今回は『カムカムエブリバディ』の19話(第4週)11月25日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【おはぎを盗もうとした算太】と題して4週19日話をお送りします。
復員してきた算太が金太のおはぎを盗もうとします。
息子だと気づかずに売ってこいとおはぎを手渡された算太は、売って金太のもとに帰ってきます。しかし翌日の朝には金太が……
<カムカムエブリバディ19話のあらすじネタバレ 金太の死
安子がつくったおはぎで自らも立ち直る決意をした金太は雉真家で和菓子作りをはじめます。
心身とも回復した金太はおまじないを唱えながらあんをつくりおはぎをつくり上げると、それを千吉や美都里たちに振舞ったのでした。
すると久々に『たちばな』の味わった雉真家の家族の顔は自然にほころんだのです。
安子は元気になった金太が作り上げたおはぎをさっそく空襲で命を落としてしまった母親と祖母に供えます。
そのあと、雉真家の縁側に千吉と金太が座り込んで話し始めたのです。
『雉真繊維』の工場は運よく空襲から逃れていて、千吉は『足袋』の生産を再開していました。
そして息子の稔が戦地から戻ってきたら新たな事業を始めたいと自分の想いを語った千吉。
ふたりとも自分たちの息子が早く帰ってきて欲しいと願っていたのでした。
昭和20年も10月頃になると、焼け野原になってしまった商店街跡でも復興が活発化してきます。
そんな様子を眺めていた金太は自分がつくった和菓子で救われる人がいるはずだと、店を開くことを決意します。
『たちばな』の焼け跡に自分で雨風をしのげる程度の掘立小屋を建てて住み始めた金太。
それを助けるために安子は菓子作りの材料集めに奔走しながら、自らも和菓子づくりを覚えていったのです。
そうして自分から菓子づくりを教えられることを喜ぶ娘に金太も嬉しそうに微笑む生活がはじまったのです。
戦後混乱期であり砂糖を手に入れることはできませんでしたが、人工甘味料をつかってつくった『おはぎ』はたちまち人気になり、多くのお客が甘さを求めてやってくるようになります。
そんなある日、おはぎを盗もうとした少年があらわれ、金太がそれを取り押さえます。
ところが金太は少年を責めることなく、おはぎの入った箱をひとつ差出したのです。
おはぎを売ってきたら売上金の1割を与えると言う金太。
金太は少年におはぎを売らせて稼いだ金の一部を手渡すから、それで盗んだ分の金を払えと言うのでした。
ところが、その様子をみていた他の客たちは持ち逃げされるのが関の山だと呆れます。
そして、夕方になっても戻ってこない少年のことを算太に似ていたからだと安子に心情を明かした金太。
金太は少年が戻ってきたら、勘当した算太も戻ってくると自分の中で賭けていたのです。
しかし店じまいの時間になっても少年は戻ってきませんでした。
ところが、夜になって金太が仕込みのためにひとりで小豆を炊いているとき誰かが家の扉を叩きます。
何事かと扉をあけた金太の目に飛び込んできたのは、昼間の少年だったのです。
しかも、その少年は戦地から無事に帰還してきた算太だったのです。
驚く金太に札束を手渡して、どうやっておはぎを売りさばいてきたかを報告し始めたのでした。
そんな算太に小しずやはるを死なせてしまったことを詫びる金太。
そして算太がラジオをつけると、家族や職人たちと笑いながらラジオを聴いていた頃のことが走馬灯のように金太の脳裏に浮かんできたのです。
ところが、翌朝になって金太が亡くなってしまっていたのでした。
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