今回は『カムカムエブリバディ』の28話(第6週)12月8日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【返すとはどういう意味?】と題して6週28話をお送りします。
るいの問いかけに、安子が瑠衣を返しにきたと思うと話した雪衣。
でも、幼いるいは”返す”に反応してしまいます。
しかも示し合わせたように態度を急変させた美登里。
何か雉真家での雪衣や美登里に不穏なものを感じてしまいますね。
<カムカムエブリバディ28話のあらすじネタバレ>
『おはぎ』の行商の帰りに花屋の店先で会話できずに困っていたアメリカ軍の将校らしい外人は声をかけられた安子の通訳のおかげで花を買うことができました。
それは安子にとっても実際に英語を使ってみる初めての経験になったのです。
自分の英語が通じたことと将校と花屋の老婆の双方から感謝された嬉しさに気持ちを高揚した安子。
その頃、雉真家では縁側で寂しそうなるいが女中の雪衣に自分が母親と『おはぎ』を売りに行ってはいけない理由や大阪から岡山の雉真家に移ってきた理由を尋ねていました。
すると、安子の気持を推しはかるようにるいの額に触れて傷をみながら口を開いた雪衣。
女手一つでるいちゃんを育てることを諦めて、雉真の家にお返ししようと決めたんじゃ思います。
しかし、るいは雪衣が言った”返す”に戸惑う様子を見せたのでした。
そこに安子が帰ってきて娘に駆け寄りますが笑顔を見せないるい。
それでも『カムカム英語』の時間だと安子から誘われるとやっと笑顔になったのです。
その日の夜に、大切な英和辞典を抱きしめながら稔に向かって昼間の出来事を報告した安子は、自分の英語も通じたし相手の言っていたことも理解できたと嬉しそうにしたのでした。
しれからしばらくして『おはぎ』を売り歩いていた安子はジャズ喫茶のマスターである定一と出合います。
そんな定一に誘われて『ジャズバー・ディッパーマウス・ブルース』にやってきた安子は、そこにトランペットやギターを持って集まっていた男たちがレコードでかけられているジャズに耳を傾けている姿を見たのです。
その頃は自分の店を営みながらアメリカ軍兵士が集まるクラブにバンドマンを斡旋することを仕事としていた定一。
しかし、昼間だというのにコーラ割りのバーボンを飲んでいる定一の身体を安子が心配すると、飲まずにはいられないと呟きます。
自分の息子も出征しまま未だに音沙汰がないし稔の戦死も耳にしたと言う定一は、自分たちを苦しめたアメリカ人を喜ばす仕事をしていることに自己嫌悪を感じていたのです。
そして、アメリカ人が集うクラブには別世界のように食べ物も酒も遊びも溢れていると悔しそうにするのでした。
そんな定一に稔が子供を残してくれたことを告げた安子は、その名前が『るい』だと言って込められた想いを明かしたのです。
すると、定一は嬉しそうな顔をしてまたバーボンを喉に流し込んだのでした。
その日の夕方の雉真家では6時半になってるいが『カムカム英語』を聞くためにラジオのスイッチを入れてテーマ曲を口ずさみ始めます。
ところが、傍にいた美登里がラジオのスイッチを切ってしまい、稔を殺した国の歌は聞きたくないと告げたのです。
それまで、とても優しかった祖母の急な変わり様に戸惑ったるいは安子の部屋でひとり膝を抱えながら父親の稔の写真を見つめていたのでした。
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