今回は『カムカムエブリバディ』の36話(第8週)12月20日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【安子のジレンマ】と題して8週36話をお送りします。
『たちばな』の再建を機に雉真家をでようとする安子。
ところが、千吉からるいの傷の治療費は雉真家でなければ工面できないことを盾に置いていけと迫られます。
娘に自分が夢に向かって進む姿を見せたいのに、夢を追えば娘と引き離されてしまうジレンマに安子はどのように立ち振る舞うのでしょうか。
<カムカムエブリバディ36話のあらすじネタバレ>
驚いている安子に向かって、稔が自分との結婚を認めてくれたなら昨日のアメリカ軍との野球の試合に勝てると思って臨んでいたことを明かした勇。
そして、これからは稔に代わって自分が安子を守っていくのだと宣言したのです。
唐突な勇からプロポーズされて安子は困惑してしまい数日たっても返事をすることができません。
そして安子は悩んだすえに幼馴染のきぬに相談したのでした。
すると、今までの状態が不自然だったというきぬは何が問題なのかと安子に迫ります。
そんな時にロバートが店先を通りかかったため、きぬとの話を中断してロバートと親しそうに話し始めた安子。
その様子を見たたきぬは何かを感じ取って、あらためて安子にどうしたいのかを自分ではっきりさせるようにと告げたのでした。
その頃、算太は『たちばな』の再建を着々と前に進めていて、店舗に合った物件を見つけていたのです。
そして、開店の融資を受けるために信用金庫へ申し込みをしようとするかたわらで、好意をよせている女中の雪衣に自分の想いを伝えていました。
店を開く物件が手に入ったら自分と一緒に暮らさないかと雪衣を誘った算太。
一方で、ロバートと一緒に『ディッパーマウス・ブルース』に向かった安子はマスターの定一に『たちばな』の再建が実現しそうだと嬉しそうに報告していたのです。
ぼんやりと描いていたいくつかの夢の形が次第に見えてきたと告げた安子に定一はそれを詳しく知りたがります。
それは、戦死した稔の夢でもあった、どこの国とも自由に行き来できる世の中になって欲しいというものだと明かした安子。
安子は、いろんな国の人に『たちばな』の『おはぎ』を食べてもらって、日本の良いところを広めたいと言うのでした。
そして最後には、夢に向かって進む自分の姿を娘のるいが見ることで笑顔になってくれたら幸せだと安子は笑顔で話したのです。
ディッパーマウス・ブルース』を出て二人並んであるいているとき、ロバートが安子の『おはぎ』が美味しい理由が分かったと言います。
それは、さまざまな思い出と悲しみと娘への愛情の味だと告げたロバートは安子を素晴らしい女性だと褒めて露店で買った花を手渡したのでした。
安子がロバートと別れてひとりで歩き始めた途端に勇が姿をあらわして、今まで一緒に歩いていた外人のことを問い詰められます。
すると、勇が何も言っていないのに慌てふためいて必死に言い訳をし始めた安子。
その狼狽振りをみた勇は、わかったと言い残して安子の傍から離れていったのです。
雉真家に戻った安子は千吉の部屋に向かい、『たちばな』の再建の目途がたったことを報告したあとで、それを機に甘え過ぎたから家をでると告げます。
しかし、るいの傷を治すためには多くの金が必用だからと娘は置いていけと迫ります。
千吉は雉真の子供として育てられることがるいにとっても一番で、安子にはるいの治療を続ける多額の金を工面することなどできないと告げます。
るいの治療費のことを言われてしまった安子は何も言い返すことができなかったのでした。
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