朝ドラエールe-ruの106話107話108話 22週のネタバレあらすじです。
11月9日 月曜からの放送内容です
エールネタバレ106話のあらすじ
終戦から6年が過ぎた頃には、世の中の混乱もおさまり日本は復興期に入っていて、人々の生活も豊かになってきていました。
裕一は既に40歳を超えていましたが相変わらず多忙を極めながらの曲作りを続けていて、妻の音は40歳手前で元気に毎日を過ごしていました。
そして19歳になっていた娘の華はかねてより人の役に立つ仕事がしたいと思っていて、看護婦になる夢を叶えるために看護学校に通うようになっていました。
福島3羽カラスのひとりの鉄男は、コロンブスレコードで裕一の同期入社だった木枯がメロディと彼の詩でつくり上げた『湯の町エレジー』が大ヒットしましたが、その後は行き詰まりを感じていたのです。
そんな時に、ディレクターの杉山から映画の主題歌の依頼を受けた鉄男。
しかし、その映画のテーマが家族の絆をテーマにしたものだったこともあり、鉄男は悩んだ挙句にそれを断ってしまいました。
そんな鉄男を心配する裕一は、ふたりの母校でもある『福島信夫小学校』の校長から頼まれていた校歌の話を持ち出します。
それを聞いた鉄男は、恩師の藤堂先生のためにもふたりで良い校歌を作り上げようと、久々にやる気を見せたのでした。
<エールネタバレ107話のあらすじ>
裕一と鉄男のふたりでつくり上げた校歌ができあがりました。
そして校歌のお披露目会に招待されたふたりは故郷にある母校の小学校を訪れることになります。
式典の前日に挨拶をするために校長を訪ねた裕一と鉄男。
すると鉄男は校長からお披露目会の後での講演を頼まれて戸惑ってしまったのでした。
小学校をあとにしたふたりは裕一の実家に向かいます。
母親のマサや弟の浩二が久々に帰省した裕一と鉄男を歓迎してくれて、その日の夜は賑やかな晩餐となったのでした。
その頃の、浩二は以前の宣言とおりにリンゴ栽培の指導に情熱を注ぐようになっていました。
しかし、古山家の家族が楽しそうな会話を交わすのを鉄男はただ笑って見ていただけだったのです。
そして、裕一が就寝の準備をしているときに、おもむろに鉄男が口を開きます。
鉄男は古山家の家族を羨ましがりながら、今まで明かさなかった自分の過去について話しはじめました。
ふたりが小学生の頃に鉄男の家族は夜逃げしていました。
そして、その3年後に鉄男が可愛がっていた弟の典男がある日姿をくらましてしまったのだと言います。
しかも、その後で母親から鉄男自信も家から逃げ出して好きなように生きることを勧められたのです。
弟を守れず母親を捨てた自分は冷たい人間なのだと裕一に告げた鉄男。
そしてそのことが、鉄男の闇になっていたのです。
翌日、お披露目会を終えたふたりは恩師の藤堂先生の墓参りをして古山家にもどってきます。
すると『喜多一』の前で、ひとりの男が鉄男の帰りを待っていたのでした。
<エールネタバレ108話のあらすじ>
鉄男は自分を待っていた男の姿を見て驚きます。
そこには、29年前に失踪してしまった典男が立っていたのでした。
生き別れになっていた弟との思わぬ再会に喜ぶ鉄男。
典男は、この町で理髪店を営んで生計を立てていて、結婚もしており小学生の息子がいました。
その息子が学校から持ち帰った新しい校歌の作詞者が鉄男だと知って、兄の帰りを待っていたのでした。
古山家に上がり込んだ鉄男と典男は、余りにも長いブランクに何から話したらよいのか戸惑います。
鉄男は自分が守ってやれなかったことを弟に詫びますが、典男は自分を庇ってくれる兄に申し負けなくて家をでたのだと当時のことを明かします。
その後、典男は理髪店をやっていた夫婦に助けられて店を継いでいたのでした。
弟の近況をしり安堵する傍らで母を捨てた自分を責める鉄男。
それを聞いていた裕一の母親のマサが久々に再会した兄弟に向かって語りかけます。
母親と云うものは子供が頑張って幸せに生きてくれることを望んでいるものだと言います。
それぞれ道は違っていてもふたりともその思いに応えているから親孝行だと諭したのです。
そして、その日の古山家の晩餐は典男と妻の多美子も加えて、昨晩に増しての賑やかな笑い声に包まれたのでした。
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