実をもとに考察してきました。
そこで今回は、今までネタバレした事実に基いてのネタバレあらすじ10週までの内容をまとめて、4月5月に放送されるエール前半を一挙まとめて紹介したいと思います。
朝ドラ『エール』4月5月のあらすじネタバレ前半1週から10週 史実より
************************
明治42年(1909年)。
阿武隈高地に囲まれた福島県福島市で古山裕一は生まれます。
盆地の福島は、山に囲まれた街です。
古山裕一の実家は老舗呉服店の｢喜多一｣。
裕一は汽車を見ることと音楽が大好きな少年でした。
音楽を愛する父の古山三郎は、その頃はまだ珍しかった蓄音機でレコードを
かけていました。
近所の魚屋には、村野鉄男という活発なガキ大将が住んでいました。
将来、村野鉄男が作詞、古山裕一が作曲家となり再会を果たします。
大正5年(1916年)、裕一は福島県師範附属小学校に入学。
この頃、世界は第一次世界大戦が起きていましたが、福島で暮らす裕一には
想像もできないことでした。
裕一が3年生になったとき、担任の藤堂清春は音楽の指導に熱心な教師でした。
藤堂に見いだされ、音楽の喜びに目覚めた裕一は物静かな少年ながら、作曲と
なるといきいきして、作曲に没頭するようになります。
母のまさはそんな裕一に卓上ピアノを買い与えました。
ピアノを夢中になって演奏していくうちに、音符や記号、楽譜の記述方など、
裕一は習うわけでもなく、どんどん音楽を頭に詰め込み、作曲を覚えていきました。
時は大正、流行歌の時代。
福島の空の下で、音楽の寵児となる古山裕一が育っていきました。
県立の商業高校に進学した裕一は、幼い頃から変わらずに音楽に夢中で、国語の
時間でさえ、音楽のことを一方的に語るほど音楽のことばかり考える青年に成長
していました。
呉服屋の後継ぎとして、そろばんを学ばなければなりませんでしたが、裕一の
頭にあるのは音符ばかりでした。
大正12年(1923年）。
関東大震災が発生。
その時、裕一は楽器を買うために書店にいましたが、地震の揺れは福島でも
感じられたほど大きなものでした。
大変なことが起きたのは関東大震災だけではありませんでした。
第一次世界大戦後にインフレが日本を襲ったのです。
裕一の実家の老舗呉服店｢喜多一｣も経営が傾き始めました。
ところが、裕一の頭の中には作曲のことしかなく、教師が止めても、ずっと
ハーモニカを演奏しているような変わった生徒でした。
裕一は音楽だけでなく、文才や画才もあり、ゲーテやシラーを愛読していました。
この様な関心は将来の妻になる関内音にもありました。
裕一は商業高校を卒業しても、福島市の『福島ハーモニカ･ソサエティー』への
入会が気になっていました。
そして無事に、そこで指揮を取れたことに裕一は感動。
裕一は音楽が好きで、作曲のことしか頭にない青年のままでした。
商業高校を卒業後、17歳になった裕一は、音楽好きの仲間から聞かされた、
フランスやロシアの民謡に熱中したり、
家業の経営が苦しいのに楽譜を買い込ん
だりして父に激怒されたりしていました。
そして、ついに実家の老舗呉服店｢喜多一｣は倒産。
ところが裕一は、家業が潰れたために、職を失ってしまったことに対して、
そこまで衝撃がありません。
それどころか、音楽に没頭できると喜んでいました。
昭和4年(1929年)。
見かねた伯父の権藤茂兵衛が、川俣銀行への勤務を勧めてきました。
銀行業には何の興味もなく、音楽のことで頭がいっぱいながらも、無職は
さすがにまずいと思ったのか、裕一は伯父の誘いを承諾して川俣銀行の銀行員に
なりました。
昭和4年(1929年）、裕一はイギリスのチェスター楽譜出版社作曲コンテストに
応募し、『竹取物語』が2等賞を受賞、賞金4千円を獲得します。
銀行員である裕一の受賞は大快挙として、新聞記事になるのでした。
昭和5年(1930年)1月、裕一がイギリスの作曲コンテストで受賞したという新聞
記事を熱心に読む女性でこの物語のヒロイン･関内音が、福島県から遠く離れた愛知県豊橋市にいました。
関内音は明治45年(1912年)、愛知県豊橋市に産まれました。
父の関内安隆は、陸軍の獣医部を定年退職した後、愛知県豊橋市で蹄鉄を作る
工場を始め、陸軍第15師団に納品していました。
従業員も多く、裕福な家庭でした。
関内家も音楽好きで、いつも音楽の絶えない家庭です。
音は文学少女で、詩や絵、音楽なども好きだったことから、日本女子大学
の国文科に進学するか、声楽家になることを夢見ていました。
しかし、音が12歳の頃に父の安隆が亡くなってしまったので、母の光子が事業を
縮小して仕事を続けていきますが、関内家の家計は苦しくなるのでした。
そのため、音は女学校を卒業後、名古屋で知人の雑誌を手伝いながら、宝塚
歌劇団を夢見て、歌の勉強を始めます。
声楽を愛する音は、遠い福島県にいる若き作曲家の裕一に憧れを抱きます。
何と音は、小学5年生の頃に｢かぐや姫｣を演じていたことから、学校では
｢かぐや姫｣と呼ばれていたことがあり、裕一が受賞した『竹取物語』という曲に
運命を感じたため、裕一に手紙を書きました。
裕一のもとにはたくさんの手紙が届きましたが、その中でも音の手紙が気になり
返信したのです。
それ以来、2人は文通するようになりました。
そして、それから半年も経たない6月に、裕一と音は結婚。
交際期間はわずか3ヶ月で、しかも、交際とは言え、ほとんど文通だったため、
周囲の人達は2人の関係を知らずに驚きました。
裕一は21歳、音が18歳のスピード結婚となりました。
裕一は、音と結婚しても変わらず、音楽を愛していて、有名作曲家とも文通を
していました。
音符を暗記してファンになった裕一は、楽譜を添えたファンレターを送ると、
その相手から返信があったのです。
ちなみに裕一は結婚の1ヶ月前の5月に川俣銀行を退職しています。
退職したのは、イギリスの作曲コンテストに入賞したことで、イギリス留学を
するためと言われていますが、実際は留学することなく、結婚後も無職と
なってしまいました。
裕一は福島の実家の倉に居を構えて新婚生活をスタートさせましたが、音楽家
への前途は多難でした。
その頃、ラジオが東京で流行しつつありました。
そして地方にもラジオの波が押し寄せ、仙台も開局し、ついには裕一の属する
福島ハーモニカ･ソサエティーも出演することになりました。
それから、日本全国でご当地メロディーを作りたいと盛り上がり始め、福島も
盛り上がりを見せていたため、裕一は『福島行進曲』を作曲しました。
この曲に注目が集まり、裕一が文通をしていた有名作曲家が裕一を推薦して
くれたことから、コロムビアレコードから裕一に連絡がありました。
結婚1年目。
18歳の新妻である音に相談して、裕一は夫婦で上京を果たします。
上京をすると、裕一はコロムビアレコードと契約。
一方、声楽を学びたがっていた音は、上京後まもなく、ある合唱団に入団します。
その翌年の4月。
音は東京帝国音楽学校の声楽科に入学することができました。
夫婦の音楽愛が、上京を経て実を結ぶことになるのでした。
********************
ここまでが、朝ドラ『エール』4月5月に放送されるあらすじネタバレ前半に
ついての紹介でした。
朝ドラ エール4月5月に放送されるあらすじネタバレ前半にあるように、
エールの始めの舞台は福島と豊橋です。
福島で育つ裕一と豊橋で育つ音。
4月5月のあらすじネタバレ前半の見どころはやはり、遠く離れた2人が結婚する
までの物語だと思います。
どんな展開で2人は出会い結婚するのか、楽しみですね。
そして、結婚後、2人は上京します。
6月からは東京の物語に移っていくようですね。
結婚した2人が東京でどんな人生を送っていくのか、今後の展開からも目が
離せません。
▼史実も含めたネタバレあらすじ⇓⇓
エール朝ドラあらすじネタバレ1週【古山裕一が鉄男と!関内音の幼少期 父の死（史実考察あり
エールあらすじネタバレ2週【裕一と音は音楽以外も共通点が!関東大震災が発生
エール あらすじネタバレ3週4週【実家倒産で銀行員に作曲コンテスト2等受賞
エール あらすじネタバレ5週6週【裕一と音は交際期間３ヶ月てスピード結婚!
エールあらすじネタバレ7週8週【妻以外で熱愛する文通相手が!
エールあらすじネタバレ9週10週【無職からレコード会社と契約!音は音大入学
エール朝ドラキャスト 子役一覧 かわいい子多数 石田星空/清水香帆/新津ちせ
エール朝ドラモデル古関裕而と妻の夫婦現在?子供は?無職でスピード結婚も息子が
朝ドラ エール あらすじ 【ネタバレ最終回まで全話紹介】キャスト相関図 モデル結末を暴露!
スポンサード