『エール』は2020年の春から放送が開始されたNHKの102作目の朝ドラです。
今回は
・田ノ上五郎の役柄と演じている岡部大さんについて、
・五郎のモデルとなった実在人物はいるか
について紹介します。
<五郎の役柄と演じてるキャスト岡部さんとは>
久志がコロンブスレコードと研修生契約を結んだ頃に裕一を訪ねて一人の青年が訪ねてきました。
その青年の名前は田ノ上五郎。
裕一に向かって自分の名前を告げた五郎はいきなり弟子にして欲しいと頭を下げます。
茨城県出身の五郎は13歳のころから水戸の雑穀問屋で丁稚奉公をしてきていて裕一と同じ小山田耕三の『作曲入門』で勉強を続けてきたと話します。
五郎の身の上話に探されそうになる裕一を自分達だけで精一杯だと諭すと、裕一も未だ弟子を取れるような身分ではないと断ったのでした。
しかし簡単には諦めない五郎は毎日のように古山家を訪れるようになります。
遂には五郎の熱意に負けて弟子にすることにした裕一。
そんな時に音の妹の梅が『新人賞』を受賞したことを期に上京してきて居候することになります。
こうして古山家は1日にして華との3人生活から5人生活になってしまいました。
五郎は裕一が作曲する姿を見て感激しながらコツを尋ねます。
しかし、裕一は頭じゃなくて心で感じるんだとしか言えません。
心で作曲しようとするまったく上手くいかない五郎。
ある日、梅は音から食事前に饅頭を食べようとする華を諭すことを頼まれますが華は聞く耳を持ちません。
そこに五郎があらわれて華の気持を和らげてしまいます。
その後で五郎は音に子供のあやし方を教えようとしますが逆に反感を買ってしまうのでした。
梅は2作目の締め切りまで2カ月を切ってもなかなか筆が進まず苛立っていました。
そして五郎が華をあやして遊んでいる声でとうとう梅が切れてしまったのです。
五郎と梅の仲の悪さを心配する裕一と音は鉄男の店でふたりの歓迎会を開きますが徒労に終ってしまうのでした。
五郎の作曲は依然としてうまくいきません。
そんな五郎を何とかしてあげたい裕一でしたが教える事の難しさを思い知らされていました。
梅との仲が思わしくない五郎でしたが彼女が留守の間に壊れていた下駄を修していました。
そして素直になって五郎にお礼を言った梅。
それ以降は何かと五郎のことが気になり始めた梅は作曲が出来なくて悩んでいる五郎の相談に乗ろうとする梅でした。
五郎も梅の悩みを聞こうとして一生文学だけで良いのかと問い正しますが逆に怒らせてしまいます。
梅を怒らせてしまったことを悔やんだ次の日に泥酔して帰ってきた五郎の部屋に水を持っていった梅。
そこで五郎は梅の小説が好きだと云う事と自分自身を好きになって欲しいと伝えたのでした。
次の日、五郎は裕一の使いでコロンブスレコードの廿日市を訪ねます。
そこで廿日市から作曲は才能だと思い知らされた五郎。
廿日市の言葉で落ち込んでいる五郎は悩んだ末に弟子を辞める道を選んだ五郎は古山家を出て行ってしまします。
数日後に先輩作家の幸文子との対談に臨んだ梅はかけがえのない人が見つかったとして岡崎に帰ることを宣言します。
対談を終えた梅は必死になって五郎を探し回り見つけ出して豊橋へと誘います。
それから1か月後。
豊橋の『関内馬具店』で働く五郎の姿がありました。
梅は待望の2作目を出版し、五郎は職人の岩城のもとで修業に励んでいたのでした。
<岡部大さんのプロフィール>
[生年月日]
1989年5月30日
[出身地]
秋田県
[所属事務所]
ワタナベエンターテインメント
[趣味・特技]
バスケットボール、大食い、酒好き、銭湯好き
[活動]
菊田竜大や秋山寛貴とお笑いトリオの『ハナコ』を組んでいる
「AbemaTV presents ワタナベお笑いNo.1決定戦2018」優勝、キングオブコント2018王者
お笑い第七世代の代表格
[主な出演テレビドラマ]
私の家政夫ナギサさん(2020年)、私の部下のハルトくん(2020年)
エール五郎のモデルは本当にいるの?梅との恋愛はどうなる?
実際のお弟子さんのモデル候補が二人いました。
一人は5年間 書生としてつとめた桜井健二さん。ドラマの五郎と違って先生の前には決して出ず、半歩、いや一歩は後ろからついていくタイプの人だったようです。
二人目は土橋啓二さん。土橋さんのお母さんが太平洋戦争中に古関家が福島に疎開中、留守宅を守ったというエピソードが語られています。
ただ二人とも梅との恋愛の話がまったくなく、五郎はエールドラマのオリジナルキャラと思います。
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