今回は『ちむどんどん』の45話(第9週)6月10日金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【試練を乗り越えた暢子】と題して9週45話をお送りします。
多くの人の助言で、基本の大切さに気付いた暢子は、『足てびち』をおでんにするアイデアを思いつきます。
それは基本の出汁を大切にした一品で、店に客足を戻すきっかけになってくれます。
そして、房子からのミッションも完遂することができたのでした。
<ちむどんどん 45話のあらすじネタバレ>
比嘉家の優子のもとに賢秀から我那覇にそそのかされて売り歩いていた怪しげな『紅茶豆腐』が届けられます。
それを見て自分たちがとめたにもかかわらず賢秀に送金したことを知った良子と歌子は、優子に対して怒りを通り越した呆れかえりを感じたのでした。
それでも、親としてできることをしてやりたかっただけだと必死に言い訳を繰り返す優子。
するとそこに、博夫が姿をあらわします。
離婚を決意していた良子に向かって、3人で一緒に暮らしたいと両手をついて頭を下げる博夫。
必死に帰ってきて欲しいと頼む博夫を苦々しい表情でみつめる良子でしたが、これまでの態度を改めるという博夫の言葉を信じる事にしたのでした。
こうして、良子と博夫の問題が一件落着したころ、鶴見では暢子が屋台のおでん屋を立て直すために奮闘していました。
多くの人のアドバイスに耳を傾けた暢子は、基本を大切にしながら新しいアイデアを盛り込んだおでんを考案していたのです。
すると、客足が戻ってきて連日のように大盛況となります。
そんなある日のこと、暢子が店を閉めようとしていたところにオーナーで大叔母の房子が前触れも無く姿をあらわします。
そして、暢子が考え出して大人気となっていた『豚足』の味を認め、仕事ぶりを評価してくれた房子。
暢子は多くの人からの助言で、料理は基本が最も大切だということに気づいたことを報告し、それまでの自分が基本を疎かにして目先を変えた味付けや材料にこだわっていたことを反省したのでした。
目を輝かせて話す暢子のようすを見た房子は、成長したことを実感し目を細めます。
そのあとで、亡くなってしまった妹の話を切出した暢子。
すると一瞬だけ顔を曇らせた房子は、年頃も今の暢子と同じくらいだった明かし始めてくれます。
空襲で生き別れたあとで必死に探し回っていた房子でしたが、2年もたってから最期を看取った人とであったといいます。
それで諦めがついたと唇を噛みながら教えてくれた房子。
寂しそうな顔をする大叔母に向かって、暢子は10年前に引き取られることになっていたのが自分であることを明かします。
ところが、房子は表情を変えずに知っているとだけ答えます。
ただ働き手が欲しかっただけだと口にした房子は、安孫子ヨシに屋台を返すことを告げて暢子には『アッラ・フォンターナ』にもどるように言ったのでした。
店に戻った暢子は、イタリア料理の基本を尊重した上で工夫することで、『アッラ・フォンターナ』らしさを失わないようにすることの大切さが見についていました。
大きく成長した暢子は以前に増して、料理に打ち込むようになります。
そんな暢子に放浪の旅に出て行ってしまった兄の賢秀から手紙が届けられます。
封筒には賢秀のやり直すとという決意表明と、母親の優子に返して欲しいと僅か600円が同封されていました。
賢秀は、以前に給料を前借したまま消えていた千葉にある『猪野養豚場』に戻ってやりなおそうとしていたのです。
それから約2年の月日がながれて、昭和51年の秋を迎えます。
暢子がイタリアンレストランの『アッラ・フォンターナ』で料理人への修行を重ねていたころ、沖縄の運送会社で事務員として働いていた末っ子の歌子が、仕事中に倒れてしまっていたのでした。
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