今回は『らんまん』の99話(第20週)8月17日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【同時に同じ新種を見つけた万太郎と田邊教授】と題して20週99話をお送りします。
夏になって虎鉄少年から送られてきた標本の中に珍しい植物を見つけて興奮しながら調べ始めた万太郎。
一方、女学校の校長の座を失って植物学の研究に没頭し始めた田邊教授は植物学教室の面々と出かけた伊予の石鎚山の原生林での植物採取で見たことのない美しい花を見つけます。
二人がみつけた目新しい花は偶然にも同じものだったのでした。
<らんまん20週99話のあらすじ>
田邊家では唐突な女学校廃止による校長職の消滅に、大きな衝撃を受け失意のどん底に叩き落とされた田邊教授を諭すように妻の聡子が話しかけていました。
聡子は校長職が無くなったことで自分のやりたいことに打ち込む時間ができたと言うのです。
自身が日本で始めた植物学にやっと専念できるときだと田邊教授を励ます聡子。
すると妻の話を黙って聞き終えた田邊教授は聡子に向かって”ありがとう”と感謝の言葉を発したのでした。
翌日になって植物学教室に出勤した田邊教授の顔は晴れ晴れしていて、聡子から言われたように植物学の研究に本腰を入れることを決意していたのです。
しかも植物学教室の面々が計画していた夏の採集旅行に自分も同行すると言い出して周囲を驚かせまた教授。
季節は夏を迎え、万太郎の元には虎鉄少年から植物標本が送られてきました。
しかも、その中には万太郎も目にしたことがない驚かされるものも混じっていたのです。
その草花は虎鉄少年が伊予の石鎚山の原生林で見つけていて、その花の花弁はらせん状で黄色の円筒形をしていたのでした。
新種ではと心を踊らされた万太郎は、すぐにでも現地にいきたいと思いつつも我慢して調査を開始したのです。
同じころ、田邊教授は植物学教室の面々と伊予の石鎚山へ植物採集旅行に出かけていました。
するとこれまでに見たことのない綺麗な花を見つけて興奮気味に新種かもしれないと口にしていた田邊教授。
ところが田邊教授が植物学教室の総力を挙げて研究しようと意欲を掻き立てられた珍しい植物は、虎鉄少年が標本として万太郎に送ってきていたものと同じものだったのです。
やがて9月になると田邊教授への逆風はさらに強まります。
何とライバルの美作秀吉の兄が貴族院議員に選ばれたうえに、田邊教授は学内の争いに敗れて理科大学の学長の座も追われることになってしまったのです。
それでも田邊教授の植物学に向けた想いは揺るぐことなく、研究に没頭し続けます。
そして、西洋の植物学者たちに向けて日本の植物学史上に残る宣言を発したのでした。
らんまん100話20週ネタバレ【田邊が新種勝利も大学追放!植物学からも姿消す
<らんまん20週99話の感想>
聡子が回を追うごとに強くなっていくように感じませんか。
初めての田邊教授への口答えから、今回は女学校の校長職を失って落ち込んでいる夫に向かって、植物学に打ち込めるようになったと励ますとは驚きです。
ピンチをチャンスに変える発言はなかなかできるものではありませんよね。
これも寿惠子の影響なんでしょうか。
植物学に打ち込む田邊教授が何となく万太郎化していくようにも思えます。
それにしても同じ新種をほぼ同時に発見した万太郎と田邊教授。
現地で採取している田邊教授にアドバンテージがありそうですが、万太郎が巻き返せるのかが気になります。
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