今回は『ちむどんどん』の27話(第6週)5月17日火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【偶然に偶然が重なる】と題して6週27話をお送りします。
途方に暮れた暢子が偶然に『鶴見沖縄県人会』会長の平三郎が奏でる三線の音が届きます。
そして、一泊させてもらった上に紹介してもらった働き先が、偶然にも前の日に早苗と食事したレストランだったのです。
どん底から、偶然に偶然が重なって一流レストランまでたどり着いた暢子の運命はどうなるのでしょう。
<ちむどんどん 27話のあらすじネタバレ>
暢子は東京についた初日から大ピンチに見舞わられます。
当面の寝泊まりとして賢秀の下宿を予定していたにもかかわらず、当の本人が行方知れずになっていたのです。
賢秀が所属していたボクシングジムで聞いた沖縄出身者が多く集まっているという横浜の鶴見に来てはみたものの手がかりさえ掴めぬまま日が暮れてしまいました。
暢子が途方にくれているとき、どこからか三線の音が聞こえてきます。
しかも、奏でられていたのは父親の賢三が好きだった『てぃんさぐぬ花』だったのです。
暢子は三線の音を辿って歩きはじめると、『平』の表札がかかった家の中から聞えてきていました。
『平』は沖縄で多い苗字であったこともあり、暢子はその家の門をくぐります。
そこで三線を奏でていたのは平良三郎で、何と偶然にも『鶴見沖縄県人会』の会長だったのでした。
県人会の会長と言っても、三郎とその妻である多江は、親が沖縄から出稼ぎに来ていて自身は鶴見で生まれた『沖縄二世』でした。
そのため、沖縄に行ったこともなければ沖縄の言葉も喋れないと笑う三郎。
そして、三郎は自分の元には悩みや困りごとを抱える多くの沖縄関係者がよく相談にやってくるのだと教えてくれたのです。
それを知って運命的なものを感じた暢子は、思わず自分も相談にのって欲しいと頼み込みます。
すると三郎は微笑んで宿なしになっていた暢子を平家に快く泊めてくれることになったのでした。
さらに事情を説明した暢子の話を聞いた三郎と多江は、父親である比嘉賢三の名前と生前に本土で働いたことがあることを知って顔を見合わせて驚きます。
そして、暢子が無事であることを比嘉家に知らせるために、山原村の知り合いの家に電話までしてくれた三郎。
寝る前に多江に向かって、どうして三郎はこんなに親切にしてくれるのかを尋ねます。
すると多江は、沖縄2世の三郎自身が苦労を重ねて来ていて、困っている沖縄関係者を見かけると放っておけないことを話してくれたのでした。
こうして、激しく揺れ動かされた上京の初日が終ろうとしていましたが、寝床に入ると家族が恋しくて仕方なくなってしまった暢子。
翌朝、三郎は暢子が働く場所を紹介してくれると言います。
そして、三郎に連れられて暢子がやってきたのは、何と前の日に幼馴染の早苗に連れられていった銀座のタリア料理店『アッラ・フォンターナ』だったのです。
三郎は、『アッラ・フォンターナ』は自分が知っている東京で一番の店だと言って、オーナー宛の紹介状を手渡してくれたのです。
そして自分にできることは、ここまでだから当たって砕けろと言う三郎は暢子の背中を押して引き返していきます。
そして、アッラ・フォンターナに入っていった暢子は開店の準備をしていたシェフの二ツ橋に三郎からの紹介状を渡します。
するとしばらくしてオーナーの大城房子が目の前にあらわれます。
暢子は『大城』と聞いて房子も沖縄に関わる人間だと知ったのでした。
ところが出身も紹介状も関係ないと言う房子は、何の経験もない暢子に呆れながらも一応テストはすると言ってくれます。
すぐに雇ってもらえると思っていた暢子は、オーナーのテストという言葉に大きな不安を覚えたのでした。
ちむどんどんネタバレ6週28話予告「大城房子オーナーの店の就職試験受ける
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