今回は『カムカムエブリバディ』の29話(第6週)12月9日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【どうして英語を続けているのか?】と題して6週29話をお送りします。
娘のるいからカムカム英語を聴く理由を訊かれた安子は何も答えることができませんでした。
そんな安子は、偶然に再会したロバートに自分が英語を続けている理由を教えて欲しいと感情的になってしまいます。
英語を始めたモチベーションは亡き夫でしたが、安子は稔が死んでしまった後も続けていることに自分でも理由付けしたかったようですね。
<カムカムエブリバディ29話のあらすじネタバレ>
昭和23年のクリスマスイブ、夕方になっていつものように母娘でラジオの『カムカム英語』に耳を傾けていると、講師の平川唯一が、アメリカの家族は一年でクリスマスの日が最も楽しむ団欒の日であることを説明します。
ところが、頷きながら聞いていた安子がとなりのるいのようすを見ると何故か泣きそうな顔をしていました。
どうしたのかと訊かれたるいは、美都里が英語は稔を殺した国の言葉だから聞きたくないと言ってラジオを切られてしまったことを明かしたのです。
しかも、その後から自分がカムカム英語を聴いている理由も訪ねられてしまった安子。
ところが、安子はそんな娘の問いかけに何も応えてやることができなかったのです。
翌日も、いつものように歩きながら安子は『おはぎ』を売っていました。
しかし、その日はクリスマスということもあって岡山に駐在しているアメリカ軍兵士がサンタクロースの格好をしてチョコやクッキーを配っていたため、安子の『おはぎ』はまったく売れなかったのです。
安子が困り果てているところに、花屋の前で困り果てていた将校が偶然に通りかかって声を掛けてきました。
彼はアメリカ軍中尉でロバート・ローズウッドと自己紹介してから、助けてもらったお礼を兼ねて少し話がしたいと言ってきたのです。
『おはぎ』を売らなくてはならないことを理由に断ろうとする安子。
ところが、ロバートは自分が全部買取ると言って安子が抱えていた籠を取り上げて自分についてくるように言って歩き始めたのです。
籠を持っていかれてしまい仕方なしにロバートの後を追うように安子は歩き始めたのでした。
すると、ロバートは駐在アメリカ軍の施設の中に入っていき、ロバートが執務しているオフィスの一室に着きます。
そこで、『おはぎ』を食べたローバーとは、その味を絶賛してどうやって作るのかと聞いてきた後で、安子がどうして英語を上手く話すことができるかを知りたかったと微笑みながら明かしたのでした。
実はアメリカの大学で日本語を勉強していていたのにかかわらず、慌てると上手く話せなくなると悩みを抱えていたロバート。
安子が毎日のようにラジオで英語の勉強を続けてきたことを明かすと、ロバートは安子の英語のスキルの高さからそれ以外にも強いモチベーションがあるのではないかと言います。
そして、安子が英語の勉強を始めようとした切欠について知りたがったのです。
そうして、亡くなった夫に勧められたことを明かした安子は、一緒に勉強していたころのことを笑顔で振り返ったのでした。
英語を勉強することが夫を想うことだったと明かした安子でしたが、戦争ですべてが変ってしまったと告げてから、かつて稔が待ち望んでいた『On the Sunny Side of the Street』についても話したのでした。
そこまで話した安子は、夫が戦死してしまったことで身に着けていた英語の知識もすべて無駄になって水泡と化してしまったとやりどころのない怒りで震えはじめたのです。
それなのにいまだに英語の勉強を続けている理由が自分ではわからないと、日本の困っている人を助けるためにやってきているロバートに救いを求めた安子。
するとロバートは安子に向かって連れていきたい場所があると告げて、別の部屋に案内してくれたのでした。
その部屋には綺麗にデコレーションされたクリスマスツリーがあり、多くの将校と婦人たちが楽しそうに談笑しながら食事をしていたのです。
別世界に飛び込んでしまったように安子はその部屋の様子を茫然と眺めていたのでした。
≫9週10週11週以降【るいの夫はジャズ好きの大月(オダギリジョー)!!?
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全キャスト相関図⇒キャスト相関図!松村北斗が結婚相手役に岡山-大阪-京都編
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